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- / ISBN・EAN: 4988113827027
感想・レビュー・書評
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これは良かった!
まずクロエちゃんが超キュート。20世紀初頭のパリの駅を舞台にした幻想的な世界観と映像の質感も素晴らしい。父の遺した仕掛け人形の謎を追ううちに、映画の父、メリエスの秘密にたどり着くというストーリーは映画愛と夢に溢れています。
ただ1点だけ気になったのは、主人公と父との物語はどこへ行ったのかと。主人公が喪失感をどう乗り越えたのかが語られることなく、メリエスの話にすり替えられた印象です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
エイサ君の可愛さに悶絶しながら観た。
ちょっと不思議っぽい世界観がかなり好みでした。
本屋さんにいるネコ(一瞬しか映らない)がめちゃくちゃ可愛かった。 -
夢、希望、創造する楽しみ
出来すぎなストーリーはさておき、雰囲気のある俳優達に魅力的な映像。
それぞれの人物の背景もちゃんと伝わる。
何よりジョルジュメリエス!
まさか題材になっているとは知らずに見ていたので驚きと同時に感動。
「夢はここで造られるんだよ」
素敵です。 -
うーん、よかった。あったかい気持ちになった。ちょっと涙腺うるうるきたわー。ヒューゴのセリフがよかったよ。
『機械には余分な部品なんか一つもない。みんな何か役割があるんだ。ここからみると、街も一つの機械みたいだろ?この世界も機械みたいなものなら、僕にも役割があるはずなんだ。もちろん、君にも。』
目的がなくなると、人は壊れるって話もすごく納得した。
色々考えさせられた。
主人公が盗みを働くシーンがあるから、子供に見せたくない、なんて意見も一部聞かれたけど、私は子供に見せたいかもしれないなぁ。
小学生高学年くらいで見せたい気がする。誰にでも役割があって、その役割に大きい小さいなんて、決してないんだよって伝えたい。 -
前回のMoMAでの鑑賞は2014年のことだったらしい。今回はMoMIにて、さらには原作者の舞台挨拶つき。いやぁ、贅沢な話だ。
原作者ブライアン・セルズニックによるとスコセッシは「映画愛を撮りたかった!」というような大仰な意思を持っていたのではなく、「いや、まな娘にみせられる作品を撮りたかっただけ。」と(きっと控えめに)言っていたとのこと。
また最後のシーンで原作者がカメオ出演していることも教えてもらって二度美味しい。その撮影にまつわる裏話も面白く、表敬視察といった様な立場でイギリスの撮影現場を訪れていた彼は「エキストラとして出演してみる?」と持ちかけられてその気になったものの、その日当を払えるためには一旦フランスに渡ってビザを書き換えて来てくれということになったそうな。本作の舞台はパリのモンパルナス駅、そこでのビザの書き換えをしながら一日も早くイギリスにある「造り物のモンパルナス駅」に戻りたいと願っているのは奇妙な感覚だったと。ややこしいわな、たしかに。
実は2週続けて映画館に足を運んでしまった…
のだが、二度目は「技術上の問題があり本日は3D上映が不可能です。2D上映でご容赦下さい。」といってDVD上映をしようとしたもんだからすっくと席を立った(苦笑)
次の3D上映に逢える日までにサインもらった原作本をなんども開いて気持ちを高揚させるとしよう! -
美しくて、優しい。
素敵な素敵なファンタジー。 -
エイサ君の可愛さに見とれてたらいつの間にか終わってた
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予備知識なしで見ましたが、
結構面白かったです。
凄いファンタジーな世界かと思えばどちらかというとしっかりと話が地についている印象。
時計職人の父親が博物館の火事で亡くなり、
駅の時計塔に暮らす叔父に引き取られ、時計塔の仕事を押し付けられる。
以後、一人でずっと時計のねじを巻いていて、
唯一の楽しみは父と一緒に直そうとしていた機械人形。 -
とても目に優しい映画。
歯車やパリの街並み(舞台はほとんど駅構内だけども)が好きなのでどこもかしこも見ていてとてもわくわくした。
ストーリーは児童文学らしい文脈っぽくて、それでいてディープな映画愛もあって見応えがあった。
作中登場した映画を実際見てみたい。 -
劇場で鑑賞。
映画を観るときは事前情報をほぼ入れずに観るのだけど、序盤はなんでこれをスコセッシが撮ったのかな?と思ってました。
どちらかというとこういうのは盟友スピルバーグの仕事じゃね?って。
パリの街並みと駅の構内をカメラががーっと動くところがあるけど、あースコセッシじいちゃんも「ワシも3Dやってみたいんじゃ!」とでも思ったのかなーと。
2Dで観たけど。昨今なんでもかんでも3D化してつまんない映画撮って、シネコンの2館使って圧迫してほんとに良い映画を観られないって状況に若干頭にきてたしさ。
でも中盤でぶったまげました。
あーそういうことか!と。
だからあの人形はメトロポリスぽかったのね、と納得。
若干物足りなかったけど良い映画でした。
やっぱ3Dで観ればよかったかも、と後悔。
ストーリー、原作は2007年に出たもののようだけど、
どうしても『ふしぎの海のナディア』を思い出してしまう。
(元をたどれば『ラピュタ』だけど。)
少年少女の話で、少女がキーアイテム持ってて、パリで云々って。
こういうのは児童文学の基本なのかなあ。
クロエたんはあんまり好きじゃないのだけど(鼻の形が)、
この映画ではかわいかったなー。
映画を観て笑ってた笑顔がよかった。