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- / ISBN・EAN: 4988003823351
感想・レビュー・書評
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悲しく切ない、共感はできないけどいろいろ考えさせられる一本だった。真木ようこのイメージがあってる。
あんまり好きじゃなかったけど、すごい女優さんだなーと印象変わった。
他の出演作も観てみたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
吉田修一原作の小説では、読者が想像でこの物語の色を補わないといけない。映画化作品はそういった一読者としての解釈の一例を示すものでもあるけれど、本作はどちらかといえば、判定差で、失敗。
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昨年の話題作…モスクワ国際映画賞審査員特別賞受賞…
から気になっていたけど、どうも触手がのびず、
日本アカデミー賞でようやく重い腰があがった。
主演の真木よう子の演技が観たかった。
結論から云うと…ボクには、どうにも辛い作品…
原作は吉田修一…小説や映画化されたものは、
これまでにもいくつか観ているけど…
やっぱり、この人の作品は好きになれない。
「悪人」でも同様に感じたのだけれど、
プロットですべてが決まってしまうような
作品ばかりなのだ…観ているものが救われない。
どうにも後味が悪い…
この映画のわずかな救いは、エンドロールに流れる
椎名林檎の書いた「幸先坂」かな…真木よう子の
歌う次のフレーズは秀逸だった…
♪ 今日はなにかいいことがありそう ♪ -
過去のトラウマに囚われて、幸せになるのが怖い男女の揺れ動く心情がひしひしと画面から伝わってくる作品でした。
男と女の関係って、理屈じゃないんだなあ。。。としみじみ。
真木よう子の体当たりの演技が話題になっていましたが、個人的には加害者の男性を演じた大西信満が印象的でした。
全身からただならぬ雰囲気を醸し出してるし、ラストの何ともいえない表情も秀逸。
つかず離れずの距離を保ちながら二人でどこまでも歩いていくシーンが、なんか好きです。
(2013年 日本) -
ずどーーん
久しぶりにこっち系だったのできました
ところどころの描写キレイ -
前半、原作を読んでいたので心情がよく分かってよかった。
2時間での映画化はキビシいと思っていたが、原作にはないシーンや主役二人の間、セリフや表情が素晴らしく、残酷な事件からの二人の生きかたが、いかに孤独であったか、心にひしひしと感じられた。
ラスト、問いかけの前に微かな光とエンディングの「幸先坂」に救いがあって、とてもほっとした。 -
2014/03/23
ラストがとても印象的な作品。
私は、彼は前者を選んだのだと思う。なんとなく。 -
真木よう子の体当たり演技。
ある殺人事件と隣人の夫婦。そして、過去。
荒唐無稽といわれたとしても、何か考えさせる映画って、そんなにない。
吉田修一原作。