ノマドと社畜 ~ポスト3.11の働き方を真剣に考える [Kindle]

  • 朝日出版社
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感想・レビュー・書評

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  • 赤字の自営業をしているのでいろいろ考えさせられました。英語を身につけるのは簡単ではなさそうなのに最低英語力と言われると道の狭さを実感しますね。インターンの代わりに日本では就業支援策として企業に1年給料を出しているけれど、大学に行ってるつもりで企業でインターンをするコースをしてしまえれば無駄がなさそうですが、大学資格ははずせないのでしょうか。

  • 2013.1 読了。
    平易な言葉で起こりうる/起きていることを現実的に語っている。
    少し極端では?と思う点もあるが、耳が痛いことも確かで、著者の老婆心を感じる。

  • ブログ以上、書籍未満という感じ。
    肝心の今の日本のノマドや社畜の実態についての考察があまりに総花的で、作者の置かれてる立場からの主張、という域を出ていないように感じた。
    主張の内容はフリーランスや能力本位で働いてる人からすればあたりまえのことで、ノマドや3.11といったワードはこじつけ感が拭えない。
    問題提起が主眼なのであればもっと短い文で済むのではないか、そういう意味では無料サンプル版の目次をレジュメとして見れば、それで十分。

  • すぐ読める。内容はタイトルそのままな感じ。

  • フリーランサーだろうと会社員だろうと、これからは仕事の成果をもって勝負できるようでないと生き残れない。自分自身の働き方だけでなく、これからの組織における人材の育成についても考えさせられる一冊でした。

  • 「ノマド」ってなんとなく格好良い気がする。
    かつて「フリーター」という言葉がなんとなく自由を象徴しているように感じたように。

    でも、今、「ノマド」に失敗すれば「フリーター」へ。
    日本は脱落してしまった者に厳しい社会。
    組織に属することが、イコールその人のステイタスになってしまっている。
    組織に属していないと携帯電話を割賦で買えないとか、
    クレジットカード作れないとか、現実には組織が幅を利かせている。

    そういう、仄暗い現実を示唆してくれている本。
    名前だけ独り歩きして実態が伴わないことほど危ないことはない。

  • kindleストアで購入、読了。これを読むと諸外国の合理的な働き方はやはり憧れる。「フリーランスは厳しいのだよ」という著者のメッセージは痛いほどフリーランスの自分に突き刺さる。

  • 自由とは孤独なんですよ。
    と言ってた大学の先生の言葉を思い出した。
    僕も10年フリーランスをやっていたので、共感できるところが多かった。今後のために英語をもう一度ちゃんと勉強しておこうと思いました。

  • イギリスの例として、契約社会、個人主義がベースにあり、主に高い専門性をもった人が、ノマドに。仕事は、人生の目的ではなく、生活を楽しむための費用を得るもの、との意識が根底にある。ノマドが普通になると…経験者採用がメインとなり、未経験者は顧みられなくなる。経験を買うため、インターンになるためにお金を積むことに。/否応なしに、そういった働き方が広がっていくだろうし、その中で、自分のスキルがコモディティ化しないようにしていかなければならない。とりあえずは、英語再入門、と思い、早速NHKの入門ビジネス英語を購入。一回分、ストリーミングで聞いてみた。あとは、続けること。小さなことからでも。そして映画『3.11日常』を観たいと思った。/”「原理原則は決まっているが、後は自由になる。ただし責任は自分。個人の役割分担は明確に決めて、各自が責任を持つ」とう働き方が当たり前になるのです。

  • 個人主義、契約社会だから成立するイギリスのノマド、スーパーマンワーカーのみ実現できるノマドという働き方。

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著者プロフィール

谷本 真由美(たにもと まゆみ)
1975年生まれ。「めいろま@May_Roma」のTwitterアカウントで知られる。法政大学法学部政治学科卒業後、アメリカのシラキュース大学大学院で国際関係論と情報管理学の修士号を取得。日本と英国を両拠点に活動を続けている。

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