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- / ISBN・EAN: 4988111288134
感想・レビュー・書評
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さえない主人公の嫌味な復讐。
ニヒルなユーモアに溢れてる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いかにもピエール・ジュネっぽいブラックユーモアに、今回はシニカルが加わった。
兵器企業への復讐という題材のためか、復習自体が結構手ひどい。そのためどこに感情をもっていけばいいのかわからない。
ほっとしたり蒼褪めたり笑ったりと忙しかった。
「用心棒」+「スパイ大作戦」らしい。 -
独特の色使いと
オッサンとオバサンたちのコミカルな復讐劇
【ミックマック】予告編
http://www.youtube.com/watch?v=qLIaBo8FlzE -
アメリの監督の新作。見てると明日も頑張ろうって気になる。どんなことになっても人生は捨てたもんじゃないなー
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単純に遊びっぽい映画なのかと思いきや、社会風刺も入っているような、独特な映画ですね。日本で言う三谷幸喜みたいな、アメリカ?で言うティムバートンみたいな、固定ファンの居そうな雰囲気の映画だなと感じました。センスが良いなぁと思う色彩感覚が随所に見られ、とても刺激的でした。この監督の他の映画も見て見たいと思いました。フランス語が分かればもっと面白いだろうに…
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おっさん版アメリ。可愛い。
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ジャン=ピエール・ジュネ監督。ジュネ節全開の一本。
コメディではなく、喜劇。とってもフランス映画の匂い。
可愛いしかけが随所に施されていて、映像というか絵面がとても凝ってる。
どこみたらいいか分かんないくらい濃厚な映像美術のスープ。
アメリの映像の可愛さを、さらに煮詰めたような。
主人公は、父を地雷で亡くし、銃撃事件に巻き込まれて頭に弾丸をもっている。彼は『ガラクタ修理の仲間達』と出会って家族になり、みんなで武器会社に復讐(いたずら)をしかけるというお話。シンプル。
すごくジュネ監督っぽかった。
撃たれてからというものいつ脳の弾丸が死を招くか分からないその日ぐらしの主人公が、パントマイムで生計をたてていたり。
ガラクタ(ごみ捨て場)で暮らす仲間たちが、主人公を「今日から家族だ」と即効で暖かく迎え入れたり。そういうのはジュネワールドの素敵さだと思う。
みんなのお母さん役のママ・チャウ(料理番)が、主人公に
「あんた何を企んでいるんだい?
ここを出ていって一人で行動するか、
ここに残り私たちの力を借りるかどっちかにしな」
と言うごはんのシーン。
即答で「みんなの力を借してほしい」と答える主人公。
そして、その言葉が言い終わらないうちに素早く手を挙げるカルキュレット(計算機)ちゃん達。みんなサササっと手を挙げる。
このテンポの速さ、もったいぶらなさがすごい。
ジュネ作品って、仲良し=零距離だなって思う。
友達だから・気に入ったからって理由で相手のために何かするのって
ジュネ作品の良さ。
相手との距離が縮まる過程がないのもいい。直感的で。
古典喜劇やパントマイムのようなちっちゃい演出が山盛り、
映像もポストカードにしたい系のオシャレ+キレイなので、また観たい。 -
映像も可愛い!仲間で復讐をするんだけど、明るく笑える☆
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常にセピアがかったような、独特の色のついた映像がすてきだな。結末は爽快。でもハジけきってもいなくて、妙に深刻な雰囲気漂うなんともいいがたいふしぎな世界だった。
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地雷で死んだ父と自分の額に弾丸を撃ち込まれた経緯から武器会社に復讐する話。周りくどくて途中寝たけど面白かった。隠れ家とか好き。