世界で一番美しい夜 デラックス版 [DVD]

監督 : 天願大介 
出演 : 田口トモロヲ  月船さらら  市川春樹  松岡俊介  美知枝 
  • ジェネオン エンタテインメント
2.68
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988102631031

感想・レビュー・書評

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  • 少子化をなんとかしたい政府の陰謀で作られたような映画。
    月船さららさんのヌードがとても哀しい。
    宝塚の男役の方は、自分が女性であることを認めてもらうために通常の芸能界に進出した際はここまでやらなくてはならないのか…(涙)

    薬をかがされてたまたまそのとき隣にいた異性とセックスをして子供を産むことが「世界で一番美しい」ように表現されたり、「高望みをしないことが幸せ」と相手を選りすぐって晩婚・少子化にならないほうが良いと思わせるような内容がとても鼻につく。

    昔と違って女性も子供の父親となる相手を選んで生きていけるようになったのに、セックスは個人同士の愛情確認行為ではないといった考え方にもつながる文化庁推奨の高評価ステマ横行映画というのは本当でした。

    海外の『パフューム』もたいがいだったけれど、これは本当にヒドい邦画でした。

    by太郎

  • 私的にはツボにはまりました。2時間40分の上映時間。長さは感じません。

    観終えてから調べて分かったのですが、父は今村昌平。今村作品も助手として多く参加してます。
    ヒロインの月船さらら。落着いた顔立ちの美人。どこかで見た事あるようなないようなと思いました。
    『アウトレイジ・ビヨンド』で大友扮するたけしと絡んでました。

    バイブレーターとして味のある演技の田口トモロヲを主演に持ってきてます。特別な強い存在感的オーラは出さず、
    他の個性的な共演者が多い中で上手く溶け合ってました。

    R18という事で裸や絡み合うシーンも多くあります。エロさは感じません。のほほんとした感じです。(過激な絡みもありますが。)

    ラストは切なてきでもあり、コミカルでもあります。
    久々に理屈や心情的な何かを思う前に、面白いと感じた映画でした。

  • 月船さららが出演してるとは思わなかった。
    しかもオールヌードとは驚き。

    さて、「出生率No.1の村」という事だが、こういう村があれば犯罪率というのは実際に減るのだろうか。
    人間の欲望の一つである「性欲」を無理なく満たされるのであれば、性犯罪の抑止効果が見込まれる。

    けど、男性の体力がもつかどうかは別問題。
    星空の下で営むっていうのはどういう気分なんだろうね。

  • 平和だね

  • 「争いあう正義より不正義でもエッチしてるほうがマシ」
    殺しあいなどによる革命でなく、愛(SEX)で世界を革命する「誰も傷つけないテロ」のお話。
    ヒッピー的ラブ&ピースを現代風味に味付けして、コメディ化したという感じ。キャラは皆濃いし、ドタバタ劇は見ていて面白かった。三上寛いいねぇ。
    しかし、18禁なのに文化庁支援というハチャメチャ映画。主張は確かに分かるし、考えさせられるものもあるけどちょっと変態要素の調味料が強すぎかな。

  • 総括するとセックスは素晴らしいって言いたい映画なのだろうか。(金出して観る価値はないと思った)R-18指定だったの知らなかった。
    題名のインパクトに比べれば内容はつまらん。
    強いて言えば元精神科医の輝子のミステリアスにささやくシーンは結構好き。
    文明が退化する代わりに出生率があがる、文明は進歩する代わりに出生率が下がる、先進国と後進国みたい。

  • 未来を作るのは思想でも、政治でもない。セックスである。

    長すぎる。

  • 筋、展開、主張は年末特別ドラマとか世にも奇妙な何某水準。欲を言えば設定について説明的過ぎて、小粒な印象が強いところでしょうか。もっとざっくばらんにしてもらった方が楽しめたように思う。
    アマゾンの高評価には、疑問がのこる。

  • どうして人間は不幸になってしまうのだろう?
    工夫するから、文明があるから不幸になってしまうのだと悟った男は、妻に別れを告げ、洞窟で文明を捨てて暮らすようになりました。
    生きた動物を食らい、寒さ暑さに耐えた男はやがて言葉を忘れ
    野人のように退化し、ついに”不幸でも幸福でもない状態”を手に入れました。
    しかし、数十年ぶりに再会した妻の顔を忘れ襲い掛かった男は、偶然にも火を発明してしまいます。
    男は、不幸になってしまうのでしょうか?

    上記は出だしのアニメーションで語られるんですが、これがこの映画の趣旨だと思う。
    とりあえず内容的には出産率の異常に高い村の人々が総理大臣に招かれてお褒めいただくことになり。
    その出産率の高さは何故なのかを、村の14歳の少女が高名な新聞記者へとリークするっていう形式で語られている。

    登場人物に元テロリストで今は「未来を作るのは思想でも政治でもない。セックスだよ」と趣旨変えし、”現代人の100倍の精力を持つ縄文人の精力剤を研究するセックステロリスト”となり、日夜チンコを鍛える二瓶が出てきて。
    深夜のドラマ枠でやっていそうなエロシーン満載。
    狐憑きやら幽霊やら天才少女やら性欲が強すぎて男を腹上死させてしまう女性とか出てきて。
    最終的には村民みんなでところかまわずセックスを始めるっていうカオスッぷりです。
    セックスに集中してトランス状態になれば、争いも憎しみも考える余地が無くなる。
    子供作って未来作ろうぜ!ってことかな。
    動物として見えば子孫をどんどん作っていくことがそもそもの目的だし。
    主張自体はそれほど間違っていないように思う。
    でも、誰彼かまわず側にいる人間とやって子供できちゃうのは困るなぁ。
    映画としては好きか嫌いかで言ったら、別に好きではないけど。
    面白いとは思う。

    あんまり映画と関係ないけど。
    主演女優の方が知的で憂いのある美人だけどガッツリ全裸になって前から後ろから突かれまくって。
    「あん!あぁん!いくッ!イクゥ!!」ヘッドホンしないとマズイくらいの全力のよがり声で。
    名前も妙に煌びやかだから、てっきりAV女優の方を使ったのかなと思ったら。
    元宝塚女優でビックリしました。
    でもこの女優さんけっこう好き。

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