黒猫 [Kindle]

  • 2012年9月27日発売
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感想・レビュー・書評

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  • さくさく読めたけど、思ったほど怖くなくてちょっとがっかり…。

  • ポーの代表作と言っても良いでしょうこの作品、酒に溺れて人生をダメにしていく主人公が崩壊していく様を描いた作品。
    黒猫は酒に溺れて見た幻なのか、1世紀前の作品という古臭さを感じさせない作品です。

  • 実際の犯人の手記であるかのように迫力がある。短いながらもぐっとくる。

  • 有名過ぎるミステリー作家、Edgar Allan Poe。
    お恥ずかしながら、初めて読みましたー。
    超短編。
    あっという間に読めた長さだったけど、ぞーっとした。
    こえ~~~~!!

    ペット愛好者がアル中になって気が触れちゃって、懐いてた黒猫を殺す。それからというもの、猫に憑りつかれたり罪悪感に覚えるようになった或る日、片目のない黒猫を飼うようになる。しかし、その猫にも憎悪が湧いてきて殺そうとするが。。。

    と、何とも言えないおぞましい動物虐待の話です。
    私は、猫が大好きで、昔から黒猫と縁があり、今も家には2匹の黒猫がいます。
    だから、読むのが苦痛だったんだけど、とりあえず短編だったし最後まで読みきった。
    衝撃的だったので★4つ。

  •  黒猫の名は、プルートォ。

     小学生のときに、担任の先生がええ声で朗読してくださった懐かしの作品。あの頃は結構長い小説なのかと思っていたけど、大人になってから読んでみると3分ぐらいで読み終わった。先生のええ声がもたらす空気の重さがそう感じさせていたのか。
     猫好きなわたしには随分辛いお話だった。それはいまも同じだけど、子供の頃には猫への残虐な仕打ちが恐ろしく、またその猫からの復讐がただただ恐ろしかったのに対して、いま読むと、人間が悪事を為す理由について書かれた部分にすごく目を引かれた。

     先生の朗読を聞いてからもう20年近く経つけど、今でも黒猫を見かけると、つい首まわりに白い輪がないかさがしてしまう。

  • 10代の頃、子供向けの本でも読んだ筈だけど、もう少しゆるい表現だったと思います。
    話は解っているので、淡々とした語り口が余計に怖い感じ。

  • 児童文学ですね。読み応えという意味では、物足りないですが、「なんだか不気味」という感じは伝わってきました。

  • エドガー・アラン・ポーの代表作の一つ。動物好きの語り手はプルートーと名の黒猫をかわいがっていた。しかし酒におぼれ、ある日木につるして殺してしまう。その後、またその猫に似た、しかしうっすら白い模様を持った黒猫に出会い、飼う事になる。その白い模様は日増しに濃くなり、最後には絞首台の柄になった。彼はその猫を殺そうとするが、妻が止めに入る。すると彼は逆上して妻を殺してしまう。彼は妻の遺体を壁に塗り固め、うまく隠したつもりだったが・・・

    常識的に考えると、猫が逃げなかったのは不思議だ。
    しかし、プルートー(ローマ神話における冥界を司る神)という名を考慮すると、作者の意図が汲めないこともない。
    が、猫好きには読むにたえない残虐な表現であった。

  • こんな作品がKindleアプリと青空文庫でサラッとタダで読めるってありがたい。穴蔵へ降りて行った時の件は本当に怖かった。

  • これもパクられ、オマージュされ、今やペンペン草の一本もないというカテゴリなんだけど、やっぱりエスタブリッシュに対しては敬意を払うべきであり、本書には何の罪もないのです。

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エドガー・アランポーの作品

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