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感想・レビュー・書評
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武士道シリーズ二作目。
青春小説としてももちろん面白い。
ただこの小説の肝は武道とスポーツの違いということだと思う。
特に剣道経験者は思うことが多いと思う。
剣道のジレンマをよく表現出来ていると思います。
久しぶりに道場に行ってみようか思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ二作目
引き続き面白かった~
次も楽しみ -
第二作も勢いで読んでしまった。こちらは純粋に青春ものとして楽しめる。ライバルとの友情と、武士道とは何か、ということをひたすら考えることが中心になっている。通常の青春ものと違うのは、恋愛とう要素が皆無であること。それほど日本人には武士道とは魅力的なのだろうか、と思わせてしまうような作品だ。
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武士道シリーズ2作目。『武士道シックスティーン』の最後より少し前から始まる物語。
高校2年生になり、先輩・後輩の両方がいる中で、団体選としての剣道を考えていく香織の成長を感じた。その姿に、中高の部活を重ねてしまった。一年生と二年生だと視点が大きく変わってくるのだよね・・・。
また、「武士道」と「スポーツ」の違いについても果敢に問い続けた作品。早苗とともに読者として思い悩みながら、武士道である剣道とは何かを見いだしていけたかな。 -
何度もうるっとして、地下鉄内で読んでいて、そんな自分に驚く。香織と早苗は、別々の地(神奈川と福岡)で、武士道の認識を深めてゆく。ともに、成長していく姿が美しい。実際の剣道は、見ていてもその速さや技についていくことができない。それを乗り越えさせて面白くわかった気にさせてくれる。著者は、『ジウ』や姫川シリーズでもいえる、シリーズ化がうまい。高校生活最後の一年がたのしみ。