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- / ISBN・EAN: 4988021132961
感想・レビュー・書評
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藤谷文子と蒼井優の存在がなければ、様々な意味で世にも恐ろしい映画になっていたと思う。でも海の外からの眼も大切なのか?
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人間て気持ち悪いよね。
その人間が集まる場所やもん、必然的に気持ち悪いよ。
3作ともシュールであたしは結構好き。 -
撮るなら勉強して
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3人の外国の監督さんによる、東京を舞台にしたオムニバス映画。
なんとも不思議な物語。
1話目が好き。 -
海外の映画監督から見た、東京象の短編集ということなのでしょうか。めずらしく、だいたい合ってる東京像だと思いました。
最初のはとにかく加瀬亮くんのとんちんかんぶりがたまらなくかわいらしかったのと、お風呂に入ってもイスになれる空気感がよかった。恋愛オチだったらどうしようっておもっていましたので。
次のはわけわかんない恐さと、渋谷の手榴弾事件は仰天。松重さん、最近大好きです。
最後のは香川照之さんの歪みなさに感服。わたしは、蒼井優さんのちまたの評価になんともいえない感触を持っているのですが、今回もそのいやな感覚を小気味よく裏切ってくれ、たいへんすてきな女優さんだと思わざるを得なかったのが悔しいです、ある意味。
ただし、まさかのLOVEオチに、少々苦笑いをしながらDVDのディスクを取り出しましたとさ。 -
芸術的な映画だと思う。
観念的というか知的というか深いというか…私にはわからない部分が多かったけど、ただ単純に?すごい?という気持ちをあっさりと抱いた。
最初のミシェル・ゴンドリーの作品は、フランツ・カフカの『変身』的なものをかんじました。
『引きこもり』を見た後、ピザを頼みたくなりました。 -
蒼井優、香川照之、藤谷文子、加瀬亮など豪華なキャストに惹かれて観たら結構なドン引き。
一話目。ミシェル・ゴンドリー監督による社会的に居場所のない女と椅子の話。
「今まででこんなに人の役に立っていると思ったことはありません」って台詞がぞくっとくる。
不条理演劇をやってきた身としては、シュールさに怖気は立つものの、嫌いじゃないぜ、こういうの・・・と言いたくなる。
明日は我が身というか、身につまされる感じ。
東京のあの隙間感とか、よく出てるなあ、と。この三つのなかならこの話が一番好きだったなぁ
それで続けて見た二話目。これはひどい。意味がわからない。
途中から観る気もなくしてレポートを書いていた。
深読みしようとすればいくらでもできそうな話ではあると思うけど、たぶんちがうと思うな〜
てかこれもう東京じゃなくてもぜんぜんよくないかい
三話目。優ちゃんかわいいよ優ちゃん
これは映像作品としてきれいなんじゃないかなあ。ひきこもりの香川さんの演技もいい。
ひきこもりから外に出た時、がらっと映像が変わって鮮やかな色合いになるのがいい。
「ゆれる」言いすぎでほかの映画思い出しちゃったよ・・・香川さんなんだもん・・。音楽はいいけど。
完全にミニシアター系、そしてアングラ
それこそ芸術家気取りの自主製作映画ってこういう感じなんだろうなあ とふと思う(大監督たちに対しての暴言) -
見たい。
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ミシェル・ゴンドリーが一番すきだった。
わけのわからない感じの、それがTOKYOなんだと思いました。 -
東京を舞台に3人の外国人監督が感じるままに映画をとった感じ。
奇妙なものが整然とでも雑然とした東京にぴたっとあってしまう。
東京でしか撮れない映画だ。そして、見る人を選ぶ映画だろうな。
俳優のキラッと光る演技に心を動かされ、あっという間に3作品を見切ってしまった。
B級ホラーのような設定なのに、すっと吸込まれてしまう。
引きこもりの世界観と蒼井優の瞳の美しさをボンジュノ監督がミックスした作品
「Shaking Tokyo」が特に印象的だ。
こんな風に俳優さんの魅力が引き出せるのかって、思わずメイキングを見てしまったくらい
(普段はメイキングなんて興味ないのに)。
東京はやっぱり面白い街だ。どことなく寂しくて、何が起きても不思議じゃない街。
3作品が別の場所、別の監督に撮られているにも関わらず、
東京というフィルターを通じて、透明感や浮遊感を感じさせる。これぞアイデア。