ドラゴン・タトゥーの女 ミレニアム<完全版> [DVD]

監督 : ニールス・アルデン・オプレヴ 
出演 : ミカエル・ニクヴィスト  ノオミ・ラパス 
  • アミューズソフトエンタテインメント
3.80
  • (44)
  • (94)
  • (70)
  • (7)
  • (1)
本棚登録 : 437
感想 : 77
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4527427649644

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • フィンチャーを観た後の鑑賞のため、
    イメージが出来上がり過ぎていたのが、
    自分の中での残念ポイント。

    こちらの方が、静かで無口な印象が良い。

  • 大物を糾弾して名誉棄損で敗訴し、禁固刑を喰らう渦中の記者・ミカエルが、富豪に個人的な事件の調査を依頼され、調べていく内に自分のパソコンがハッキングされているのに気付き、本作の主人公である天才ハッカーのリベットと行動を共にすることになる、と言うサスペンス劇。
    パンキッシュな女の子が単独行動の凄腕ハッカーって萌える。凄い子やな…へこたれない。リスベットの復讐がカッコ良過ぎて死ぬ。萌え的な意味では、男子に置き換えたらそりゃ面白いだろうけど、こう言うパーソナリティーを持つ人間がとにかくカッコ良過ぎるって。全部自分で考えて自分で行動している、ってとこが特に。リスベットにとって催した時にミカエルがいたので自慰行為の延長戦みたいな感じで、こういうところ、『囀る~』も矢代と同じ匂いがする。本当なら女子だと変に生々しくて気持ち悪いんだが、なんだろう、彼女はカラっとしてるんだよ。きっと過酷な過去があったに違いないんだが…リスベットの過去が垣間見えるが、彼女はやっぱどこかで壊れた部分を持っているけれど、ミカエルの様に普通に自分の仕事をして普通に生きている人間の世界には踏み込まないと心得ているんだろうなぁ。黒い部分を抱えながら個人で生きている感じが凄くする。黒さに触れてない人間には力貸すけど、否定するだけの人間は完全に拒絶するし、それにつけ込む相手にも容赦しないんだろうな。同類側に居ながらも他者に害を及ぼして自分が成り立つような輩は排除するんだろう。黒いものを抱えているのは個人の問題で他者を巻き込まない潔癖さが彼女にはあるんだろう。
    恐らく、暴君の父親を焼き殺したのだろう、どんなに酷い事をしても罰せられず罪から逃れてしまう、つまり建前上は道徳的にもダメである事に手を染めようとも罰せられない人間がいる、そう言う悪辣なものに対しては同じ土俵で戦うよ、と言う彼女の姿勢がカッコいい。モラルがどうのに縛られない。見殺しにしたら自分も畜生道に堕ちる、とか考えない。
    虐待の場面が生々しく、女性には男性憎悪の感情が噴き出すほどのものでもある。全ての女性がリスベットの様に立ち向かえるものでもないので、このような描写が苦手な人は要注意。
    3部作、全部見たい。
    虐げられたものの闘い方の一つが描かれている。肉を切らせて骨を断つやり方を。

  • 続編のために復習。

    インパクトのある映画として、印象に残っていても、いろいろ忘れてる。。。

    でも面白い。

  • MAN SOM HATAR KVINNOR
    2009年 スウェーデン
    監督:二ールス・アルデン・オプレヴ
    出演:ノオミ・ラパス/マイケル・ニクヴィスト

    とりあず2時間半、退屈せずに最後まで見れたという意味では面白かったです。こういうハリウッドっぽい題材なのにスウェーデン映画っていうのも意外(・・・と思っていたら後日ハリウッドでリメイクされました)

    ただ、肝心の事件そのものにはさほど意外性はなかったです。謎解きの経過はそれなりにハラハラドキドキはできるけど、そうきたか!っていうどんでん返しはとくになく、どれも予想の範囲内。

    結構序盤の段階で、失踪した少女は死んでないだろうなってわかるし、ナチスって出てきた時点で、被害者はユダヤ人だろうなって思うし、暗号も、まあ聖書がらみだろうなという予想はつくし、それだけで大体犯人絞り込まれちゃうんですよね。むしろ、ヒロインがなぜこの事件に興味を持ち、主人公の記者に協力してるのかが最後まで謎でした。あと序盤で依頼人の一族の家系図を把握しておかないと、後半誰が誰だかわからなくなります。

    ピアスとタトゥーだらけのパンクなルックスの、やさぐれたヒロイン像は確かに新鮮でしたが、ちょっとやりすぎなような気も若干しました。殺人事件の凄惨さより、ヒロインの後見人の卑劣さと、それに対する彼女の仕返しのほうがR15(笑)。

    良かった点は、意外にも結末が勧善懲悪的で、こういう猟奇殺人系の作品にしては珍しく、事件の解決により、依頼人がちゃんとハッピーになれたところ。なので後味は案外悪くないです。
    (2010.05.11)

  • 完全版で観た。2.3のリメイク版が遅いので、原作国版。いいですね。OPがいい。そもそも話がいいんですけどね。

  • 2009 スウェーデン

    リスベッドマジ漆黒の堕天使。
    ミカエルがありのままのリスベットを受け入れたから、ラストで自分自身の姿を取り戻せたのかな。ただの変装かもしれないけど。

    それにしてもおぞましい一族だ。

  • ノオミ・ラパスは素晴らしい。ハリウッドリメイクされたがストーリーも絶対にこちらの方が良い。リスベット役もノオミの方が100倍良い。

  • 小説版を先に読んでいたので、内容は知ってたけど、すごく面白かった!

    脚本が良くて、分かりにくかった所とかが補足されて、より映画向きになってた気がする。

    例の痛いシーンは、見てて辛かったけど…。

    続けて、2と3も見ます!

  • なんだかおどろおどろしい宣伝の仕方してたから、見る気なかったんだけど、いざ見てみると印象ぜんぜん違う。ごく正統派の今どきのミステリ。よくできているし、面白い。

  • 久しぶりに、スウェーデンの映画とかみたけどかなりおもしろかったです。自分の中では、連続殺人をテーマにしたハンニバルレクターシリーズ以来のヒットでした。

全77件中 21 - 30件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×