借りぐらしのアリエッティ [DVD]

監督 : 米林宏昌 
  • ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
3.31
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本棚登録 : 3316
感想 : 618
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4959241981523

感想・レビュー・書評

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  • お手伝いのはるさんがなぜあんなに小人を追い回したのか
    には、昔小人を見たときに『みんなに小人を見た』と
    言って回ったのに誰も信じてくれなかったから小人の
    存在をどうしても証明したかったという裏設定が
    あるんだそう。

    映像はとてもきれいだったが山場となる盛り上がりがなく物足りない感はあった。

    アリエッティと翔、別れていく切なさ、一緒には生きて
    いけないものなのね。
    二人が初めて出会うシーンの「怖がらないで」はホラーでしかない(笑) 

  • 細かい描写がいい感じである。「ミクロキッズ」というミニサイズの人間が庭を冒険して自宅に帰るという活劇特撮映画を思い出す一方、大作然としたジブリの他の作ほどの説教臭さは感じず、ストーリーから想像させる範疇も広い良作。ただし、途中、人間が絶滅させた種に言及するあたりが、悪い意味での宮崎駿臭さ、余計な語りを感じずにはいられない。本作ほどの描写なら、特に善意が善意になりえない翔の行為、ハルの行動から、想いを観客に十分感じさせることができるだろうに…。監督も宮崎脚本の改稿はむりだったんだろうなぁ。それを除けば良作。

  • DVD購入鑑賞

    児童推薦図書のような古き良き物語といった感じ。
    ジブリ作品という期待があって拍子抜けする人も多いのではと思う。
    私も最初はテレビで観るくらいがいいのかもと思ったけど、小人視点を味わうためにはやはり劇場で観るべきだったと大後悔。
    ドールやミニチュア好きには堪らない!
    あの世界観は誰もが認める。
    さすがはジブリ。
    あの翔から「滅びゆく種族なんだよ」発言は凄く違和感があったが、死に直面している人間であり、そして子供というのはわりと大人びた考えだったりするんだよなと後で思った。
    大人びているようでやはり子供の行動とか、短い話ながら細かいところまで良く練られているなと思います。
    良くできているだけにもう一波乱期待したいところだが、そこを敢えて押さえることによってこの物語の良さを崩さないようにしてるのかもしれない。
    想像と創造の世界がそこにあった。
    やっぱりこれは大人の夏休み読書感想文推薦図書かなぁ。

  • おススメ

  • 見終わった

  • メアリー・ノートン原作の『小人の冒険シリーズ』が素材となるジブリ映画作品。
    愛しくも、何とも別れが切ない。

  • 私達の日常にあるものを小人はこう使うのか〜みたいな発見。南くんの恋人的な。笑
    ジブリはあまり得意じゃないけどこの映画はオシャレで可愛いくて好き。

  • 2010年 日本 ジブリのアニメ



    私も家で物がなくなると「ちいちゃいいおっちゃんがどっかにやった~~」と言うてます。
    ほんとに小人さんがどこの家にも住んでて勝手に借り暮らししてはるような気になりますよね。

    さてさて、そんなこの映画はどうなんでしょうか?
    私はあまり好きにはなれません。
    価値を感じませんでした。

    お手伝いのハルさんはどうして、、、なぜあそこまで躍起になって捕獲しようとするのでしょうか?
    そんなに邪魔なんでしょうか?人間の生活を脅かす存在なのでしょうか?

    病弱で療養に来てた翔はなぜアリエッティの家のキッチンをドールハウスのキッチンと取り換えっこするのでしょうか?よかれ、と思ったの?浅はかすぎ、、大体なんで家の場所がわかるの?あんなに簡単に!! 意味不明

    アリエッティ一家の前に突然現れた同じ仲間、、何かとってつけたように現れるからびっくりですわ、、
    どうせなら他の仲間も登場して欲しかった。


    とは言え、、
    そこまで深読みせずに見るとほのぼのした作品となり、いい感じです。
    画はいいですね、、人間からの借り物をどう活用しているか細かな点も丁寧に描写されていて、よかったと思います。


    そうそう、こちら原作があるらしいですね。
    メアリー・ノートンの「床下の小人たち」シリーズ作品のようです、、機会があれば読んでみたい。

  • アリエッティの大きさ設定が、適当だ。
    あれより大きいのか~、ん?でも針はこんな大きいの?とか。
    あまり気にしてはいけないのだろうか…。

  • 2017年7月9日鑑賞。人間の所有物を少しづつ「借りぐらし」するアリエッティ一家だが、病弱の少年翔に姿を見られ…。米林宏昌監督作品。ファンタジックな設定や小人の世界を描く美術など面白そうな題材ではあるが、妙に淡々として心に残らない作品だ…。所有にこだわる人間の文明批判など作品のテーマはあるだろうが、監督が本当に描きたいテーマはそれじゃないんじゃないか?という違和感がぬぐえない。アリエッティの母親が捕らえられる「瓶に入れられる」→「ラップで封じられる」→「楊枝で空気穴をあける」というプロセスと、アリエッティが虫ピンでラップを切り裂いて救出するシーンの生々しさだけがやけに印象に残る。

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著者プロフィール

米林宏昌 1973年、石川県生まれ。1996年、スタジオジブリに入社。『千と千尋の神隠し』『崖の上のポニョ』など多くのアニメーション制作に携わり、『借りぐらしのアリエッティ』『思い出のマーニー』で監督を務める。2015年よりフリーとなり、スタジオポノックで制作した『メアリと魔女の花』、短編作品集『ちいさな英雄』の一編で監督を務める。

「2022年 『はるのにわで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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