マージン・コール [DVD]

監督 : J・C・チャンダー 
出演 : ケヴィン・スペイシー  ポール・ベタニー  ジェレミー・アイアンズ  ヴザカリー・クイント 
  • アメイジングD.C. (2012年2月2日発売)
3.26
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本棚登録 : 277
感想 : 57
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4580189024258

感想・レビュー・書評

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  • GYAOで視聴。
    名優揃いでリーマンものを扱っているので、勿論楽しめたが、静かな中での戦いは圧倒的だとしても、もう少し映画らしい動の部分があってもいいのでは。ウィル役のポール・ベタニーが印象に残った。ジェニファー・コネリーの旦那なんですね。

  • もちろんケヴィン・スペイシー目当てで見ました(だって彼が出てる映画に外れはないですからね)

    やたら金融とか証券の専門用語が飛び交うので話を理解するのも難しいのですが、リーマン・ブラザーズの破綻の裏側の緊迫感はよく伝わってきます。

    朝から夜になってまた朝を迎える。あまりに劇的で濃密な時間を経て、次第に疲れ、そして諦念する男たちがなぜかカッコよく見えます。

  • AmazonPrimeで見つけて視聴。金融映画は、社会やビジネスパーソンのリアルを見せつけてくるので面白いなと思っている。
    出世の最中にモラルをどこかに置いてきてしまったのか、元からサイコパスなのか分からない、超上層部の人間。
    その下の中間層の人には、まだモラルがどこかに残っているけれど、出世やお金などの間で揺れている。
    若手はまだ何も知らなくて「偉い人は収入高くてすげーなー」と無邪気。

    つい、自分の会社の役員や部長が、どの層の人間なのかと考えてしまった。日本もアメリカも、規模は違えど変わらないなと思った。

    ストーリーというより、ビジネスパーソンの考え方とか会社のあり方を共感して楽しむ映画。企業で働くひとにおすすめしたい。

  • リーマンショックの実写版、ドキュメンタリー風。
    こちらは経営陣にスポットを当てている。社名こそ出ていないが、想像でわかるところ。かなり生々しい。

    首切りシーンがなかなかえげつないが、同じ光景を前職で何度も見た。上に行っても同じで、結局はカネに釣られる。悲しい人間の性かも知れない。哀れとしか思えないが、その立場に立ってみないと分からない事である。少なくとも幸せには見えないが、みな何かしらの信念や事情も無いわけではないと思う。(と、最近年を取ってわかってきたような。。)

    そして、自分もまさにリストラに遭う。我ながら潔い対応ができたと今は胸を張っている。

  • アメリカビジネスの非情さが浮き彫りになる。
    最初の首切りのシーンが、すごい。
    宣告されたその日のうちに、解雇され、携帯も解約される。
    まだ、継続している仕事があるがと言っても、首切り。
    有無も言わさぬ解雇。日本だったら、もう少し情緒的だが、
    あまりにも、ドライ。そして、高級とり。
    継続している仕事のUSBを優秀な部下に渡す。
    それで、読み解くのである。サブプライムの破綻の始まりが。
    社長のケヴィンスペーシーが、シャープで、非常。
    崩壊を食い止めるために、崩壊を始める。
    まさに、我が亡き後は洪水は来れだ。
    デミムーアが出ているが、ちょっといいところなしだ。
    それにしても、1億ドル以上の取引を電話で平気にしてしまう。
    恐ろしい度胸の持ち主達だ。たった1日の間の出来事が
    実に、スリリングに進んで行く。なるほど。すごい。

  • リーマンショックが題材の映画。映画としては?な感じ。事実はそうだったんだろうけど、で?て感じ。
    時間は誰にでも平等で、夜が明けたら一日が始まって…どんだけ辛くとも周りからするとただの日常だったりする。そんなことを感じた。

  • ある投資銀行にて、リストラが起こる。アメリカ企業からすれば、よくある光景。日本人から見れば、なんとも無慈悲で、いたたまれない気持ちになる。が、その後に巻き起こる24時間からすれば、それは刺し身のツマみたいなものだった。

    2008年のリーマンショックの発端となったのはサブプライムローンの大暴落。その危険性をいち早く発見したその投資銀行は他に先駆けてマージン・コール、つまり損切りに突っ走る。その決断から、実行までを描いた作品。

    日本未公開らしいが、出演者はケビン・スペイシー、ジェレミー・アイアンズ、デミ・ムーアなど超豪華。彼らが高級なスーツに身を固めるが、その内心は窒息しそうな緊張感で冷や汗まみれ。彼らは企業のため、仲間のため、家族のため、そんなセンチメンタルなことはこれっぽっちも考えない。行動の原点は自身がこのカネまみれの資本主義社会で生き残ること、それだけだ。その一点で彼らは協力もするし、保身もする。

    その中でケビン・スペイシー演じる中間管理職は唯一、情のある考えを持っているのかと思っていたが・・・。意外な大転換。そんな切替ができる人間こそが、この世界で生き残るのだ。

  • リーマンショックの緊張感があったが、最後が…

  • 見て損はない

  • 勤め先が潰れた時の事を思い出して、映画が上の空になってしまったわ・・・

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