ブラック・スワン [DVD]

監督 : ダーレン・アロノフスキー 
出演 : ナタリー・ポートマン  ヴァンサン・カッセル  ミラ・クニス  バーバラ・ハーシー  ウィノナ・ライダー 
  • 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
3.62
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本棚登録 : 1323
感想 : 168
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988142923820

感想・レビュー・書評

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  • 怖い!と聞いていたので、ホラー的なものを想像していたら違った。映像が痛々しい。(物理的に)
    芸術家の葛藤としてはありがちな話な気もする。
    ちょうどレオンを見た後にこの作品を見たので、ナタリーも大きくなったなあと妙な感想が浮かんできた(笑)

  • あまりの恐ろしさに顔隠して見た。
    ジャパニーズホラーと親戚なのかじわじわくる怖さ。
    えろい。

  • 今敏の「パーフェクトブルー」が大好きで自作の「レクイエムフォードリーム」で風呂場シーンをもろパクリしてしまったアロノフスキー監督が、「パーフェクトブルー」の実写版権を得ていたと何処かで耳にしたか、目にしたか。

    ブラックスワンを見て納得。
    彼は直接パーフェクトブルーを実写化するのではなく、こんな形で自身のフィルムに昇華したんですね。既に亡くなった今敏への敬意が
    ニナのラストのセリフ"Perfect"に表れていると思います。

    ストーリーは違えど、主人公の心理と現実が混濁する見せ方は今敏のやり方ですね。
    サスペンスにとらわれがちですが、子供っぽかった主人公の成長ストーリーであるところもパーフェクトブルーと同じです。あと色調とか主人公のイメージカラーがピンクなのもパーフェクトブルーに合わせているのではないかと思いました。

    異なるのは、ちょっとパーフェクトブルーよりファンタスティックなところですかね(CGとか)。

    あとはリリーはただの歯に衣着せない良い人でしたね。ミラ・クニス可愛い

  • ナタリーポートマンの演技から最後に至る映画の構成まで、素晴らしい!
    非常にスリリングに最後まで観れた。
    ニナの処女性(?)から自らへの対峙など色んなテーマを含みながら、白鳥の湖の終幕へ向けて、物語は突き進んで行く。

  • チャイコフキー『白鳥の湖』はもともと好きな曲であったため、楽しみにしていたのだが、正直いまいちだった。
    結局のところ、物語として主演女優に妖艶さという危険な魅力が備わった最後の踊りに対して、個人的に魅力を見出すことができなかった。
    女優の問題ではなく、そこの部分をCGという演出方法に頼ったのがまずかったのではないだろうか。
    結局CGかよ!ってつっこんでしまった。このシーンこそCGに頼らず、女優の素材で挑戦するべきではないのかなと思うのだが。

    物語は、黒鳥に不向きな少女が危険な魅力を獲得していく過程で、様々な苦労があるも、ラストはそれを得るといった感じ。
    その過程においても、エロスの路線なのか、それとも暴力的に白鳥にしかなれない自分を殺す路線なのか、中途半端であった。最後の演出により後者なのだと分かったが、果たしてそれは、男性を誘惑するような危険な妖艶さを獲得したといえるのか疑問。
    そこの詰めが心残り。CGの演出によって、それを視覚化することは、ナタリー・ポートマンに対して本当に失礼だと思う。
    なぜこの映画が高評価なのか分からない。

  • 主役を演じたナタリー・ポートマンが美しい。ニナが壊れていくさまは目が離せなくなる。
    母親のニナに対する執着心は愛情を超えてホラー。
    でもニナの執着心も凄い。白鳥の女王という役に、そしてプリマという立ち位置に。
    前プリマのべスの持ち物をつい盗んでしまうといった行動にも実は彼女の中の狂気が潜んでいて、周囲の環境やプレッシャーとともにニナ自身が彼女を追い詰めていったのだと思う。
    本番の黒鳥の踊り、そしてラストは圧巻。
    ただ鑑賞に気力を奪われる作品なので、観るタイミングを選ぶかも。

  • バレエ版のサイコで、評判ほど楽しめず。マンガをヒントにしたのかと思われるほど、似た路線。作品にフィットした女優という観点から、アカデミー賞は当然かな。

  •  痛い。その一言に尽きる。
     プライドが高く不安がちな女性が主演に抜擢され気負いまくり破滅していくものがたり。
     母親の、おめでとうというところと裏腹に甘い甘いケーキを出してナタリー・ポートマン演ずる主人公が「いらない」というと「ああそう」とつっけんどんに言ってケーキをまるごとゴミ箱に捨てようとするくだりなんて母親の嫉妬とかそういったものがまぜこぜでいやーな感じ。
     母親の過度な愛情と期待に添うべく頑張りすぎて、最後にはどうなるのかという映画でした。
     一歩間違えたら摂食障害とかも絡めての作品になったんじゃないかなあ。
     最後の最後に、やり遂げたと白い天井は、どうなってしまったのかと……、……。

  • こんなに俳優の演技に引き込まれて映画を見るのは初めてだと思う。
    繊細で可憐で世間知らずで臆病なニナ。
    無駄な脂肪のない身体で人間離れした姿勢で優雅に踊るバレリーナ達。

  • 母の過度の期待と束縛、主役のプレッシャーから幻覚が出現。映像が気持ち悪くて目を背けたくなった。

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