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- / ISBN・EAN: 4988102611835
感想・レビュー・書評
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元祖殺人鬼ブギーマンの「ハロウィン」をロブ・ゾンビがリメイク。
マイケル・マイヤーズの少年期にスポットを当て、先天的な残酷さと悲惨な環境が彼を殺人鬼にしたことを描く。少年マイケルの何とも言えない怖さと悲しさがいい。
成人になってからの本編も、ローリーが感情移入できないキャラ設定がされていて、殺人鬼マイケル側で見てしまう。
ジェイソンやフレディと違ってブギーマンはただの人間であり、「デビルズ・リジェクト」にも見られた異質な殺人鬼の持つ悲哀が描かれている様に感じた。別エンディングでマイケルがドクターの説得に応じるバージョンがあるらしい。それをやってしまったらホラーとして成立しないが、そのバージョンがつくられたのも納得できる。
ベースはオーソドックスなホラー映画ながら殺人鬼の視点に立たされる意欲作。 -
マイケルが殺人鬼に至るまでの経緯、過去の話はなかなかに良かったと思います。
本家とは違いますがこれはこれで良アレンジなのではないかと思います。
とにかくマイケルが可愛いですね!!!! -
一番のホラーは15年間精神病院でお面を作り続けていただけなのに2m越えレスラー体系に成長してしまうマイケル少年な気がする。
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若干ジェイソンやレザーフェイスと似ていたような・・・?
アメリカではもういじめられっこは殺人鬼になっちゃうっていうのが定番なのかなぁ。
でもハラハラ感はあったので楽しめました。 -
ロブゾンビだから期待したのにぃ。
生まれついての悪魔の子成長日記。
ある意味笑えます。
脚本もあってないようなもんで。
そんなとこいたら気付くやろ!とか、あんな風呂に入って無そうなやつだからそんな近くに立ってたら匂うやろ!とか白昼堂々道端にぼーっと立つなとか。
しかも大人になったら、ほぼジェイソンと同じ。
淡々と人を殺すだけ。もちろんジェイソンはハロウィンをお手本にしてるわけですが。
こだわりもないし動機が見えない。
大体なんであの子が妹だとわかったの?
ナチュラルボーンな恐怖を描くには生い立ちが不幸だし、どちらかというと最初の人殺しは復讐だったし。
映像もなにもかも普通で、いや~どう見れば良いのか、まずリメイクする意味あったんか。
ん~~~これがロブゾンビのほんとの実力か??
カーペンターの原作を見てないのでなんとも言いようが無いですが、これ一本ではいい映画とは到底いえない作品っす。
ただマイケルの子役の子は、生身のチャッキーのようで、いい配役だと思いました。 -
原作への愛情はすごく感じたリメイク。マイケルくんの過去の回想が序盤長く、ホラーなのだが悲しい話に思えてくる。
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11月15日鑑賞。ジョン・カーペンター監督の名作のリメイク。荒んだ家庭に生きるマイケル少年、彼の異常性向が問題になった矢先、家族を含めた惨殺事件を起こし、刑務所に送られ・・・。オリジナルは後世の「殺人鬼もの」映画に大きな影響を与えたと言うが(私は未見)、このリメイク版はマイケル少年の過去について焦点を当てていて非常に興味深い。ただ、単純に「過去が不幸だったから、今殺人を犯す」とつながっているわけではない、理解できそうで理解できない・狂っているのか狂っていないのか分からないマイケル少年が怖い・・・後半は彼が巨体でもってセックスに耽る若者らを殺しまくる王道的展開になるが、この前半があるからこそ楽しめる。