うさぎドロップ [DVD]

監督 : SABU 
出演 : 松山ケンイチ  香里奈  芦田愛菜 
  • Happinet(SB)(D)
3.23
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本棚登録 : 871
感想 : 188
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4907953031111

感想・レビュー・書評

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  • SABU監督、同•林民夫脚本、宇仁田ゆみ原作、2011年作。松山ケンイチ、香里奈、芦田愛菜、桐谷美玲、佐藤瑠生亮、高畑淳子、池脇千鶴、風吹ジュン、中村梅雀出演。

    <コメント>
    •独り身のサラリーマンが幼い女の子を引き取って育て始める話。
    ・テーマ。漫画家志望の実の母も、本当は親として育てたかった。それがかなわない環境に置かれた時に、誰が悪いということではなく、誰かが代わってやる。親族で揉める中で大吉がそれを買って出ることで、りんも大吉の家族も幸せになることができた。この映画のコピー「まわりを見渡せば、世界は愛で溢れてる」がこの映画のテーマである。
    •自分の子育てと重ね、ところどころジンときた。子育ては大変だというけど、映画中でユキ(池脇)が言うように、「子供のことは自分のこと」というのが経験的な実感(うちの妻はどうやら違うようだが)。これだけは、子育てをしてみないとわからないことだけど。
    •相変わらず、池脇千鶴の演技はいい。とくに子育てものの映画では、セリフにとても説得力がある(「きみはいい子」)。
    ・配送センターのいかついにいちゃん達が愛に溢れていた。微笑ましかった。その1人が、子供は実はよく考えており、表現していないだけと言っていた。子と向き合っていればこその経験的真実。幼さにかまけて上から目線で対応すると尊敬されない。
    ・子育てものや子供が主演の映画は結局、大人から見た子供の映画になりがちだからあまり好きでなかったが(是枝監督の「奇跡」)この映画はそうでなくてよかった。

    <あらすじ(ネタバレ)>
    亡くなった河地家の祖父には隠し子のりん(芦田)がおり、誰が面倒を見るか葬式の日に揉め、独身サラリーマンの大吉(松山。父母は中村、風吹)が立候補、妹(桐谷)の冷たいアドバイスで会社から遠い一時保育に預ける。時間に追われる大吉は、会社の同僚ユキ(池脇)のアドバイスで残業のない配送センターに移動を願い出る。一見ガラの悪い配送センターの従業員も、子育て中が何人かおり、大吉は仲間を得る。
    新しい保育園でりんは男の子の友達(佐藤)ができる。モデルの母親(香里奈)1人の家庭で、大吉がかつて雑誌の彼女に妄想してダンスをした人だった。りんの発熱に対応してくれたことなどから2人は懇意になる。
    祖父の実家でモデムを見つけた大吉は、りんの母のメルアドを突き止め会ってみると、彼女は漫画家志望であること、彼女が祖父宅に家政婦として出入りしていたときの恋人の子で祖父の子ではないこと、りんを自分の子として育てる気がないことを知り、彼女に幻滅する。
    が、保育所で両親の絵を描く時間に、男の子は保育所を抜け出、りんを連れてお父さんの墓に行ったため、りんの親族や配送所の仲間を巻き込んで大捜索、男の子はお墓のお父さんに別れを告げ、りんと共に大吉の家に戻る。
    最後、幼稚園のお遊戯会、親族は楽しみ、メールで送られたりんの笑顔の写真に、実の母は涙する。

  • おじいちゃんの隠し子りん/芦田愛菜が、葬式にあらわれる。
    それを、引き取ると言うダイキチ/松山ケンイチ。
    おかあさん/風吹ジュンから、
    「子供を育てるって大変なのよ」と言われる。
    父親になろうとする ダイキチ。
    奇妙な生活が始まる。
    そして、だんだんと父親に、なっていく。
    りんを生んだ母親にも会うが、母親になりたくないと言う。
    同じ保育園にいる子供の母親の香里奈と仲良くなる。
    家族も、受け入れていく。
    松山ケンイチと芦田愛菜の掛け合いが見所なんだね。

  • 松山ケンイチ×芦田愛菜の演技が良すぎて(可愛すぎて!)見飽きなかった。芦田愛菜ちゃんが人気が出た理由がよく分かりました。あの歳で台詞が全然棒読みじゃないのにびっくり。松ケンも、コメディタッチなシーンもシリアスなシーンも自然にこなしててさすがです。
    ストーリー的にはいまいち。子育てと仕事の両立の難しさとか、考えさせられることはあったけれど、りんちゃんのお母さんは無責任すぎるし、世界は愛で溢れてるかもしれないけど、それだけじゃないよな……と意地悪な見方をしてしまった。結婚して子どもを産み育てることを賛美してる割には大吉は独身のままだし……。原作を読んでみたいです。

  • 2011年の映画で、今までタイトルは知っていましたが


    見ないで嫌いにしてました。

    二度目映画をDVDで観ていた時に予告をやってて

    意外とおもしろそうだったのでレンタルしてきました。



    親の立場から見ると、涙ぼろぼろ出ますね。

    子役の芦田愛菜ちゃんの演技がやっぱり凄すぎる。

    ちょうど愛菜ちゃん人気が出始めた頃で、その頃はどうせ「まるもりだろ」、ぐらいにしか

    思ってないですが、この映画の演技を見て、ようやく理解できました。



    ちょうど今の二女ぐらいの年でこの演技か・・・・と

    もうスゴイのひと言です。



    あらためて見ないで嫌いはダメだな、と痛感させられた

    すっごくいい映画でした。

  • いいパパや!

  • ダイキチはすごくいいやつ。
    たまに、こういう人がいて、いつも憧れる。
    こういう人になりたいなぁ。

  • 愛菜ちゃんが可愛かったので満足。

  • 別にだけど、まなちゃん天才だわ
    ほんとすごいわ。
    まなちゃんの演技はすごい好きだけど、まなちゃんが出てて面白かった作品まだであってない笑

  • 脚本は不自然なところがあり、周りにはいい人ばかりで、トラブルも切り抜けていきます。子育てで奮闘されている方の中にはお怒りの方もおられるでしょうね。でも、芦田愛菜ちゃんの演技は可愛くて、一つ一つに確かな意味や流れがあり、さすが名子役と感心しました。多くの方がアニメ版を推薦されているので、他日鑑賞したいと思います。

  • 原作マンガを読んでいない、映画だけの感想。

    独身者にとっての子育てという立場から
    「いいな」「子育てがんばろう」という共感が
    得られにくい構成・台詞だった。
    『世の中お母さんお父さんばかり』というくだりも
    釈然としない。
    子持ちの表面上の礼賛としか受け取れない
    薄っぺらな感想文にしか感じ取れなかった。

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