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- / ISBN・EAN: 4907953029743
感想・レビュー・書評
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さいこう!
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あぁ・・・なんて苦しくてせつない映画なんだと思った。
実は、「血と骨」を観た直後に見たんだが、どちらも暴力シーン満載の映画なんだけど、あまり思うところの無かった「血と骨」に比べたら、思うところがありすぎて号泣シーンでありながらも涙が流せなかった部分も。 -
とにかく苦しくなる。
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ヤン・イクチュン「息もできない」ようやっと観了。
Tちゃんに薦められていた作品だけど、数ヶ月前に劇場公開逃したままになっていた。
暴力につぐ暴力。コミカルかつ人道的なシーンもはさみながら、やっぱり暴力。ラストも含めてだけど、全編とおして悲惨すぎて、涙も出なかった。主人公が感情をはじめて出すシーン、はじめて寄り添い合うシーンでも、悲惨すぎて引いてしまった。息が止まるのです。
ヤン・イクチュン、製作・監督・脚本・編集・主演全て兼ねてるって驚愕なんですけど。夜中に見たにもかかわらず、眠気も吹っ飛んでしまう。しかし、この疲労感、園子温観終えた時の脱力にも似ている。
ひとつの作品で、これだけ作り方に惚れさせるって、ヤン・イクチュンすごい。私はきっと彼の作品が公開される度、劇場に足を運ぶに違いない。はんぱねーーーーもう人間やめたい。キャラ/構成/主題/世界観、完璧すぎるやろ。ぜったい映画つくれないよな、つくる予定もないけどもさ。作る前にあきらめさせるようなパワーを持っているという。
暴力シーンも息とまるけど、主人公が弱さ見せるシーンも息とまるけど、みんなで焼肉屋でメシ食ってるシーンは、本気で息とまった。そうだ、そうなんだよね、私が死のうが、愛する人が死のうが、みんなで笑ってめし食えるのだよね。あと、階層の再生産に、息とまる(まるで、ハマータウンね、これは・・・)。とにかく息できなくなる映画でした。 -
シバラマ!切ない。ドキュメンタリーのようなタッチもいいね。
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ストーリーは言っちゃえば只のヤクザ映画ですが、この緊張感!(映画館で観たかった…)
正直暴力という解決の糸口に登場人物は固まり過ぎで、ふと優しさを垣間見ただけでは感情移入は出来ない。生まれたのは反骨精神
そう思うのはここ日本で生まれたからか、そう感じる人は多いはずで、だからこういう映画は、日本では作られないんだと思います。
言い換えれば異文化交流。
韓国ではこういう地区が多く存在するのかもしれないし、日本で似た状況下の人が観れば感想は違ってくるかもしれない。
そんなことは申し訳ありませんが置いといて、とりあえず強烈にこの私自身が感じたのは、
「韓国映画すげえ!」
それだけです。それだけで4点!それだけ、堪能できたってことです