- Amazon.co.jp ・電子書籍 (147ページ)
感想・レビュー・書評
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ブログの通り、スルスル読めて分かりやすい本だった。
2013年とだいぶ昔のことだけど、当時からちきりんさんのブログは読んでいたのであまり内容が古いとも感じなかった。
常に、価値あるブログを育てるという目的にフィットして行動しているのがよく分かった。
何を真似すればいいというものでもないんだけど、単純にそうなんだ、と興味深く読めた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
Kindle Unlimitedにて。
これからの自分のブログへの向き合い方について、もう一歩踏み込んで考えてみようと思った。 -
ちきりんがどういう方針で日記を書いているのかをまとめたもの。文書スタイルはブログと同様で本っぽくないが、Kindleでは、逆に読みやすいと思った。内容も、ちきりんのしっかりした考え方がビシビシ伝わってくる良書となっていると思った。これを読み始めて、早速ちきりんの日記をRSSに登録しました。
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読みやすくて面白かった。本人が書いてるように真似はできなさそうだけれど。
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免許更新の順番待ちで時間があったのでダウンロードしてみた。キンドルで読むのは初めてだったがandroid版でもサクサク読みた。内容的には著者のブログのポリシーみたいなものが書かれており、特に営利目的にしないことが世間の信用を得られる事が強く感じられた。
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著者が、自身のブログとその運営について、これまでどのように考えてきたかを記した本。日々数万人の読者が訪れるブログの運営記録というよりも、ブログやブログを取り巻く状況について、著者の価値観と姿勢とが記述されている。読みやすい文章と一貫性のある視点は、ネット社会との付き合い方として読んでも価値が高い。
Kindle本として、表紙のデザインから構成まですべて著者自身が行っている。そのためか、章立ては44章と通常の書籍に比べて多い。しかし、猥雑な印象をまったくない。章のタイトルは、そのまま、その章のメッセージになっている。章は短く、メッセージのシンプルさと明瞭さとを際立たせている。
本書は、ブログ運営のためのノウハウ本ではない。しかし、著者の判断や選択は、常に「自分は何を大切にするのか」「自分はなぜそうするのか」「自分はなぜそうしたのか」という揺らがない問いとセットになっている。その姿勢は、たとえ著者とは異なるネット社会との付き合い方の価値観を持っていたとしても十分参考となるだろう。その意味で本書は、ブログを持つ万人のための本質的なノウハウを記述しているといえる。
本書はどこか日記的だ。よいわるいということではなく、著者の視点は常に「私」という「個」から出発し、また、本書のメッセージは強く「私はこう思う」というスタイルに根ざしている。「自分の思考を言語化し、構造化するとともに、そういう作業自体が楽しいのです」と著者はいう。自分という閉じた空間がきちんと存在しているという意味で日記的なのだ。
日記的ではあるが、雑駁な印象や思いを書き連ねたものではない。言葉の方向が自分自身に向けられていない。誰かに届けられるべきものとして、伝えられるメッセージの内から外へのベクトルは明確だ。著者のブログと同様、外からインプットには頼らず、あくまでも自分の中の「このことを伝えたい」とが形化している。
それゆえ、記述の方法論は、わかりやすさと構成への配慮に集約さる。雑感で甘んじることもない。伝える手段や伝えたい対象が状況で揺らがない。やわらかなレトリックとはうらはらにエッセイや雑感が持つ曖昧性は小さい。自身のブログについての思いと、ブログとともに歩んできたこれまでの経緯というテーマから離れることはない。そして、そこにはつねに、ことばを届けたい確固たる人たちがいる。
20世紀的な効果・効率の世界を否定もせず、かといって、全面的に肯定するでもなく、ただ、通奏低音として、「自由」、「無理をしない」、「気取らない」といった軽みがある。二項対立的な議論に囚われたりもしない。あえてジャンルを規定しようとすれば、「ノーサイド」といってもよい、まったく新たなジャンルが必要になる。
日記的であると同時に、自由であり、同時にことばを届けたい確固たる人たちいる本書を読んで思い浮かぶのは、なぜか赤毛のアンのこんなことばだ。
「これから発見することがたくさんあるって、すてきだと思わない?あたししみじみ生きているのがうれしいわ―世界って、とてもおもしろいところですもの。もし何もかも知っていることばかりだったら、半分もおもしろくないわ。そうでしょう?そうしたら、ちっとも想像の余地がないんですものねえ。」村岡花子訳『赤毛のアン』第二章
本書は、ノウハウ本でもなく、エッセイ集でもない。ネット社会への評論としても読めるし、ブログというテーマを借宿とした生き方の指針を書いた本とも読める。論旨が明確で文章が平易であるために電車の中などでもスラスラと読めてしまうという意味では雑誌的であり、ネット社会の時代のマーケティングについて思考を深めていく素材としてはテキスト的だ。フィクションでは当然ないが、ノンフィクションというには、事実よりも価値観に重きが置かれている。そんな不思議な本だ。 -
おもしろかった。自分の好きなように書くのが一番。
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一貫した思想を持って運営する事が大事。
そして、その思想も常々見直す(勉強する)ことが大事。 -
安定のちきりん節で、「考える」ことについて鋭い観察を行っているほか、ブログ運営の裏側も惜しまず公開!昨年の収益がx百万円だという話も…!
個人的にインプット偏重型なので大いに感じるところがありました。外資の人がいう、"読んだ時間の3倍の時間考える"、論語の"学びて思はざれば…"などに通じるもの。
◯"考える"とは、インプットをアウトプットに変換するプロセスのことです。
◯私にとって日記とは、「今日はこんなことを考えた」という思考の記録であって、「今日は何を食べた、どこそこへ行った」という行動の記録ではありませんでした。 -
大人気ブログの舞台裏を紹介した本。
いちおうブロガーの端くれとしては、目からうろこな情報が満載でした。
どんなブログにしていきたいのか、というものを明確にもっているからこそ
ちきりんの日記みたいなぶれない、かつ
ちきりんさんと同じような考えが出来る人が集まる場所になれるのですね。
自分のブログがどうなりたいのか。
考え直すきっかけをくださってありがとうございました!