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- / ISBN・EAN: 4907953043435
感想・レビュー・書評
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劇場にて
2012年アメリカ キャスリン・ビグロー、ジェイソン・クラーク
タイトルのゼロ・ダーク・サーティは軍事用語で午前0時30分のこと、映画の中で時計が0時30分を指すシーンがあります♪
2011年にアメリカの精鋭部隊がパキスタンに隠れ住んでいたビン・ラディンを殺害するに至るまでの史実をもとに作成、、、というか、事実のみを(どこまでが事実かは不明ですが)淡々と放映しているジャーナリズム系作品。
欧米人以外、特に日本でのほほんと暮らしていると911以降のテロも「あ~~そういえば、こういうことあったなぁ」という感覚でしかないので、次々とおきる爆発にいちいちビックリ、、、てんこ盛りの話についていくのが超大変でした。
特にCIA職員が多数被害にあった自爆テロなんて、、私はそういう事実を知らず(ニュース音痴なだけかもしれませんが)この事件一つでさえ本が出てて、映画になりそうな複雑な事件。
(本、、、買いましたが)
拷問のシーンがかなり衝撃的でした (ジャックバウワーかよって) 本当にこんな拷問してるんだ、、、拷問の是非、、考えさせられます。
前半では拷問なんて非人道的だ、、、と思うのに後半では 拷問しないと情報を得ることできないじゃないかって思ってしまった、、これはマヤ(キャスリン・ビグロー)の心の流れと同じなんですよね(映画にはめられた)
カナリア作戦は精鋭部隊のはずなのに、なんでヘリコプターは1機、落っこちちゃったのでしょうか。
基地でCIA職員を巻き込んだ自爆テロ、、、あれって本当にあんなに間抜けな展開だったのでしょうか、ものすごいプレッシャーのもと激務をこなすと成果を焦ったりしてああなっちゃうのでしょうか。
と、突っ込みどころも満載の映画でした。
いずれにしても、誰もハッピーになれなかったやるせない気分だけが残りましたね。
マヤはこの後、どうなるのかとても気になります。すべてを投げ捨ててやり遂げた達成感よりも虚脱感が勝って見えますし、、ビンラディンの隠れ家に一緒に住んでた子供たちはある日突然、米兵がやってきて親を目の前で殺されて、、、彼らはどういう人生をたどるのでしょうか(新たな憎しみが生まれたとしか思えない)
世の中、救われないことだらけですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アメリカのCIAが9.11からビンラディンを見つけ出し殺害するまでの話。
ストーリーは淡々としているが、拷問の場面が沢山あったり、居場所を探し出すまでのストーリーなど、根気のいる数年だっただろうなと。
個人的には、重い話で心にずしっと来ました。 -
この監督の映像はむしろ好きな部類なのに、
『ハート・ロッカー』と同様、
いまいち何が面白いのかよくわからない作品だった。
リアリズムも、
劇的な展開もあるはずなのに、
どうしてなのだろう…。
登場人物の情緒があまりにも抑制されているから?
それとも、
アメリカの復讐心のようなものに、
ちっとも感情移入ができないから??
ひとつの作品として、
もっと面白くなりそうなのに、
何をどういじったらよいのかも、
ピンと来ない不思議な仕上がりでした。 -
アメリカ同時多発テロ、
9.11を扱った社会派映画です。
9.11後から
ビン・ラディン暗殺までを
描いています。
前半2時間は
ビン・ラディンに最も近い人物を追い、
捜査を進めるパート、
後半1時間は
ビン・ラディンの隠れ家を見つけ、
暗殺するまでのパート
となっています。
映画としての派手さはありません。
しかし、恐らくビン・ラディン暗殺までの
様子は真実に近い描写がされている
と思われます。
ドキュメンタリー映画として
9.11発生から
ビン・ラディン暗殺まで
何が行われていたのか
真実の歴史を知りたい方は
ぜひご覧になってみて下さい。 -
拷問、諜報、殺害
報復 -
期待はずれ
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高校でリクルートされたか
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映画だけど映画とは思えないリアルな演出。