息もできない [DVD]

監督 : ヤン・イクチュン 
出演 : ヤン・イクチュン  キム・コッピ  イ・ファン  チョン・マンシク  ユン・スンフン 
  • Happinet(SB)(D)
4.10
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  • (2)
本棚登録 : 1006
感想 : 210
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4907953029743

感想・レビュー・書評

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  • ただただ暴力。目が離せない程のリアリティー。途中で落ちが読めたのが残念だけど、観応えあった。

  • 取り立て屋のチンピラが、似たような境遇の女子高生とビールを飲んだり散歩したりするはなし。ヒロインがいいね。美人と普通の中間って感じでリアルな女子高生感。横顔はかわいい。

    主人公の言葉遣いがあんまりに悪いから、韓国語のFワードを覚えちゃった。シバラマー!

    取り立て屋の社長も良かった。丸いピエール瀧みたいな顔してるから、後半きっと主人公を裏切るんだろうなーと思ってたら、裏の裏をかいて良い奴でやんの。

  • 素晴らしく面白い、やりきれない気持で一杯になる映画。
    主人公のサンフンが、一度だけ笑ったシーンと、一度だけ泣いたシーンが印象的で、痛くて悲しかった。

    ラストは想像通りなんだけど、それがわかるだけになんというかもう、息もできないぐらい緊張して観入ってしまった。

  • まさに息がつまる内容だった。
    韓国の自主映画からの鮮烈なデビュー作。
    監督が制作から編集、役までをこなす低予算映画ではあるが、自主らしい撮り方からより緊張感を演出していたように感じる。

    底辺社会や人間の弱さを描く作品は多いがこの映画はその中でも群を抜く内容だった。
    久しぶりの重厚感ある映画だった。

    男の無口と暴力が少しの優しさに変わっていく心情には心を打たれる。でもこの映画の主役はそんなかっこいいものでもなく哀れみを感じてしまう。
    ドン底での涙のシーンは圧巻。
    泣ける映画とはこの事ではないのか。

    チンピラの結末は目に見えていたが無念極まりないない最後だった。

    自分は普通に何不自由無く生きているが、
    何気なく生き過ぎている様に感じた。
    もっと噛み締めなければ。

  • 韓国語ひとつ勉強したよ!


    「シーバルセッキ」 = 「クソ野郎」

  • 前評判で期待し過ぎたため、拍子抜けした感じ。

  • ヤンイクチュン 何者。。。

    俳優としてもよかったのに、監督、脚本、編集までやってたなんて。

    暴力的な分非常に切なかったです。



    シバラマ覚えちゃったし。

  • 顔がアジア顔で日本でも多く見る感じ。
    社長がピエール瀧ににている。ピエールさんもモンゴルでよく見る顔
    と自分で言ってた。

    映画の感想
    カメラがぶれるのが気持ち悪くなった。狙いとかはどうでもよく。
    暴力が暴力を生む。その流れは自分の親の代から続く。不幸が
    不幸を呼ぶ。だから不幸になりたくないので不幸とは離別する気で
    生きたい。

    韓国の町並みが汚い。悪口ではなく。下町なのか。でも映画的には
    リアルで気持ちよい。

    最後が嫌で仕方ない。希望をもちつつがっかり。バッドエンドが
    嫌いってだけで、なるべくしてなったというか。
    あいつら!ってなった。

    社長が流れに反していた。まあ調子のいい人はいくらでもいるか。
    能天気に流れにのれる。社長の顔をヒロインがみている気がした。

    やくざが嫌われたりして人間関係がリアルだった。いい。嫌われもの
    だからとかかっこつけとかじゃない。受け入れるかんじが逆にいい。

    総合的にいい。いやなところもいいところもあり、しかもパワーがある。
    韓国映画そのものだ。

  • 今年のベスト候補。

  • 先日「NHKスペシャル|虐待カウンセリング ~作家 柳美里・500日の記録」を見てこれも韓国でのDVの話がメインで出てくる。この監督のヤン・イクチェンは、自分の経験と近くで聞いた話を元にしているということだから、韓国におけるDVというのも深刻なものがありそうだ。家族を大事にする文化の裏の顔なんだろうかと思ったりする。といって日本にもない話ではない。

    親の暴力の偏重は子どもに引き継がれ、こうならざるを得ないだろう。その中でなんとかあがき脱出しようとする。

    少し単調だったり、切ってもいいんしゃないかというシーンもあるが、ヤン・イクチェンの存在感が圧倒的だ。製作/監督/脚本/編集/主演を務めたというきことで、韓国の北野武のような存在感の人だ。

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