- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988142923820
感想・レビュー・書評
-
コメント0件をすべて表示
-
痛い痛い!ってシーンがなかなか多かった。
完璧になるために狂う人は多いよね。フィクションの世界では、特に。 -
人間の内面に潜む狂気が引き出されてゆく過程を描いている。
理性の下に潜む暴力的な欲望に飲み込まれ、精神的に異常をきたし始める主人公。
痛みと快楽は突き詰めれば同じものであり、表向きの「私」を剥ぎ取ってゆく。その奥にいたのは誰なのか。どちらの「私」が真実か。
いやまあ、どっちも自分であることには変わりないんだけどね。誰しも、自分のことを全て把握しているとは限らない。自分の知らない自分もどこかにひそんでいるのかもね。 -
プレッシャーに押しつぶされて狂気に染まっていく人の話。主演女優の人の容姿もそうだけど、声も甲高い感じで、役にぴったりだと思った。ただ、所々のホラー要素?がちょっとチープで残念。
-
一度目は友人と映画館で。
その時はいろいろ衝撃が大きくて「ナタリーはこれでアカデミー賞とったのか~いろいろ過激だったしな」と一人で思い、一緒に行った友人とも詳しく話をせず、強く人に勧めたりもせず、すぐに見たい気分になれず…でした。
2014年1月に初めて見る主人と一緒に、(中断せざるを得ず)3夜連続。時間をおいたからか、2回目だからか、ナタリーの演技に没頭してしまいました。すごいわ、ナタリー。
ナタリー演じるニナの追い詰められている心境、
母親との、幼いころのまま止まったような奇妙な関係、
周りの人とのやり取りもどこまでが本当で、どこからが彼女の妄想・幻覚なのか・・・
美しく、繊細な主人公のバレリーナを演じるナタリー・ポートマンに魅せられ、冒頭から引き込まれます。
過激なシーンには目をそらしたいけど気になって目が離せない。ドラッグ映画に多い、夢かうつつかわからないシーンには時々苦手なものがありますが、この映画の場合は主人公の頭の中がいろいろな妄想に取りつかれていく様な感じが伝わってきます。
しまいには「白鳥の湖」のテーマ(特にオルゴールの・・・)が呪いの曲のように聞こえてきいます。
寝る前にはオススメできないですが。
この「主人公が完璧を求めるが故の危うい世界観」と「人の狂気」は、
同時期に読んでいたマンガ「ヘルタースケルター」とどこか通じるものがあるような、と考えていました。
~~~~~
人の狂気を表す、その異常な世界は形を変えて、私たちの前に現れる。私は「あぁこうでなくてよかった」と思ったり、「あぁ自分にもこういう部分はあるかもしれない。私だけじゃないんだ」と思ったりする。それって、いずれにしても狂気の恐ろしさから「安堵感」を得ようとしているのだろうか。 -
痛い・・・
精神的にずっしりとくる作品。
観終わって痛い印象しか残ってませんが・・・でもこーいう印象を残す作品キライじゃないです。怖いもの観たさでまた観たくなるというか・・・ -
精神疾患を扱った映画、というわけではないが、過度なストレスに晒され続けた主人公が心身共に衰弱し病んでいく様は精神異常のそれであった。
被害妄想や幻覚などがリアルに描かれており、実際の患者には世界がこのように見えているのではないか、と考ええさせられた。その恐怖はとても強烈なもので、患者の立場に立ち、少しでもイメージしながら関わらなければならないと思わされた。
映画自体もスピーディな展開であっという間に終わってしまった印象で、引き込まれるものがあった。もう一度見てみたい作品。 -
2013/12/16
-
現実かそうでないのかわけがわからなくなるけど
それはそれで良いのかな。
黒鳥怖かった。