赤線地帯 [DVD]

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監督 : 溝口健二 
出演 : 京マチ子  若尾文子  木暮実千代  三益愛子  沢村貞子 
  • 角川エンタテインメント (2008年8月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988111285454

赤線地帯 [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • 2010.11 視聴

  • 生きるために働く。働くために生きてるわけじゃない

  • 溝口の2作品ぶりの白黒映画にして、遺作。そして彼の数少ない現代劇。溝口を代表する映画にはなかなか挙がらない気もするが、撮影はもちろん宮川一夫だし、キャストは溝口の他の作品に出演した人物が多い。実は溝口らしい作品であり、一方で遺作にして新境地を魅せてくれた作品。

    時は売春禁止法が出るか否か、1956年。各々事情を抱えた女たちが売春宿に集まってくる。悲惨なまでに貧乏な女、無垢にも結婚を夢見る女、まだ社会に揉まれたこともない若い女、息子に縁をきられた女、お金に執着する女。彼女たちはそれぞれ事情はちがえど、ひたむきに生きていく。しかしもちろん挫折もする。現実はそう甘くもない。自殺未遂のシーンは印象的だ。その悲劇すらも溝口は、からっと軽妙に描くのだ。女は強いってのは本当だろ?とまるで言っているかのように。

    最後の侘しさは悲哀にも思えるが、それでも生きていかなければいけない現実を叩き付けている。それが溝口が描いたリアリティなのだろう。

  • 日本映画とはこういうもんなのだよなぁ~。タフである。男であろうが女であろうが人の一生とは売春となにが変わるか?全く古びた感じがしない。京マチコの軽妙さはもちろん木暮実千代の静かなふてぶてしさも好きだ。生きる事が辛いと感じない人は生きて行かないと思った。

  • 夢ちゃんに感情移入してしまった‥

  • 女性のわかりやすい不幸の形が詰まってる。溝口作品は初めてだったけど、時代を超えて普遍的なものは必ずある。感情の揺さぶりに時代なんて関係ない。ただ、見終わって疲れるんだよね。こういうのって。

  • 68点。1950年代の売春防止法制定に揺れる吉原を舞台に娼婦達が繰り広げる群像劇。溝口健二監督の遺作となった作品だが、下働きだったしず子が店に出るラストが監督自身のその後を示唆するかのようで印象的。
    トゥーランガリラ交響曲のオンド・マルトノみたいな電子楽器を使った怪奇調の音楽がすんごいミスマッチ。調べたらクラヴィオリンという楽器らしい(シラネー)
    いつの時代も女性はたくましく、男性はしょうもないんだな。

  • たくましい女たちと悲しい気持ち

  • 強者の論理では解決しないし、だからといって、弱者の視点だけでは悪循環にはまる一方だ。

    赤線地帯は、今でも確実にある。

    木暮実千代がちょっと高木美保に見えてならなかった。


    【ストーリー】
    赤線地帯にあるサロン「夢の里」で働くさまざまな女性たちを描く群像ドラマ。
    父の保釈金のために働くやすみ、失業中の夫をかかえたハナエ、元は黒人兵のオンリーだったミッキーら、女たちはそれぞれにたくましく生きていく。

  • 売春禁止法ができる寸前の吉原の話。
    昔の売春の方が、健全なんじゃないかと
    思ってしまう。
    現実の闇はもっと深いんだろうけど。。。

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