68点。1950年代の売春防止法制定に揺れる吉原を舞台に娼婦達が繰り広げる群像劇。溝口健二監督の遺作となった作品だが、下働きだったしず子が店に出るラストが監督自身のその後を示唆するかのようで印象的。
トゥーランガリラ交響曲のオンド・マルトノみたいな電子楽器を使った怪奇調の音楽がすんごいミスマッチ。調べたらクラヴィオリンという楽器らしい(シラネー)
いつの時代も女性はたくましく、男性はしょうもないんだな。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2011年11月8日
- 読了日 : 2011年11月8日
- 本棚登録日 : 2011年11月2日
みんなの感想をみる