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- / ISBN・EAN: 4562227882198
感想・レビュー・書評
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隕石の爆破に失敗して、3週間後の地球滅亡を待つ世界。「アルマゲドン」や「ディープ・インパクト」の逆バージョンのようなこの設定はなかなか面白い。もちろん略奪も起こるし、酒飲んで憂さ晴らしする人もいるわけですが、この映画の主人公の2人(スティーヴ・カレルとキーラ・ナイトレイ)が望むことは、1人で最後の瞬間を迎えるのはイヤ、大切な人と一緒にいたいという、ささやかで庶民的なもの。そんな2人が「何か」を捜し求めるロードムービー。そして最後の瞬間、2人はようやく結ばれるわけで、これは単なる予定調和とは言わせない「美しさ」があります。
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人は安息を求める、死が絶対的であるがゆえ。
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小惑星の衝突による人類滅亡の危機が迫る中、かつての恋人に会いに行こうとする中年男と隣人女性の奇妙な旅をユーモアに包んだ温かなタッチで描く。
出演はスティーヴ・カレル、キーラ・ナイトレイ。
このストーリーがすごく好き、
よくあるラブコメよりずっといい。 -
SF映画と聞いたがもう一本と間違えたか??初期設定は一応SFだが、フツーに心温まるラブストーリーだった。キーラ・ナイトレイ、カワイイからよし!
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地球消滅作品は色々あるけど、大抵は滅亡することに悲観して、向かってくる隕石に恐れをなして騒ぐってのばかり観てきた気がする。
これは淡々と静かに、終わりに向かう作品で、主人公たちは自分の愛するものと一緒に、粛々と最後を終えようとするところが好きです。
ソーリーが可愛くて、片田舎の店はクレイジーで、海辺は綺麗な色ばかりで、終りを迎える時の光とキーラの笑顔がとても印象的です。 -
村上春樹さんは人生最後の日は、ひとりでしみじみと鍋焼きうどんを食べたいと「村上さんのところ」に書いていました。が、しかし、この映画を見ると、多くの人は、親族・友人と乱痴気騒ぎのパーティ日々、あるいは家族を放置し誰かのもとへ?失踪、もしくは積極的な自殺ともとれる暴動を起こす、などなど、最後の日までいつもと同じ穏やかな生活を繰り返す人の方が珍しいようです。主人公たちは何か特別なことをしようと数日努力してみるもののやるべき理由が明確に見付からず、最終的にはとなりの家同士のよしみで一緒にその日を迎えることになりました。
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小惑星の衝突で滅亡が間近に迫った人類。最後の時をどう過ごすか。妻に出ていかれて無気力になっていたドッジはふとしたことからそれまで全然交流のなかった隣人のペニーをイギリスに連れていく旅に出る。
世界が滅亡するとしたら、確かに人はやり残したことをしようとしつつ、それでもけっこう落ち着いて普通に過ごそうとするのかもしれない。
主演の二人の雰囲気がいい。キーラ・ナイトレイは可愛いし、スティーヴ・カレルは『40歳の童貞男』などのコメディ畑の人なのか。
落ち着いて見れる一本。 -
B級でストーリーはありものなんだけど、なんだか最後まで見てしまった。
いわゆる小惑星衝突ものの終末映画。ただ他の作品と違うのは、パニックムービーや終末からの救済ではなく、最後にきちんと小惑星が地球にぶつかるところ。
パニックに陥る人とは別に、静かに日常を送る人々の葛藤を描いている。
「私たちはお互いを救ったのよね」って言うセリフが印象的。
ドッジのお父さんを大統領と言いたくなってしまうのは、しょうがない(笑 -
犬かわいい。
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君に出会えたから世界の終わりも怖くない