エスター [DVD]

監督 : ジャウム・コレット=セラ 
出演 : ベラ・ファーミガ  ピーター・サースガード  イザベル・ファーマン 
  • ワーナー・ホーム・ビデオ
3.82
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本棚登録 : 1311
感想 : 278
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988135779588

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった!!
    まず思い出すのは楳図かずおの「洗礼」
    美しく一見可憐な少女がどう見てもフリルに似つかわしくない残忍で酷薄な台詞を連発する様は、洗礼の主人公、いずみを見ているかのよう。

    舞台構成は過去に娘を死産した事のある主人公が孤児院から一人の少女(童女)、「エスター」を引き取る所から始まる。

    主人公は元々旦那との間に二人の子供を設けている。
    長男ダニエル、次女マックス
    マックスは生まれつき難聴で、補聴器を装着しているが、殆ど聴力は機能しておらず読唇術と手話で周囲とコミュニュケーションを取っている。

    孤児院でひとり絵を描いているエスターと言葉を交わし、主人公の夫をはじめ、主人公もまたエスターのその人となりや一風変わった所があるが凛とした佇まいに惹かれ、エスターを引き取る事を決める。

    だが、エスターを引き取ってから主人公の周りではトラブルが相次ぎ・・・・


    というのが話の導入部。

    もう何しろエスターの衣装がとにかくかわいい。
    エスターは少女趣味なブラウスやワンピース、白のタイツにツインテールにリボンと、とにかく外見的な特徴がロリータ染みていて、その出で立ちとエスターの残虐性が悪魔的な魅力でもって、ベストマッチング。


    大体このテの物語はサイコな美少女がキレる頭脳を駆使して本妻から旦那を奪い取ろうと画策し、本妻のあらゆる証言は子供である少女の謀りによって誰にも信用して貰えず狂人扱いされてしまう、というのがパターンだが、この作品も例に漏れずエスターは自身がまだ幼い子供であるという事を最大限に活かして周囲を陥れ、主人公の立場を崖っぷちへと追い詰めていく。

    ここで重要なキーパーソンになるのが「耳の聞こえない妹」。

    主人公宅へ引き取られたエスターにとって、この耳の不自由な妹は自身に取って役に立つ駒だった。
    マックス(妹)は読唇術に長けており、その能力は主人公の声が届かない距離からでも唇の動きで何を話しているのか分かるほど。
    この幼く、そして自分に従順な素晴らしい「耳」をもったマックスを言いくるめ、エスターは自身の欲望を叶える為に様々な凶行を繰り返していく・・・

    EDまで楽しめます!
    EDの映像もカワイイ。
    個人的にはエスターが密かに描いていた絵も好きw
    むしろ好い。

    これは最高の萌え・サイコスリラー!!


    関係ないけど主人公がどうにもYOUに見えて仕方なかった。
    洋風YOU

    あと是非特典映像見てください!
    和みますwww

  • こわっっw
    もうどきどきしちゃってあっという間に見終わりました。
    お母さん頑張った。お父さん鈍感だった。
    子供たちかわいそう。
    エスター役の子どうなってるんだろう。すごい演技力。

  • これから見る人が知る点としては

    ・血がでる
    ・痛いシーンがある
    ・幽霊は出ない

    これだけ知っていて、そのうえでホラーが見たい!という人にはオススメです。
    ネタバレは一切見ずに、結末まで我慢して見てください。

    しかしまあ、原題がまた皮肉ですね。

  • なるほど。こういう展開は怖い。でも、切ないな。上質なホラーって、すごい切実な物語を内包してる。

  • まず言えることは、こわかったということと好きだったということ。

    あと子役の子の演義が素晴らしい。圧倒された部分があります。

    これを見る前に核心的なネタバレを見かけてしまっていたのでエスターの正体の発覚はあまり驚きませんでしたが、やっぱり発覚する前のエスターの様子が一番こわかったですね。

    唯一母とマックスが助かったのは本当に良かったと思います。

    あの後エスターはどうなったのか…神のみぞ知る、ですね。

    もう一つのエンディングはあれはそのままエスターがどっかに逃げるパターン…かな。どちらにしろその終わり方じゃなくて良かったです。

  • 一番の核心は、エスターの正体。
    単に大人の男を愛するマセガキではなくて、なんと……という。
    しかしワンアイデアものにありがちなこけおどしではなく、人物の性格や状況設定など、どれもしっかりしている。ミスがない。
    なおかつ後半のノンストップ感。
    思わず手に汗握ってしまった。

    強調したいのは、妹(長女)の天使っぷり!!

  • 三人目の子どもを死産した家族が養子に女の子を迎えたが…という話。

    DVDのケースを見た限りでは、エスターの周りで不幸な事件が起きるのはそういうのを引き付けてしまう体質なのかなと思っていたが、映画を見てみるとエスターががんがん事件を起こしてた。

    エスターの行う行為がことごとく人の神経を逆なでする行為で、見ながらうーーーんってなった。

    終始ドキドキ。家族のほとんどがエスターの餌食なってしまうんだろうなーと思いながら見ていた。

    実は子どもではないとわかってからのエスターの老けぶりは見物。化粧しているエスターも不気味だった。

    エスターの部屋の絵のカオスっぷりがすごい。

    やはり男はおばかさんだなーと思った。

  • この展開は読めなかった!!
    エスターのなんともいえない不気味さ、凶悪さにスリル満点!
    この映画を観てからというもの、無邪気な子役の子供たちの笑顔まで猜疑心で観てしまう、私には影響力のつよーい映画でした。

  • 怖かった~。思い出しただけで鳥肌が…
    エスターにあんな秘密があるなんて…
    怖かった~、でももう一度観たい…でもやっぱ怖い…

  • オチに驚きました。まさかエスターの正体が…

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