その街のこども 劇場版 [DVD]

監督 : 井上剛 
出演 : 森山未來  佐藤江梨子  津田寛治 
  • トランスフォーマー
4.08
  • (82)
  • (85)
  • (39)
  • (10)
  • (2)
本棚登録 : 422
感想 : 97
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4522178008672

感想・レビュー・書評

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  • 森山未來 佐藤江梨子

    1995.01.17阪神淡路大震災を経験した見ず知らずの2人が、ぶつかり合うような、慰めあうような、微妙な感じで震災についての感情に向き合っていく。

    私は震災を震度4でしか経験していないから、正直被災者の気持ちは分からないだろう。でも、今、当時神戸にいた人はこういうふうに感じているのかな、と少しわかる事ができたかもしれない…

    1カットで撮るシーンが多く、ドキュメンタリーに近い映像だった。時々、2人が恋人みたいに見えてほほえましかった。後半からサトエリの関西弁が崩れ始めたのは少し残念。雰囲気も自然だったし、でも独特だったので、星4つ。

  • 阪神淡路大震災を経験したこどもたちが、大人になって慰霊祭へと向かう話。
    実際に阪神淡路大震災を経験している森山未來とサトエリを起用しているので、とてもリアリティがあった。
    あと、最初にふたりで三宮から御影まで歩くシーンでも自分の知っている場所が出てきて、懐かしい気分になった。

    東日本大震災で被災した人たちも、いつかこうやって過去と向き合えるようになれるといいな。
    いまだからこそ観るべき映画だと思った。

  • 森山未來が改めて凄いと思った。
    てか、照明さん、頑張った。
    ずっとあの真っ暗な風景を上手に映し出してた。


    映画なのかドキュメンタリーなのか、何なのか。笑


    何か、変化感触。
    でも、伝わるものはすごくあった。
    というか、同年代ってことも関係してるのか、すごく入り込んでしまった。


    最後、「来年にする」ってのが◯。

  • 阪神淡路大震災から15年…震災を体験した子供達の今をドキュメンタリータッチで描く、静かな温かな作品。

    時の流れと共に忘れゆくのか…いや、決して忘れてはならない。
    3.11震災後の今だからこそあらためて考えさせられる。
    東北の復興を心より祈ります。

  • DVDで鑑賞。
    夜道を歩くシーンがほとんどなので映画館で見た方が良いということを聞きつつ、仕方なく家で見た。

    良かった。
    涙腺が刺激される。
    むりやりに盛り上げたりせず、説教臭くない。
    NHKっぽさが出てる。
    演技に嘘臭さがない。

    ひとつ引っ掛かったのが2人急にが仲良くなっていったところかな。

    最後の追悼の場で子供が写し出されてて、ああいった行事は次の世代に伝えていく役割もある認識させられた。

  • 後半はしんみり

  • 1995年1月17日
    2011年3月11日

    今だからこそ

    みんなで「辛くなくなる工夫」を。

  • (2011年作品)

  • すばらしかった!!キャスト、音楽、脚本、カメラワークどれも大好きな作品。本当に作り手の意気込みが感じられるドラマ。映画になるのもなっとく。
    震災をテーマにしながら、悲劇になることなく、ただたんたんと一人ひとりの物語に迫っていく。地震という大きな災害を同じく経験していても、そこから感じるもの、その思い出は当たり前だけど一人ひとり違う。それぞれの想いがあるのだなぁと感じる。

    なんだかすごすぎて上手くいえなくてもどかしいがとても素晴らしい作品。

  • 共通の体験で境遇の違う想い。この設定が素晴らしく良かった。

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著者プロフィール

1964年生まれ。京都大学文学部卒業。2001年、『マーブル騒動記』で第3回日本SF新人賞受賞。その他の著書に『死なないで』『響ケ丘ラジカルシスターズ』などがある。

「2019年 『死なないで 〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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