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- / ISBN・EAN: 4988021135948
感想・レビュー・書評
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読友さんに、「テイク・ディス・ワルツ」繋がりで紹介していただいた一作。
現実によくある話ですが、やっぱり見ていて辛い。ただ、この映画、恋愛と結婚は別という映画ではなくて、衝動で結婚すると破局のリスクが高いっていう映画です。ゴズリングが再三する愛の告白って、支配するって話で、大事にするってことじゃないんですね。セックスも一方的で、言動にはいつも圧を感じて不快でした。ときめく愛は続かないっていう映画は「テイク・ディス・ワルツ」の方ですね。今も思い出すと心が痛いって思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
結婚7年目を迎え、娘と共に3人で暮らすディーン(ライアン・ゴズリング)とシンディ(ミシェル・ウィリアムズ)夫妻。努力の末に資格を取って忙しく働く妻シンディに対し、夫ディーンの仕事は順調ではない。
お互い相手に不満を募らせながらも、平穏な家庭生活を何とか守ろうとする2人だったが、かつては夢中で愛し合った時期があった。
映画ファンの間で夫婦で観ると離婚すると話題の傑作ラブストーリー映画。
将来的なビジョンも持たずバイトして食い繋いでいるディーンと医学で将来を切り開くために努力しているシンディでは、元々釣り合いがとれていなかった。
不実なボビーに傷つき望まない妊娠をしていたシンディは自分の辛さから抜け出したくて、優しく慰めてくれるディーンのプロポーズに乗っかっただけだった。
シンディのお母さんの「恋に落ちたら、相手が自分に相応しいか、良く見極めなさい」というアドバイスに、シンディは結果的に従って行動しなかった。
一方ディーンも、シンディから投げ掛けてくる不満「何かやりたいことはないの?」などに対して、大人げなく皮肉を言ったり怒ったり、しまいにはシンディの職場まで押し掛けて、口論を止めに入ったシンディの上司を殴るしまつ。
ディーンとシンディの関係の愛し合う時期と愛が醒め破局寸前の時期を交錯させながら展開していくので、より共感出来て切ない感情が溢れるものになっている。
ライアン・ゴズリングとミシェル・ウィリアムズの等身大の男女に成りきった熱演が、印象的です。 -
♪~ 恋な~んてシャボン玉ぁ~~♪ てなもんよ
この作品、巷では結構、好評価みたいですが、
あたしはコメディか?って思っちゃいました。
ディーンが一目ぼれして猛アタックした彼女はシンディ。
だが、シンディのお腹には他の男との間に出来た赤ちゃんがいる。
産婦人科での質問に初体験は13歳、
今までに関係した男は20~25人・・・(えーー!)
それでも家族を作ろうとディーンは言う。
(おい、おい、いいのかぁ)
ディーンはシンディの為に曲をプレゼントする。
♪~君とボク、2人きり、他には誰もいらない~♪
(・・・?)
吹き出してしまうくらい滑稽なネボケた曲だった。
で、結婚したんだけど数年経ったら
・これっぽっちも愛してないわよ!
・あんたは最低野郎よ!
・クズ!最悪の大バカ野郎!
・女々しいんだよ!
・・・はぁ~、すごいですねぇ・・・・撃沈ですゎ
だから、愛だ、恋だなんて所詮、思い込みの妄想
えっ、その後のディーンですか?
・・・知りませんゎ。
これがコメディでないならなんなんでしょうか? -
高評価だったので観ました
が、うーん。。
正直、あんまり楽しめなかったかな
今までにない新しい恋愛物ではありました
「どんなに愛し合ってても気持ちは冷める」みたいな書き方をしてる批評があったけど
始めからそんなに深く愛し合ってた感じでもないし別れるのは目に見えてた感じがしました
共感できず、残念 -
「人間はどうせ死ぬのに何で生きてるの?」みたく、「いつかさめるのに何で愛するの?」ということを突き付けられるような映画。
一つ思ったのは「変わらない」という結果は、常に変化し続け、工夫し、向上しないと生まれない結果なのだということを再認識した。
イチローが十年間100本を超すヒットを生み出していたことは、十年間「変わらない結果」を生み出していたということだ。
しかし、おそらくその十年の間にイチローは常に体の動かし方やバットの持ち方、トレーニングの仕方、日々の食生活のあり方など色々と変わり続けるための努力をしていたはず。
変わり続けるための努力をしなければ、変わらない結果は生まれないのかもしれない。
エーリッヒフロムは著作の「愛するということ」で「愛する」ということは技術だと言っていたが、常にその技術を磨き、変化しなければ変わらない「愛」にはならないのかもしれない。 -
飼い犬の失踪をきっかけに溝が浮き彫りになっていく夫婦の物語。起伏もなく単調で、ともすれば眠気を催すような作品だが、不思議とぐいぐい惹き込まれていく。おそらく主演2人の魅力と、抑えた演出によるリアリティーのおかげだろう。安いラブホの企画ルームでロマンチックな部屋より「SF」の方を選んでしまうあたりが心憎い演出で、その後の空々しさが際立つ仕掛けとなっている。完全なアル中でもないし、完全な浮気でもないし、決定的な原因もないのに修復できないすれ違いは、当事者じゃないと理解できないだろうが、恋愛ではよくあること。出会いから結婚までの思い出を対照的にフラッシュバックしていくことで、希望を持たせるようなラストに昇華させている。あと、R・ゴズリングは髪抜いてる? ☆4
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切な過ぎて胃が痛くなった。辛いけどもう一回見たい。
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夫婦、カップルでは観てはいけない映画
として全力でPUSH致します。
これを観て
「うわwwわかるwww」
「わりとありえるんちゃう、これ?」
「うはーなりそうでこわいわー」
なんて言い合える関係になりたいもんですね。
夫役の俳優が「きみに読む物語」の主人公役と知ってびっくり。髭と本作のキャラからか、全然イメージが結びつかない。 -
こんな恋愛映画ありなのかと開いた口が塞がらない映画。まさにトラウマもの。カップルで見たくない映画ランキングなんてのがあるんなら間違いなく殿堂入りだろうね 笑