50/50 フィフティ・フィフティ [DVD]

監督 : ジョナサン・レヴィン 
出演 : ジョセフ・ゴードン=レヴィット  セス・ローゲン  アナ・ケンドリック  ブライス・ダラス・ハワード  アンジェリカ・ヒューストン 
  • Happinet(SB)(D)
3.75
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4907953042476

感想・レビュー・書評

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  • 酒もタバコもやらない27歳のアダムは、突然ガンを宣告される。同僚や家族や恋人は、気遣ってくれるが、神経質になっていくアダム。
    そんな中、親友のカイルは、アダムをナンパに連れ出したり、アダムもガンを笑い飛ばそうとする。
    同じガン患者と交流したり、新米セラピストと心を触れ合ったり、ガン患者としての生活を楽しむアダム。
    ジョゼフ・ゴードン・レビットが、等身大のガン患者の葛藤や本音を自然体で演じていて、爽やかな人間ドラマになっています。

  • 私だったらカイルに爆速でキレ散らかして、普段通りにそばにいて寄り添ってくれるありがたさに気づかなかったかも

  • アメリカ/2011年/ジョナサン・レビン監督/ジョセフ・ゴードン=レビット出演

    ジョセフ・ゴードン=レビットの好感度の高い普通さがいい。ガンになっても、それを利用してナンパしか考えてない友人や、不安にさせるソーシャルワーカーや、心配していることが足を引っ張ってる両親などをちょっとした仕草で受け流す感じが面白い。この大事な時に父親は認知症で「君は誰だっけ」と言うし、手術前なのに新しいスーツの手触りがいいから触ってみろと言う。母親は好きなサンドイッチを作ってやると言うが、「それは子どもの頃から嫌いだった。」子どもの好みも知らないのがおかしい。

    日本で言うと堺雅人がぴったりだ。ガンを軽コメディで演じるというのが面白いスタンスだ。この主人公のありようはガンでなくてもいいでしょうね。ジョセフ・ゴードン=レビットが普通に生活していれば映画になる。得難い役者だ。

    ただ最後は泣きわめく難病ものになり、周囲の愛に包まれるというありふれたオチになっていく。惜しい。

  • Amazonから引用。

    いきなり余命わずか決定!?なんで僕が??
    酒もたばこもやらない“普通”の青年アダムに突然告げられた病気は“ガン”だった。27歳という若さで、5年生存率50%のまさかの余命宣告。その日から、アダムの生活環境は一変。よそよそしい会社の同僚たち、看病の重圧に負けそうな恋人、同居を迫る世話焼きの母親…。病気のアダムに気遣って誰も今までどおりに接してくれない!!ただ一人女好きの親友カイルをのぞいては。カイルと一緒に病気を“ネタ”にナンパしたり、新米セラピストのキャサリンと手探りのカウンセリングを通して、“ガン”の日々を笑い飛ばそうとするアダム。しかし刻一刻と進行する病魔に、やがてアダムは平穏を装うことができなくなる・・・。

  • 20代の寡黙で酒もタバコもやらないお兄さんが脊髄がんになってしまうお話。がん患者ということで態度を変える人や適当な対応で済ます人など周囲の人間関係が大きく変わっていく。本当の友情や愛情は何かを問いかける系のお話のようでした。

    実際に自身もがんを克服した方が脚本を手掛けている作品だし内容的に批判はしにくい。
    でも、セラピストと恋愛関係(アメリカでは倫理上厳しくご法度!)になりそうなラストだったり、前の彼女がもらってきた犬との交流がろくに描かれないとか、火山に関する仕事はどうなったのかとか、ちょっといい加減なところも多かったです。
    正直言って実際に同じような病気をしている人が近くにいる立場からすると微妙な内容でした。

  • 「生きたからには生きてやれ」

    この世に生きていることは数多の奇跡と偶然とそして事故のようなもの
    もうそれだけでかなりラッキーな事だと最近特に思うようになりました
    死とは無ではない
    無は最初から何もなかったことなんだから
    50/50、とてもいい数字結局のところ明日は何があるのかは誰にもわからないって事でしょ

  • 毒にも薬にもならない映画。美人セラピストを演じたアナ・ケンドリックが可愛い。セラピー中しきりに胸の谷間を見せてくれます。女と寝ることしか考えてないと思っていた友人が実は「がん患者とうまく付き合う本」を線とか引いて熟読してたことが後半で判明する。現実だったら見えないままで通過したはずの思いが見えてしまうのがフィクションの効用とは言うけれど、いささか陳腐じゃありませんかね。主人公の目につくような場所にわざと置いてたのに、善人すぎてそうした欺瞞に気付けないとかいう展開の方が話としてはおもろいと思うんやけどなあ。

  • シアトルが舞台。がんにかかった20代後半の若者の闘病生活を比較的軽いタッチで描いている。恋人や親友や母親など、人間関係について考えさせられる。若者向け。B

  • 病気=お涙頂戴かわいそうね、な作品が日本にはめちゃめちゃ多くて、それに対してなんとなく嫌悪感がある。
    でもこれは違う。
    等身大の病人。というより病人になった1人の人間を描いている。そこがいい。

    突然ガンが発覚した人ってこんな気持ちなんだな。
    自分もいつかそうなるかもしれない。
    今まで普通の人だったのに、急に「可哀想なガン患者」として扱われ、抵抗はあるけど事実からだは蝕まれ。
    でもべつに病人という人間じゃない、その人が病気になっただけなんだよなあ。

    話自体はそんなに面白くない。
    ただこういうデリケートな内容を扱いながら、可はないにしろ不可もなしをやってのけるのは意外と難しいのかも。
    ヒロインが見た目・中身ともにもうちょっと可愛かったらよかったなあ。
    私は最後までイラッとしたままだったわ。

  • * 前に一度見たことあったんだけど2度目。やっぱりよかった。
    * 27歳生存率50%という圧倒的な暗さと、親友と一緒に出すひたすらなバカがうまく混ざったいい映画。
    * ジョセフゴードン、セスローゲンは二人ともさすがだなと思った。この映画の絶妙な空気感を出せたのはこの二人の実力。

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