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- / ISBN・EAN: 4988135834881
感想・レビュー・書評
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映像が素晴らしい!
夢?現実??
階層の中に潜りこみ現実がわからなくなる近未来のすごい世界をすごい映像で描き切った!
脚本もよくできていてこんなよくわからない世界よくこんなに描ききったなんて…
脱帽です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
90点。最高の娯楽大作。言うほど難解ではないので、ゼヒ。
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最近のレオ様こんなんばっかだね!2。えっわかんないあんまり映画詳しくないけど、映像も話も質が高いと思う。いつかDVD買う。
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―盗むのは、おまえの〈アイディア〉―
人が一番無防備になる状態、夢に入っている時に潜在意識の奥底まで潜り込み、他人の〈アイディア〉を盗み出すプロフェッショナル集団のお話。
少し「マトリックス」と似通っている?と感じたけど、マトリックスより明細で解りやすかったかな?少し目を離すと話がわからなくなるので注意です。笑
夢の中では、現実と時間が流れる速度が違っていたり、夢にも階層があって夢の中でさらに夢をみたり、色んな仕掛けがあって面白かった。
物語のポイントになっているのが主人公コブがもつ「コマ」 。この「コマ」は、夢か現実かを判断するための道具で、作品中ではこのような道具をトーテムと表現しています。
これは持ち主が手触りや重量などに特殊な加工を加えているため、他人が作り上げた夢の中では、その特殊性が再現されないため、それが夢であると区別できるという面白い仕組みなんだけど・・・ラストが意味深でした( ;∀;)
ラストに関しては色んな見解があるみたいです。→http://b.hatena.ne.jp/articles.mobile/201008/1564?guid=on&of=0 -
これは面白い!
こんなに複雑な話を、ここまで分かりやすくまとめるのは
すごく大変なことだと思う。
しかも、エンターテイメントとしてのスピード感を全く失っていない。
説明的なシーンも女子大生に教えるという設定で無理がないし。
(恐らく、それが故に女子大生の役名がアリアドネなんだろうけど。そのネーミングセンスも好き)
メメントといい、ダークナイトといい、クリストファー・ノーランは凄まじいセンスだな。 -
依頼を通して主人公が過去を払拭するような話
グラが綺麗。
世界が3層に分かれるから、すごくハラハラする。 -
渡辺謙ものすごく格好良い。あと無重力の世界がすごい印象的。
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SFアクション大作。
音楽もいいし映像もいい。アクションも作りも丁寧で、何度も見たくなる作品。 -
飛躍的な発展を遂げたデジタル映像技術は、すでに夢のような世界を楽々と造り出していましたが、この作品は「夢みたいな映像」を生かしきった、という点で空前のモノではないか、と感じます。
脚本に詰め込まれたアイデアが豊富であり、しかも効果的に生かされている。
具体的にはトーテムとか、音楽の使い方とか、多重構造を納得させた上で伏線で走るスリルとかですね。
どんなきわどい場面でも、現代の刺激になれた観客は、すぐに退屈するので、スリリングなストーリーを伏線で流したい、というは、映画を造る人なら考えることなんだろうけど、この作品は「夢の中の夢」のそのまた中の夢、なんて設定を造り出して、成功させました。
時間軸も割り振ったし、異常な状況のオモシロさも腑に落ちるってことだし、凄かったです。
映像の方も、全編、魅力あるシーンばかりで、どこにも一切の手抜きがない。
幻想美を見せるシーンではとことこん出し惜しみなし、だったし、センスも抜群。シーンによっては、廃墟の画家、クノップフすら思いださせてくれた。
その中で、お金の掛りそうな俳優や女優たちが、極上の演技を繰り広げている。
状況の多様性だけでなく、時間軸が閉じて行く、という点でも成功している。
この辺はまさにボルヘスの「円環の廃墟」の視覚化だよ。
正直、クリストファー・ノーラン監督は、「ダークナイト」に世評ほど感動せずイマイチ?の印象だったんですが、この作品にはまいりました。
最後の最後のカットまで計算されつくした幕切れ。
VFXの興隆は、具体的には何を生みだしたの、と後年聞かれたとしても、この1本を差し出せば、納得してもらえるんじゃないかな。
大枚がはたかれた映画だけど、それ以上に、素晴らしいフィクションを創造するんだ、という執念を持ち続け、ひたすら考え抜いたであろうノーラン監督に乾杯!
感動をありがとう。 -
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2014/01/17
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