犬と私の10の約束[プレミアム・エディション](2枚組) [DVD]

監督 : 本木克英 
出演 : 田中麗奈  加瀬亮  福田麻由子  池脇千鶴  布施明  高島礼子  豊川悦司 
  • 松竹 (2011年10月17日発売)
3.36
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感想 : 76
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988105058842

感想・レビュー・書評

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  • 私は愛犬を飼っているけれど、いや愛犬との一瞬一瞬を心底大切にしているからこそ、全く心に響いてこない安易で稚拙な映画だった。

    それはないでしょ?それはどうなの?
    それはありえないでしょ?の連発。
    まるで幼い子供が作ったような夢物語のストーリー。
    ワンコを飼う(命を預かる)ってもっと大変なことだし、覚悟だって責任だって必要。

    この作品のターゲット層やメッセージ性が伝わってこない。
    この映画を見て気軽にワンコを飼いたいって思う子供がでてこないことを祈る。

    飼うに到るまでの経緯の軽さ。
    母親が仕組んだにしても、子犬をあんな形で迷い犬にさせる?その間のご飯は?
    母親は不治の病、父親は多忙な医者で犬嫌い、そんな中、ゴールデンレトリバーを迎える家庭がある?
    しつけや病気の予防、日々のお世話だって大型犬は大変。
    それらを棚上げにして「10の約束」?笑っちゃう。

    さらに、転勤になったからって一緒に住めないなんてそんな無責任なこと考えられない。
    気軽に何ヶ月も幼馴染に預けられる?
    しかも、外飼い・小屋無し・ちゃんと係留もできない場所で、家族がそのまま外国に留学しちゃって、誰が面倒見るのかと思ったら、自力でリード外して迷子犬になって保護されるって、いろんな意味で無責任で大問題なのに、誰もノータッチ。ちょっとありえない。

    歳を重ねれば重ねるほど愛しくてたまらなくなる存在のワンコに対して、大人になったあかりの身勝手さ。
    邪険にされる場面が死ぬ時よりも切なかった。
    ワンコを飼うってもっともっと大変だし、愛犬から学ぶことはいくらでもある。

  • 破壊力強過ぎた(´-ω-`)

  • 犬の十戒を基にしたお話です。

  • 北海道・函館に暮らすあかり。母が病気で入院したあかりの前にあらわれてゴールデンリトリバー犬にソックスと名付け飼い始める。母はあかりに犬を飼うには「犬と10の約束」を交わし大事にしなければならないと言い残し亡くなる。母を亡くした悲しみを癒やしてくれたソックスだが、大学病院勤務の医師の父の転勤のため泣く泣く同級生の進に託す。進はクラシックギターの勉強のためパリ留学が決まり、父は病院を辞め函館で開業する。
    7年後、獣医学部に進学したあかり。進と再会し旭川の動物園に就職したあかりはソックスのことを忘れがちになっていた。ある日進が交通事故にあい以前のようにギターを弾けなくなってしまった。ふさぎ込んだ進の心を開いたのはソックスだった。
    老犬となったソックスはあかりと父に見守られ他界し、あかりは進と結婚する。

    「犬の十戎」をモチーフに北海道の少女と犬の10年を描いた感動作。犬の扱いについてはちょっと疑問に思うところもあるけど。。。犬は苦手だけど心優しいお父さんトヨエツが新鮮。クラシックギターに打ち込む進くんとあかりの恋は「耳をすませば」の2人のように爽やか。子役たちもかわいい。

  • 別途

  • この類の話は犬の可愛さや尊さに頼り過ぎで
    説教臭くお涙頂戴になりがちという印象があるので
    敬遠していたが、函館が舞台ということと
    福田麻由子さんが好きなので見てみた。
    お涙頂戴どころか、犬を飼うことに対して
    あまりにも無責任な描写しかなく、
    本当に犬の十戒をモチーフにして作ったのか疑ってしまう内容だった。

    この映画を楽しく見られる人、感動できたと言える人は
    余程フィクションであり現実には有り得ないこと
    として割り切ってみられるか
    犬が好きではないか
    ファッションで犬が好きと言える人なのだと思う。
    普段は好みが違うだけとスルーできるが、流石にこの内容の映画を見て
    感動したと言う愛犬家の人たちは普段犬とどう接しているのかと思うと
    怖くなる。

    自分はたとえフィクションでも、
    一番物語の核になる大事なところ
    このテーマで言えば犬を飼うということには
    嘘を混ぜてはいけないと思うので
    この映画は面白いというより腹が立つ内容でしかなかった。

    よその犬を、向こうから駆け寄ってきたのを
    撫でるのは兎も角抱き上げるのはちょっとどうだろうか。
    飼い主が掴まえてくれと叫んでいたとかならまだしも
    飼い主に断りもなく撫でるのもどうかと思うのに、抱き上げるのは最悪の行為だ。
    その時点で既に、犬の扱い方を間違えている気がする。
    後で札幌のシーンでも飼い犬に「かわいいー」と声をかけ
    飼い主が「こんにちは」と言ってきても無視して
    犬にだけ構おうとしている。愛犬家以前に人として非常識だ。

    それとあの砂浜は犬の散歩にはあまる向いていないと思う。

    迷い犬は保護して然るべき所へ届け出を
    いくら函館でも犬、しかも純血種の子犬がふらふらしているのもありえない。
    中学生でも、迷い犬などの可能性を考えるべきだったろう。
    拾得物横領、犬が家族と言うなら誘拐である。
    野良犬がいてもおかしくないど田舎設定なのに
    夜にクラクションの音が響いているのも違和感があった。
    後から足した音のように思えてしまった。

    都会の人がロケハンだけやってきて
    景色だけ良いと思って函館を使ってしまうからだろう。
    家から砂浜も遠いだろうし。

    描写が無いが、警察や保健所に届けたのか。
    病院へ連れて行って予防接種はさせたのか。
    リードもつけず、いくつかもわからないのに
    外を歩かせて犬の健康が気になる。
    後から、引き取ってもらったという話が出てくるが
    子犬を放し飼いにしていて庭に迷い込んだ
    設定なのだろうか。違和感しか無い。

    逃げるなと言いながら犬を追いかけ回し
    シャツをかぶせ。
    本当に犬好き向けの映画なのだろうか。
    せめてハムやチーズで釣るとかして欲しい。

    母が入院している病院は犬を連れ込んで
    (しかもキャリーケースにも入れず)良い病院なのだろうか?
    庭部分はOKということにしても、リードはつけて欲しい。

    テーブルに犬が手をのせているのを叱らず
    犬嫌いの父に「大丈夫」というのも酷い。
    まともにしつけをしてないだろう。
    これでは上下関係を覚えることもできないだろう。
    塩分の多い鮭をなめていても慌てて止めるのではなく
    笑いながらなのが信じられない。

    小型犬も勿論だが、大型犬はサイズが大きく力も強いので
    より一層きちんと躾をすることが必要だ。
    まともなペットショップや経験者なら、父親などの男性、
    群れのリーダーポジションを取れて大型犬に負けない腕力のある人間が
    家にいない状態での大型犬の飼育は止めるはず。
    本作では父親は仕事でおらず、母親も入院している。
    にも関わらず子犬を譲る人間もあまりにも無責任だ。
    子供がひとりで可哀想でどうしても動物を飼うなら
    鳥や猫、せめて小型犬であろう。

    一度ペットを飼ったならペット可物件以外は選択肢にならない
    転勤先にペットを連れていけないという無責任さ。
    しかし無責任という体ではなく、
    あかりが「寂しい」でしか無いのが腹立たしい。
    犬の十戒をモチーフにしているのに、全く犬を家族と見ず
    命の責任を持っていないところが驚きだ。
    「すぐに迎えに来る」と言いながら、
    犬を避けている友達に犬を押し付ける。
    そんなに家はすぐ見つからないか?
    多少思い通りでなくともとりあえず
    ペット可の家を探してから引っ越せばいいし
    どうせ父親は元々家事がろくにできず
    仕事が忙しくて家にいなかった設定なのだから
    それまであかりは函館でソックスと暮らしていればよいだろう。

    二ヶ月経ってもペット可の家を探していないし
    札幌から函館の空港までバイクで行くのだろうか?
    転勤先は札幌と言っていたように思ったが。
    そしてロケ地は木古内らしいが
    そこからタクシーで空港に駆けつける?
    父親も辞表を出すならもっと早く出して欲しかった。

    札幌から「会えるぞ」と駆けつけるが
    市電の人が首輪の電話番号を見てかけてくれた訳で。
    多くの人に酷い迷惑をかけているのに謝ったのだろうか。
    「ペットじゃない、家族だ」と言うならそもそも何故置いていったのか。
    ソックスが脱走しなければ進の家に預けたままの予定だったのか?
    足も丸出しで犬を寮に連れ込む非常識さ。
    隠れて連れ込んで飼うつもりがあったのなら
    最初からそうしてさっさとペット可の家を探せば良かったのだ。

    犬がいると旅行に行けないと言い出す無責任な人間は
    本当に腹立たしい。あかりには二度と犬を飼わないで欲しい。
    犬と離れる時間が勿体ないから当然一緒に行くか
    そうでないなら旅行へ行かないものでは。

    父親が学会だから預けられない、程度の日数なら
    ペットホテルなり、池脇さんに預かってもらうなりすればよいのでは?

    昔とはわけが違うのだし、ペットは室内外すべき。
    しかも卒業式のシーズン。冬だろう。
    雪も無いが。
    尚更室内に入れてやるべきだ。凍死しかねない。

    夏は夏で、ペット用蚊取り線香のひとつも焚いているのだろうか?
    熱中症にでもなったらどうするのだ。

    あんなに飼いたいと言ったのに、犬のせいで
    自分は色々我慢していると言い出し、
    犬嫌いだった父親にソックスを押し付けて旭山動物園へ。
    犬飼いというより人間としてどうかと思うのに
    映画の作りとしてはほんわか成長物語状態。
    飼い犬一頭すらまともに面倒が見られないのに
    動物たちのことを考えていて忙しいとはどういうことなのだ。

    久し振りに帰ってきて、ただいまと言いながら抱きつきもしない。
    「虫入るから」と窓をしめてしまう冷たさだ。


    犬は老いてもかわいい。
    元気いっぱいで体力無尽蔵な幼犬の頃もかわいいが、
    老いて動作がゆっくりになるがそれでも目が輝いていて
    底なしに優しい老犬もかわいい。
    犬の十戒を描くなら、そこが描かれるのかと思っていた。

    しかしあかりがソックスをかわいがっている様子が見えない。
    あかりは卒業式で袴を自宅で自分で着られる設定なのか?
    何故晴れ着を着てから犬に餌をやるのか。
    それで「ソックスの馬鹿」とは八つ当たり過ぎる。
    おまえが馬鹿なのではと正直思ってしまう。
    池脇さんは晴れ着のまま犬を抱いているが。

    ソックスが何歳の設定なのか。
    今どきは10歳でそこまで老化するとも限らない。
    段差が辛いほど老化しているなら、
    段差をなくすなどの対応をしてやるべきなのに
    そんな老犬をよその家に押し付けたのか。

    おしめなどをしている様子も無いがどういう状況なのか。
    父親が外に仕事に行っていたらあかりはどうするつもりだったのか。
    病院は休みなのだろうか。
    あかりの職場の人はまともそうだが
    旭川から函館は
    「今日『は』帰っていい」という距離ではないのだが。
    そこまで言ってくれるなら休みも取らせて欲しい。
    しかも急いで帰っているはずなのに9時間かかる列車で帰省。
    なぜ飛行機で帰らないのか。

    獣医にはちゃんと見せているのだろうか。
    なにか、手遅れで治療もしようもない病気だと
    診断されたのだろうか。
    だから家で看取ろうと決意して、という描写があればまだしも
    老衰設定で急に立てなくなる?
    犬が顔を近づけようとして、でも動けないとか
    近寄ってほしくて手を動かすという演出ならわかるのに、
    わざわざ人間ライクに
    ぬいぐるみの腕を使って、手をつなごうとさせるのも
    馬鹿にしている。


    進むは犬に指を噛まれるのを心配するほど楽器に入れ込んでいるのに
    楽器を携えて砂浜は歩かない方が良いのでは。
    親に言われてやっているだけなのか、心底ギターが好きなのか謎である。

    ところであかりのことを、進に断らずに楽屋に入れてしまう
    函館市民会館の対応も酷い。
    バックヤードに入れるなら身元確認くらいするだろう。

     

    あかりのどこが魅力なのか
    あっち向いてホイを突然ふっかけてくるのも、
    素直だと繰り返し言うのもクラスメートを馬鹿にしている感じで
    あまり良い気持ちはしない。

    それまで室内飼いもしていたソックスを
    進は玄関に繋いで外飼いしている様子だが
    当然犬小屋もなければ水も置かれていない。
    進の両親はかなりの毒親にしか見えないが
    よくソックスを預かるのを了承したものだ。
    散歩はきちんと行ってくれているのだろうか。
    あかりの父は飼育料を支払って星の両親にきちんと会って
    託したのだろうか。

    進が留学すると聞いてあかりは約束だから見送りに行くと言うが
    そんなことよりソックスはどうなっているのか。
    進がいなくてもあの両親が面倒を見続けてくれるという約束があるのか。
    あかりはそれに触れない。
    ポケベルがあるのにメモを空港の壁に貼っていく進も謎ではある。
    ロマンチストなのだろう。

    まともに繋いでいないので、リードがあっさり取れ
    ソックスは彷徨う。
    大型犬をきちんと係留できないのは犬嫌いな人から見たら恐怖でしかないのでは。
    雨の中、車の往来もある町を彷徨い、市電に乗り込む。
    BGMも含めてほんわかと冒険譚みたいな描写だが
    どういうスタンスでこの映画を製作しているのだろうか。

    あかりが人の家に犬の足を洗いもせず上がりこむのも疑問。
    色々と迷惑をかけておいて、あかりはよくあの両親に挨拶しに行けるものだ。
    意外と父親はまともに挨拶を返してくれて驚いた。

    セラピードッグは訓練を受けた犬なのに
    そうでないソックスを、進とソックスの意向無視で
    星家に押し付ける。
    良かれと思って、という体なのが最悪にいただけない。

    犬は可愛がればよいだけではない。
    面倒を見なければいけない。
    だからこそ、謂わばいいとこ取りができるように
    セラピードッグがいるのだ。
    惚れた男を”助けてくれた”から犬を見直し
    「これからまた仲良くしよう」と家に入れようとする。
    トイレは? 散歩は? ご飯は?
    すべてが描かれない。


    豊川さんのお父さんは可愛くて良い。
    少々ベタ過ぎる嫌いはあるが。
    トースターやオーブンがあるのに
    今どきどうやったらトーストが真っ黒になるのか。
    だいぶやり過ぎだ。

    家族の意向を無視して妻に告知する院長もありえない。
    東京からわざわざ函館に国会議員が来るのも
    豊川さんの腕前や院長のクズさをアピールする為にしても
    あまりにもベタだ。

    中学生の娘がいる父子家庭だというのに
    歓迎会と称して飲みに誘う新しい職場もどうかしている。 

     
    わざわざ函館の全景を冒頭で見せて
    この町でと言っているのに方言も使わないのだなというのも思う。
    単に景色が綺麗っぽいところ、というだけで
    それ以外に函館を使った意味が無いから
    無意味なロケーション選択や無駄な演出が増えるのではないだろうか。

    旭川から函館がどれだけの距離があると思っているのか。
    函館空港から、親に連絡もなしにふらっと
    「ただいま」と帰ってくるようなものではないのだが。
    そんな設定にしたければ、東京で上野動物園で働いていて
    大型犬可物件が無くて、という方が
    まだしも無理がなかったのでは。
    ただ旭山動物園が本州人に流行ったから使っているのではと思えてしまう。

    池脇千鶴さんの犬は桜の花びらを載せられたり
    枠をかぶせられて毛を四角にされたりと
    おもちゃにされている。
    飼い主なら犬が店先の商品に触れないように
    リードも短く持って気をつけて見ておいて欲しい。

    百歩譲って犬があっち向いてホイは良いとして
    わざとらしく人に話しかけられたら
    犬に頷かせたり、尻尾で不自然に調子を取らせたり
    するような演出ひとつとっても
    人間善がりの映画である。


    犬を飼い始めたのに、大きくなったから、病気になったから、
    可愛くなくなったから、旅行へ行きたいから、という理由で
    犬を保健所に持ち込む屑な人間は実際存在する。
    命である、家族であると思っていない。ファッションなのだ。

    犬の十戒なら、責任を問うべきだ。
    この映画ではそうした無責任さとは程遠いまともな飼い主が出てくるか
    反面教師として無責任な飼い主が出てくるか
    最初は子供で無責任だったがだんだん成長するか
    と言ったパターンかと思っていたが、そのどれでもなかった。

    あかりは邪険にしておいて自分の都合の良いときだけ
    ソックスを可愛がる。最低の飼い主の見本であるが、
    映画内でそれが駄目なことだと指摘されない。

    これまで散々放置していたのに、
    ソックスが死ぬところで突然号泣しだすあかり。
    思っていたような、死を題材にして無理矢理泣かせにくる
    お涙ちょうだいものですらなかった。

    プリントされた写真が外に置いてある犬小屋に
    溜め込んでいて、くっつきもせず埃をかぶった程度で
    綺麗な状態で見つかるのも無理がある。


    進との恋愛模様もろくに描かれず結婚してしまうし
    犬との愛を描きたいのか、娘の話なのか
    父娘の話なのか、幼馴染との恋愛なのか
    テーマがぶれぶれでどれも薄い上、
    本来のテーマと思われる犬に関してが
    とても犬を飼った経験がある人が監督脚本をしているとは思えない内容で
    あまりにひどかった。
    正直、まともに犬を飼っている人がこの映画を見て
    腹が立たないはずはないし
    「犬っていいな」と思った方は映画にとどめて
    犬や生き物を飼うのはやめて欲しい。
    せめて勉強をしてこの映画の何が駄目なのかわかってからにして欲しい。

    あかりの父親が妻に耳掃除をしてもらいながら泣いていたシーンが
    一番泣けたと思う。
    嫁もソックスもいなくなって娘も嫁に行き
    一人残される父親が一番不憫だ。

  • 配置場所:摂枚視聴覚
    請求記号:S778.21||M
    資料ID:50900764

  • こんな夢を見ました。私が寝てます。布団の中に犬が腕を枕にして寝てます。犬は暑がりで何時もは布団の上の足元あたりで寝てます。あれ、珍しいなとそれだけ寒いんだよなと思っていると布団から抜け出して、ぶるぶると体を震わせます。そして、また布団の中に入ってきました。

    犬とは子供の頃に飼っていたマルチーズです。その犬の事を思い出して、4月最初の映画はこれを選びました。田中麗奈も加瀬亮も若いなと思ったら2008年の作品。最初は犬嫌いだった豊川悦司もベタな演技をしてます。

    子供の頃に犬を飼う。お母さんの死、同級生との恋、その同級生の夢の挫折、色々と話を散りばめ、犬が絡んでいきます。ストーリ的には、この後、こうなるだろうと予想した通りに進んでいきます。

    泣かそう、感動させよう的な製作者の意図をもろに感じさせます。それでも、悪くはないです。ヒネた見方なレビューもありますが、それは観る人がヒネているからでしょう。自分が観て色々と思うよりも、自分の子供と一緒に観たいなと思う映画でした。

    田中麗奈の少女役の福田麻由子も犬との最初の出会いから関わりを可愛く演じてます。この女の子どこかで観たなと思っていたら『Little DJ~小さな恋の物語』という映画にも出てます。この映画も感動、涙的なベタなストーリ的に進行していきますが神木隆之介ととっても優しいキスシーンが印象に残ってます。
    最近の出演作は分かりませんが、今後伸びていって欲しい女優さんです。

  • 個人的にゴールデンレトリバーが好きで、
    ソックスが登場するたびに可愛くてしかたなかった!!
    犬との「約束」をスケッチで確認するシーンは、
    犬が語り掛けてくるような感じで、感動してしまいました…。

  • あぁ、、、犬飼いたい!と思わされました。

  • 原作を読んだ時以上に泣いてしまった。

  • 犬との10の約束を教えてくれるお母さんの優しい声
    約束のとおりに、いつもそばにいてくれる優しい犬のソックス
    ――これは泣かずにいられようか~っっ 泣かされた~

    明るく哀しみを乗り越える少女時代を演じた福田麻由子ちゃんがかわいかった

    映画としては良くも悪くも「わかりやすい」
    わかりやすい伏線 わかりやすい伏線回収
    わかりやすい犬との10の約束
    ここまでわかりやすいと、ちょっと気持ち悪さを感じるところもあったけれど
    家族向け映画としては正しいのかなと思う

  • 動物もの・・・嫌い
    泣かせる系・・・嫌い

    ってことで、私が見るべき映画ではなかった。

  • 函館に住む斉藤あかりは医師の父 祐一と母 芙美子の3人暮らし。
    母の入院中に家に迷い込んできたゴールデンレトリバー"ソックス"を家族に迎えた斉藤家だったが、
    母の病状が悪化し亡くなってしまう。
    ソックスのおかげで立ち直った あかりだったが、
    父の札幌転勤が決まり犬を飼える住まいが見つかるまで
    ソックスはあかりの友人でギタリストを目指している星君宅に預けられることになる。

    函館、札幌、旭川。北海道の3大都市を舞台に 犬を家族に迎えた一家の10年間を描く。
    動物と暮らす人は必見。
    自分の経験とも重なる部分が沢山あって号泣。泣くよこれは。
    10番だけは自分にとって本当に心残り。でもずっと覚えているから。


    ソックスとの10の約束
    ①私の話をがまん強く聞いてください。
    ②私を信じて。私はいつでもあなたの味方です。
    ③私とたくさん遊んで
    ④私にも心があることをわすれないで
    ⑤ケンカはやめようね
    ⑥言うことを聞かないときは理由があります
    ⑦あなたには学校もあるし友達もいるよね でも私にはあなたしかいません
    ⑧私が年をとっても仲良くしてください
    ⑨私は十年くらいしか生きられません だから一緒にいる時間を大切にしようね
    ⑩あなたとすごした時間を忘れません 私が死ぬときおねがいします、そばにいて。

  • 犬の生涯を描くということは、飼い主の人生を描くということなんだなあ。犬を飼っている人にはたまらない作品だろうと思う。ソックスちゃん、可愛かった…

  • 2008年作品 本木克英監督

    斉藤あかり(福田麻由子→田中麗奈)に犬を飼いたがっていた。
    父親(豊川悦司)は 犬嫌いだった。
    母親(高島礼子)は 病気がちだった。
    そんな中に ゴールデンレトリバー犬がやってきた。
    足が白いので、ソックスと名づけて飼うことを許してもらう。
    そのときに 母親から 犬と10の約束をしなけらばならない。といわれる。

    犬との10の約束
    『1.私と気長につきあってください。
    2.私を信じてください。それだけで私は幸せです。
    3.私にも心があることを忘れないでください。
    4.言うことをきかないときは理由があります。
    5.私にたくさん話しかけてください。
     人のことばは話せないけど、わかっています。
    6.私をたたかないで。本気になったら私のほうが強いことを忘れないで。
    7.私が年を取っても、仲良くしてください。
    8.私は十年くらいしか生きられません。だからできるだけ私と一緒にいてください。
    9.あなたには学校もあるし友だちもいます。でも私にはあなたしかいません。
    10.私が死ぬとき、お願いです、そばにいてください。
     どうか覚えていてください、私がずっとあなたを愛していたことを。』

    父親は函館の総合病院を簡単に辞めて 自分で病院をやる。
    そのやめる理由が いいなぁ。
    豊川悦司の父親役が板についている感じだ。

    あかりは 獣医となって、動物園で働く。
    犬嫌いだった 父親がだんだんとソックスの世話をする。
    あかりの幼馴染だった星進(加瀬亮)が ビッグになって戻ってくる。
    あかりは 星進 と付き合うようになり
    弾けなくなってしまった星進に ソックスを貸す。
    星進はいやされ、復帰する。

    あかりは 10番目の約束がはたせるのか?

    犬の映画はみているだけでも 癒されますね。
    犬を飼ってみたいと思わせるほど・・・犬っていいなぁ。

  • 犬はそばにいてあたりまえになってしまいその存在の大きさに気が付かなくなってしまうのです。母親が託した10の約束はすごい。犬屋さんで配ってほしい。

  • 泣いた・・・

  • ゴールデンがひたすらカワイイ。
    若い時の無邪気な行動といい、老いたときのやさしい眼差しといい、やっぱり素敵なわんこです。

    十年の間、お母さんを亡くした女の子のそばに寄り添っていたわんこのお話。

    10の約束の内容にグッときました。
    物語の途中で約束が意識されることはなかったので、他の犬の映画と特別違いがあるお話ではなかったです。

    安心して見られる映画ではあります。

  • すごいよかった( ; ; )本当ボロボロ泣いた( ; ; )加瀬亮もかっこよかった( ; ; )

  • 犬に限らず、動物と暮らしている人は観るべき!です。もちろんハンカチとティッシュを用意して。

    命には限りがあるから大切にする・じゃなく、生きている事に感謝する事が大切なんだなぁ‥と思いました。

  • 自分も犬を飼っているため、また犬との付き合い方を深く考えさせられた作品。
    不覚にも泣いてしまった

  • 田中麗奈と福田麻由子って、似てる?

    海辺の女子高生のチョイ役で、シムソンズの藤井美菜が出てる。

    犬の映画としては、この作品と「クイール」が好き。

  • 昨日あった完成披露試写会に行ってきました

    舞台挨拶ではまず映画に出演した犬のソックス他
    いろんなワンちゃん10匹が舞台挨拶(笑)
    舞台で紹介された後、客席の通路を通り(触れました~)
    会場の後ろの特別招待席に座って(笑)
    舞台挨拶を見ていました
    とってもお行儀良くてきちんと座って舞台を見てて
    出演者の俳優さんたちもすごく笑っていました
    こういう企画もおもしろいですね
    加瀬さんは「無理がある企画ですが・・・」と笑っていましたが
    そのとおり、舞台挨拶の終盤にはワンちゃんたちは思い思いのポーズで
    寝てました(爆)
    豊川さんはふざけて犬語で挨拶するし
    「わわん、わんわん、わん・・・」って意味不明(爆)
    可愛かったです
    舞台にあがった犬のソックスはドッグトレーナーの方が話している間
    ずーーっと加瀬さんの顔を見つめていて
    場内からも笑いがおこるほど
    なついてたのね~

    主演の田中麗奈ちゃんはよく舞台挨拶で見るんですが
    ほんと彼女は挨拶でよくしゃべります
    一生懸命作品のことや感想を伝えようとしてとても好感度大です
    若いのにえらいです
    だから出演作品も多いんでしょうね

    豊川さんはクールでおちゃめでかっこよかったです
    私は前から3列目だったんですが
    すぐ後ろが豊川さんのファンの方たちで
    みんな「大豆ですから」を出して「豊川さ~~ん!」と叫ぶので
    便乗して手を振ってしっかり視線&笑顔いただきました(爆)
    そういえば麗奈ちゃんと豊川さん、「大豆ですから」コンビだ~(笑)

    さらに主題歌を歌うBOAまでやってきて挨拶しました
    映画を見てレコーディングをしたそうです
    彼女も犬を飼ってるそうで
    犬目線でこの曲を歌ったということです
    そう思って聞くとけっこう感動します


    そして肝心の作品ですが
    「犬を飼うときの10の約束事」ということで
    もう泣くのは絶対わかってるんですが(笑)
    やっぱり泣きましたよ

    だって
    「あなたには学校もあるし友達もいる、でも私にはあなたしかいない」
    「私の方があなたより先に死にます、死ぬ時はそばにいてください」とか
    泣けと言ってる様なもの
    私はネコ派ですが、犬だって可愛いし、やっぱ動物ものは泣いちゃいますよね

    でも犬中心かと思いきやそんなに犬ばっかりじゃなくて
    家族や友人の絆の物語でした
    家族の一員としてバランスよくソックスの物語が入っています

    娘の麗奈ちゃんと、お父さんの豊川さん、幼馴染の加瀬くん
    そして早くに死んじゃうけどお母さん役の高島礼子がすごくいいです
    むしろこっちの方が泣けます

    豊川さんの演技がすごく暖かくてよかったです
    優しくておっちょこちょいで、でも大きな愛で見守る父親役
    けっこう合ってるかもしれません
    最初の犬を怖がる演技なんて、最高に笑えます 必見(笑)

    麗奈ちゃんの子供の頃を福田麻由子ちゃんがやってるのですが
    やっぱりこの子はうまいから
    安心してみていられます
    麗奈ちゃんとも顔が似てるからよかったです

    加瀬くんもよかったんだけど
    プロのギタリストってゆーのが・・・ちょっと下手?(爆)
    まあギター初挑戦で一生懸命練習したって言ってましたが
    あまりうまく見えませんでした

    高島礼子さんもあまりにできすぎた母親ですが
    泣けます
    犬というより、母の愛、家族の絆の物語って感じでしたね

    犬好きの人が見たら号泣必至ですが
    犬と関係なく見ても感動できるなかなかいい作品でしたよ

  • 何回見ても泣く(TдT)。田中麗奈の服がかわいい。

  • かんどー!!
    【熊本学園大学:P.N. M&A】
    請求記号:778/イ
    資料ID:00914059

  • 最近邦画にはまっております。
    そんな中でタイトルから興味が出てみてみました。
    最初犬とのかかわりによって、精神的ストレスから解放される…様な内容かなと思ったけど。
    それだけではなく、アットホーム的なところあり、犬との生活の中でのかかわり、いなくてなならない存在からちょっとうっとおしく感じる存在。
    私も犬を飼っていたので、よく分かります。
    その中で父親役の豊川悦司は、うまい!!面白い!!最高。
    最初から最後まで、良い雰囲気を醸し出していました。
    ちょっと涙あり、笑いありで…おすすめの作品です。

  • 泣く事は承知の上で…。
    動物は素晴らしい。優しさでいっぱい。

    別れを覚悟しつつ、愛してあげなくては。

  • 動物ものは癒される。悲しいけど。加瀬亮の役がすごくいい。ギターを弾くところがとてもかっこいい。

  • じーーーん。
    田中麗奈さんがほんわかしてて、ゴールデンとのペアが良かった。10年程度の長いようで短い時間をどれだけ楽しく一緒に過ごせるかな。見終わった後、自分の家の犬をぎゅーってしたくなった。

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