ドラマ「半沢直樹」原作 ロスジェネの逆襲: 2020年7月スタートドラマ「半沢直樹」原作 [Kindle]

著者 :
  • ダイヤモンド社
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感想・レビュー・書評

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  • 再読です。
    半沢直樹の出向先での活躍、スカッとしますね。ボクはこの本から半沢直樹に入ったので、以前の2作を読んで、ドラマを見てから読んだこの本は、また違った風に感じることができました。

    イカロスの翼?でしたっけ、次の作品も楽しみです。

  • 2013/9/12 Kindleで読了。話題のドラマ「半沢直樹」シリーズの最新作。「ロスジェネ」って何だろうと思ったら、ロストジェネレーションの略でバブル後の就職氷河期世代のことらしい。今度の舞台は、出向先の証券会社。半沢は部長職。前半はその部下達がメインで話が進み、「あれ?半沢おとなしくなったのか?」と思っていたが、途中からはいつもの半沢節が炸裂。ただ前2作に比べて、自分だけでなくロスジェネ世代である部下のことも心に留めながら突き進む半沢は、上司としての成長を感じる。半沢の行動は、普通の人から見れば常軌を逸している部分も多くあるが、その根本はいつも同じ。「正しいことを正しいと言えること」「世の中の常識と組織の常識を一致させること」「自分のために仕事をせず、客のため世の中のために仕事をすること」。そんなことを部下に言い切れる半沢直樹が眩しい。次回作が出ることを切望して待ちたい。

  • ドラマ 半沢直樹の原作、3作目。
    これはもう文句なしに面白かった!
    半沢直樹を認めてくれる人がちゃんといて、逆境を自分の力でぶち破って…痛快!の一言につきますね。
    最後にはちゃんと報われた所も 本当に良かった。
    また ゆっくり読み直したいですねぇ。

  • 自分の信念を持ってる人は強い。
    どこにいようが自分がぶれない。
    ただただかっこいいです。そりゃ周りのひとついていくね。
    あと、仕事は自分のためじゃなくて客(相手)のため、世の中のためにやらないといけないな、と。そのなかで自分の仕事に誇りを持てるか、と。
    続きすげー読みたい!

  • 半沢直樹シリーズ最新作。
    絶好調オンエア中のドラマを観てる人はネタバレがちょいあるので注意。

    前作のラストを踏まえ、銀行関連の証券会社に出向となった半沢が、
    いろいろあって親である銀行に牙を剥くことになる、という刺激的
    なエピソード。

    今回の主役は成功したITベンチャーの創業者たちと、ロストジェネ
    レーションと呼ばれるポストバブル世代の若者たちが主人公。
    要所々々で半沢が登場し、事態をバシバシと切って行く様は、
    さすがに今をときめく半沢シリーズ。随所で痛快なことこの上無い。

    ただ、さすがにちょっとリアリティは不足してきたかも。
    いや、前2作もよく考えたらわりとあり得ないファンタジーだった
    のかもしれないのだが、このスパンで3作品も読んでしまったら
    さすがに・・・。まぁ、ペースの問題だな、きっと。

    そしてこのKindle版、間違い無くお得。
    現状でハードカバーしか出ていない作品が、電子書籍版なら文庫なみ
    の価格なのだから。そして、第三弾にしてようやくタイトルがらしく
    なってきた♪こうなったら次作を楽しみにさせていただきますよ、ええ。

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著者プロフィール

1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。98年『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。2010年『鉄の骨』で第31回吉川英治文学新人賞を、11年『下町ロケット』で第145回直木賞を、’20年に第2回野間出版文化賞を受賞。主な作品に、「半沢直樹」シリーズ(『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』『アルルカンと道化師』)、「下町ロケット」シリーズ(『下町ロケット』『ガウディ計画』『ゴースト』『ヤタガラス』)、『空飛ぶタイヤ』『七つの会議』『陸王』『アキラとあきら』『民王』『民王 シベリアの陰謀』『不祥事』『花咲舞が黙ってない』『ルーズヴェルト・ゲーム』『シャイロックの子供たち』『ノーサイド・ゲーム』『ハヤブサ消防団』などがある。

「2023年 『新装版 BT’63(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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