モテキ DVD通常版

監督 : 大根仁 
出演 : 森山未來  長澤まさみ  麻生久美子  仲里依紗  真木よう子  新井浩文  金子ノブアキ  リリー・フランキー 
  • 東宝
3.65
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本棚登録 : 2604
感想 : 557
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988104070401

感想・レビュー・書評

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  • サブカル好きにはたまらない映画。
    映画の四隅にちりばめられた、小ネタを見つけるのも楽しい。
    長澤まさみも麻生久美子も可愛い、そしてエロい!
    ドラマや原作をみてさらに楽しめる作品。個人的な印象は、ドラマモテキで、モテ期を通し恋愛を知ったフジが、映画モテキで、恋愛をして、愛を知る、といったかんじ。

  • いまどき男子はこんなことを思うのだね。
    Perfumeと先輩のオススメにつられてみてみたら
    驚きぎっしりの作品でした。ふむ。

  • 長澤まさみの可愛さったらない。
    殺傷的な笑顔。抜群のスタイル。ねぼけまなこに、クラクラする。

    お話的には、藤本君の麻生さんに対する態度に
    自分が傷ついてるからって人を傷つけていいなんて思うなよーと思ってしまった。ひどい。
    でも、そのあとの
    Bzとか聞かないから!とすがる麻生さんの言葉に笑ってしまった。

    星野源のばらばらと、くるりの東京がぐっときた。
    映像が面白いです。最後のさいごまで手がこんでるな~。

  • おもしろい!

    せちがらくて切ない現実と主人公の脳内を爆走する妄想が
    カラオケ画面風に映像化されたりして、みせ方がうまい。

    PerfumeのPV風な演出もあり。


    女優陣もそうだけど、森山さんの演技がうまくて
    主人公視点で話を追ってると、最後の最後までヒロインみゆき(長澤まさみ)の気持ちが謎めいていて靄がかった状態で進んでいく。

    はからずも女性が男性を翻弄しているとき、
    男性側の視点からするとこんな風に事態は見えているのね
    と妙な勉強になる。


    この映画はまた名言の宝庫らしくて
    有名な

    「弱っている時に聞くアイドルソングは麻薬」

    というセリフをはじめ、

    「落ち込んだときに告白至上主義のアイドルソングを聴いてコクりに行くのは危険」

    というセリフからも
    男性にとって女性アイドルやアイドルソングがどういう立ち位置にあるものなのか、チラっと垣間見れる。

    アイドルというものは
    弱っているときでも(こそ?)自分だけを応援してくれているように錯覚できて、
    アイドルソングは
    人を「好き」という気持ちは立派、それを相手にぶつけることも立派なことだ
    というメッセージを放出しているんだそうな。



    ラストのヒロインの恋愛事情の種明かしは個人的には好き。


    自信のない自分でもあたかも同じ高みにいるかのような幻想を抱かせてくれる、年上の、社会的地位のあるカレシ。

    でも、その人は既婚者で、自分だけを見てはくれない。


    でもでも、この人と一緒にいてなにかしら刺激を受けていないと
    自分が上を見ることなく、もっとダメになってしまう。


    だから、等身大の自分に近い幸世(森山未來)とはいられない。

    ダメダメな“私”を露出させる幸世といると、自信のない自分は変わらない。


    幸世といたら楽だからつられてしまう、

    でもやっぱり人として「成長しない」のはいけないことだから
    幸世とダラダラ安楽な道には進めない。



    ふにゃふにゃした女の子が、けっこう密度の濃いことを告白する。


    自己の形成の問題、誰にもわからない一人で抱える葛藤。
    that's リアル青春。


    とっても面白いです。

  • 周囲の「すごく面白いよ!」という声と最近の若者にはどんな映画が流行ってるんだろうという好奇心から、ついに観てしまった「モテキ」。

    冒頭の主人公の心情が電光掲示板に表示される奇抜な演出からいきなり面食らって、カラオケ仕様の映像、ミュージカル風のPerfumeとのダンスなどなど。
    「おお~結構面白いじゃん!」と思ったものの、それも中盤ぐらいまでだったかなぁ。

    だいたい大江千里・橘いずみ・スチャダラパー等、微妙に古い選曲は何なんだろう。
    この選曲のストライクゾーンはあきらかに30代~40代だよね。
    なのに野外フェスやツイッター、セリフにたびたび登場する若者ことばなど、作品全体が扱う文化はもうひとつ下の世代を狙っているような気がする。
    もはやどの世代がターゲットなのかよーわからんな。
    トレンディドラマ見飽きちゃってる30代~40代の世代には、なんら新味のない三角関係(四角関係?)のストーリーはツライものがあるよねぇ。。。

    セカンド童貞って言葉を初めて知ったのが、この映画を観た一番の収穫かな(笑)。

    (2011年 日本)

  • 長澤まさみの良さは最初から最後まで今後これからもずっとわからない。

    長澤まさみ以外の三人真木よう子麻生久美子仲里依紗はとてもよいよ。彼女らの個別のストーリ-があったらもっとみたいね。正直言って漫画よりも面白いよね。でもこの面白さってのは女優のビジュアルに裏打ちされてる、いや底上げされてる感は否めないけれどね。

    ある種これはAV的に楽しむものだよね。こんな綺麗な女優と恋人シチュエーションプレイ。いやほんとに。実写モテキは新時代のAVを示唆する。

    ↓鑑賞中メモ

    知らぬ間に感情移入してきている。ドラマ全部見てから見る必要ないけどドラマ全部見てからみてよかったと思ったよ。

    オム先生が在日ファンク役で出てるしw

    女優が大物になりすぎてエロ妄想シーンが不足してる。

    主人公の人に何一つ共感できない。

    麻生久美子の重いキャラw

    麻生久美子の牛丼のくい方が残念だ。何が残念かっていうと吉牛の牛丼において肉だけ口に入れるってことは有り得ないことだからね。肉と白飯と汁と紅しょうがと七味のぎりぎりのバランスにおいて吉牛の牛丼は成り立ってるから。いやようは、牛だけ食べる余裕はないはずだから。

    真木よう子が菊地凛子キャラ。やさしすぎる。

    ドアの叩き方怖いよ。

    あんな泥に入るのは嫌だなあ。

    そうかそうか、映画的にそういうエンディングにしないといけないもんね。

  • おもろい。

    恋愛期にもやもやと散見されるいろんな面倒くさいことを、
    ユーモラスに、テンポよく描いている。

    劇中、色々と入り込んでくる、主人公の心の動静を象徴する楽曲が、
    ミソジーズ(三十路s)のノスタルジーを絶妙にくすぐる。
    てか、監督、好き放題やったなってシーンが目まぐるしく投下される。
    この潔さ、ラストがあれでなければ、もしかして★5つ、行ったかもしれない。

    っつうか、このキャスティングを揃えただけで勝負あったってところも
    なきにしもあらずだと思うけど。
    皆様、ホント、おキレイで、スタイルもよろしくて。

  • とにかく笑った。
    長澤まさみのキラキラ具合がはんぱなくて、まぶしかった。
    女子なのに釘づけ。

    森山未來のダンスも素敵、選曲も素敵でしたが、
    映画版はとにかく長澤さん万歳て感じでした。

  • 周りのびっちの評価が高かったので。w

    まず、モテ期ではない。なんか4人周りにいるのはわかったけど別にモテてるわけではない。
    それから藤本が気持ち悪すぎて、みゆきの家ガンガン叩いて話があるとか言ってる時はまじで引いた。えっきもちわるい!ストーカーじゃん!

    長澤まさみとかまっっったく興味なかったけど、めっちゃ可愛くてびびった。なんだあれあの可愛さ!笑い方といいキスの仕方といい「んー…」みたいな声の出し方といい可愛すぎる。というこの男目線。

    リリーフランキーがいい感じに熟成したおっさんぽくて面白かった。
    あと麻生久美子はもっとクールビューティなイメージだったから、あんな号泣すると思わなくてすごくびっくりしたし引いた。

    自分に優しい人みんなに優しくしちゃいけないらしい。一番みゆきが共感できたなあ。例えば日本が好きだからって、ヨーロッパに見向きもしないわけじゃないしちょっと行ってみたいかもとか思っちゃうしあまつさえ旅券とかもらったらんーちょっと行くかーなんて気持ちになるよね。

    でも藤本はヘタレすぎる。いや、やるならやれ!と思う。だってどう考えても待ってる顔してるじゃん。もー。

  • こうゆーの必要。


    正しいなんて一度も思ったことないよ。





    音楽間違いなし。

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著者プロフィール

1968年東京都国立市出身。演出家・映像ディレクター。 「モテキ」「湯けむりスナイパー」「週刊真木よう子」など深夜ドラマを中心に 映画、PV、舞台演出、コラム執筆、イベント主催など幅広く活動する。

「2017年 『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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