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- / ISBN・EAN: 4988003808747
感想・レビュー・書評
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ジョン・レノンのアメリカでの日々を振り返るドキュメンタリ。
「PEACE BED アメリカ VS ジョン・レノン」がジョンとアメリカ政府の戦いに焦点を当てていたのに対し、こちらはそこを含めたアメリカ生活の全般をジョンが亡くなる80年まで描いている。その時その時のジョンの曲や生の会話がしっかり聴けるのもこちらの大きな特徴。
衝撃的だったのが、ニクソンが大統領選に勝ったショックでジョンがヨーコのすぐ近くで別の女性とやってしまい、後で土下座して謝るというエピソード。写真まである。ジョンが日本の土下座を知ってたのにちょっと感動。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
戦争反対と平和を訴えたジョン・レノンとニクソン大統領の再選の時代背景の中、アメリカの永住権を獲得し、暗殺されるまで。NYの活動とオノ・ヨーコさんと別居していたLAの年月の証言や映像を集めた映画。ジョン・レノンに起きた出来事と曲が整理されて興味深かったです。コンサートの都度、音楽評論家の評価を気にしているジョン・レノンを意外に思いました。
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2014/12/25
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ミュージシャンでありながら、活動家でもあったジョンレノンがいかに、
オノヨーコとNYを愛したかを知れる作品。
印象的な場面はやはり音楽から離れて
息子ショーンと過ごしていた時期の映像。
それでもジョンは後にまた音楽を始め、そして凶弾に倒れる。オノヨーコの
「彼はアーティスト。なぜアーティストを殺す必要がある」って言葉が重かった。
あと、不仲と言われたポールとのツーショットも印象深い。
ジョンの声は話し声でもかっこいいなと思った。 -
2013年4月7日観賞。BSを録画して観た。ビートルズ解散後、ニューヨーク居住時代のジョン・レノンを周囲の人々(オノ・ヨーコ、ボブ・グルーエンなど)へのインタビューや当時の映像を交えつつ描写したドキュメンタリー映画。「イマジン」などのジョン映画ではリヴァプール在住時代や両親との複雑な関係などはジョンを描写するのに欠かせない(その分、時間もかかる)要素だが、そこらへんをばっさり切ることでジョンの平和活動家との交流やライブの映像、FBIとの確執や「失われた週末」、ショーン君との生活などに焦点が当てられ、「反抗的ロックンローラー」「愛の使者」だけでは終わらないジョンのいろいろな側面を見ることができる。ショーン君とビートルズの曲について会話するジョンとヨーコの録音テープが本作のハイライトか、思わず涙。
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製作年:2010年 製作国:アメリカ 時間:115分
原題:LennonNYC
監督:マイケル・エプスタイン
(3.0点) -
70年代、ロンドンでの生活にくたびれて、アメリカ(主にニューヨーク)に移り住んだジョン・レノンの生活を描いたドキュメンタリー。あまりこの時代のジョン・レノンについて知らなかったので、色んな発見があった。
ドキュメンタリーと言っても、ジョン自身の新しい映像があるわけではないので、主にオノ・ヨーコやエルトン・ジョンなどの当時を知る人たちの証言と、出演したラジオ、レコーディング時に収められた会話の断片や写真が主な素材。こうした周辺的な素材を元に、ジョン・レノンが過ごした70年代を時系列に沿っていろんな出来事を描いていて、悲劇的な結末も含めて彼がどんなに大きな存在だったのかに触れることができたと思う。
大統領選で反ニクソンの政治活動をしていたが、結局ニクソンが勝ち、ジョンが自暴自棄になって仲間やオノ・ヨーコと一緒にいたにも関わらず別の女性と寝てしまったというエピソードなど、音楽とパブリックイメージでしか知らなっかったジョン・レノンという人の輪郭が、少しは見えてきたような感じがした。
ただ、その後オノ・ヨーコと別れてロサンゼルス(だっけ?)に移り住んだジョンは酒に溺れていったとき、家族に愛されなかったのが原因であるという趣旨のナレーションが入るシーンがあって、ちょっとそんなに明確に意味付けてしまって大丈夫なのかと心配になることもあった。
ともあれ、全体としては思っていたよりずっと面白くて、観た甲斐があったと思う。 -
人々の証言からなる話。 歌詞がいろいろ気になるかんじ。