宇宙人ポール [DVD]

監督 : グレッグ・モットーラ 
出演 : サイモン・ペッグ  ニック・フロスト  ジェイソン・ベイトマン  クリステン・ウィグ  ビル・ヘイダー  ブライス・ダナー  ジョン・キャロル・リンチ  ジェーン・リンチ  シガーニー・ウィーヴァー  ※声の出演:セス・ローゲン 
  • ジェネオン・ユニバーサル
3.82
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本棚登録 : 723
感想 : 146
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988102064976

感想・レビュー・書評

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  • 「友情は星を超える!」


    1947年、アメリカ、ワイオミング州のムーアクロフト。
    そこで暮らす幼い少女は、ある夜、怪しい光を放つ飛行物体が愛犬に向かって墜落してくるのを目撃した……。
    この不可解な出来事から60年。
    イギリス人のSF作家クライヴ(ニック・フロスト)とイラストレーターのグレアム(サイモン・ペッグ)は、世界中のマニアが集うイベント“コミコン”に参加した翌日、レンタカーでアメリカ西部のUFOスポット巡りに出発。
    その途中、ネバダ州のエリア51付近で1台の暴走車の事故現場に遭遇する。恐る恐る車内の様子を窺うと、姿を現したのは、“ポール”と名乗る宇宙人(声:セス・ローゲン)。
    地球を訪れた60年前、政府の秘密施設に拘束された彼は、解剖されそうになったところを逃げ出してきたのだ。故郷に帰るのを手伝ってほしいと頼み込むポール。宇宙人にもかかわらず、長年の地球暮らしですっかりアメリカナイズされた毒舌とフランクな性格のポールに驚きつつも、不思議な能力を持ち、人知れず世界中の大衆文化に影響を与えてきた意外な一面を垣間見たことで、2人は徐々に打ち解けてゆく。
    そんな彼らの前に現れたのは、ポールを捕えるために派遣された捜査官ゾイル(ジェイソン・ベイトマン)。凄腕のゾイルは間もなく、クライヴとグレアムがポールの逃亡を手助けしていることを突き止める。
    一方、ポール一行はひょんなことから、宿泊先のモーテルで働く敬虔なクリスチャンのルース(クリステン・ウィグ)を誘拐する羽目に。しかも、グレアムが彼女といい雰囲気になってしまう。ルースの父、モーゼス(ジョン・キャロル・リンチ)は怒り心頭。過激なキリスト教原理主義者の彼はライフルを手にその後を追う。ゾイルやモーゼスの激しい追撃を危機一髪のところでかわす4人。
    次第に固い絆で結ばれてゆく一行は、いよいよ目的地に到着。
    そこには、想像を絶する驚きの光景が広がっていた……。

  • コミックっぽい。
    気軽に楽しめる。

  • 「スパーエイト」の対抗馬として、「未知との遭遇」「E.T.」などのスピルバーグ作品に対するオマージュバリバリのPG12指定SFコメディ映画である。なぜPG12が付いたかって、もうセリフがみんなえげつないからである。でもこれぐらいの下ネタはいまどきの小学生なら常識的に理解できる気がするんだけどね。

    イギリスのコメディ映画「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ホット・ファズ」の主演コンビであるサイモン・ペッグとニック・フロストによるアメリカ映画である。ぼくはこの二人の作品はまったくの未見で、また似た作品の「ファンボーイズ」(スター・ウォーズオタクを描いたコメディ)も観てない。まあ強いて言えばシガニー・ウィーバーの「ギャラクシークエスト」なら観てるかな。

    ところで、サイモン・ペッグってミッション・インポッシブルのベンジー・ダンだったんだね。さっき気づきました。なるほど確かにゴーストプロトコルをコメディに仕立て上げた功績は彼ならではだね(ただし宇宙人ポール観賞時はまだ未見だけどね)。

    「宇宙人ポール」だが、ぼくはスピルバーグを含むSFオマージュというところから興味を持って観たのだが、二人の他の作品も観たうえで観賞したらダブルでおもしろかっただろうと述懐する。なぜなら、この作品に度々出てくる繰り返しのギャグはおそらく3作品に共通していると思うし、持ちネタをフル動員しているに決まっているからだ。

    ところで、この「宇宙人ポール」は設定がなかなかおもしろい。イギリス人オタクの二人組がアメリカで開催されるオタクフェスのついでにSFオタクにはおなじみのエリア51なんかをキャンピングカーで見物に行くというロードムービーなのだが、ひょんなことから出会った宇宙人はアメリカンスラングバリバリの下品なヤツで、イギリス人の二人とのカルチャーギャップを交えた笑いがとにかく楽しい。

    ストーリー構成も演出もなかなか秀逸である。ちゃんと感動させる要素もあるし、徹底的に過去作品をパロってるし、シガニー・ウィーバーで遊んでるし、見どころ満載である。また途中カメオ出演するスピルバーグでもわかるように、この宇宙人ポールがスピルバーグが創造したエイリアンのネタ元になっているというエピソードも楽しい。ちなみに「タンタン」のズッコケ刑事デュポンとデュボンはサイモン・ペッグとニック・フロストの二人が担当している。

    今度は彼ら主演の過去の2作品を観たうえで再度観賞したいと思う。

  • 非の打ち所がないくらい整っている作品だった。コメディのバランスやキャラクターがよくて楽しめた。
    意外と音楽やカメラワークもよかった。

  • 想像していたよりもB級感がなくて少しがっかり。
    でも出て来る人物はみんなにくめなくて、ほっこり。

  • コメディとして面白かった。
    雑な所が多々あります。

  • アメリカに馴染みすぎた宇宙人と言うのが気になって見たのですが、予想以上に面白くて夢中になりました。ちょっと下品な言葉も出てきますが、テッドに比べれば屁でもないです(デッドも好き)。それぞれにダメなところ抱えているけど、やっぱり仲間って素敵だなって思わさせてくれるお話大好き。

  • 古き良きSF映画のオマージュに満ちた大人の為の冒険映画。もうちょっとテンポが速くても良かった気がする、少しスローモーすぎたかな?

  • いろんな有名作品からのネタが盛り込まれているよう。
    SFもコメディも観慣れてないわたしでもいくつか気が付けたので、そういうの好きな人にはたまらないだろうと思う。

    ポールかっこいい。途中から顔も男前に見えてきた。
    警察のコンビはちょっとかわいそうかな・・・

    ハッピーだけど特に心に残る感じではない。
    ま、残らなくていいんでしょう!頭からっぽにして笑えればOK。

  • 劇場で鑑賞。確かに面白いし笑えるんだけど、超名作『ショーン・オブ・ザ・デッド』とどうしても比較してしまうので評価は厳しめ。やっぱり監督がエドガー・ライトじゃなく『童貞ウォーズ』のアメリカ人だからなのかなぁ。

    冒頭、ふたりがコミコンを目指してアメリカに来たところは、自分の若い頃を思い出して涙が出ました。日本で言うと、田舎からイベントの為に上京したおのぼりさんが有明・幕張やかつての秋葉、聖地巡礼したりするのと全く一緒。

    SFネタ、あまり詳しくないけどスタートレックのゴーンのロケ地、おっぱいが三つある異星人(『銀河ヒッチハイク・ガイド』→or『トータル・リコール』?)は面白かった。
    最後に登場するあの人は言わずもがな。
    あとはジェーン・リンチさんのレズネタがあったような・・・


    という映画の内容の面白さはさておき、ここ数年興味を持っていたことが、この映画のバックグラウンドと通底している点。
    キーワードだけ羅列。
    ●シーシェパード
    ●ヒッピー(米カウンターカルチャー)
    ●リチャード・ドーキンス
    ●ダグラス・アダムズ(『銀河ヒッチハイク・ガイド』)
    ●無神論(ドーキンス、ペグ&フロスト)
    等々

    『ガイア教の天使クジラ』という非常に面白い読み物があるので、興味ある方は参考にどうぞ。(長いですけど)
    http://tkido.com/blog/656.html

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