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- / ISBN・EAN: 4988105068957
感想・レビュー・書評
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別途
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人の人生ってみんなドラマだなぁって思う。
小説と同じくらい面白かった。 -
山田洋次監督だけに昔ながらの日本映画らしかった。
黒木華、松たか子の演技は確かによかったと思うが、全体として退屈な映画だった。
建物や室内がいかにもセットっぽいところも日本映画やホームドラマっぽい雰囲気を出しているが、安っぽく見えてしまった。 -
☆3.6
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タキおばあちゃんは最後なぜ泣いたのか。自身の一時の嫉妬心を恥じたのか、奉公先の世間体を重んじすぎた自分の行動を後悔したのか、空襲で亡くなった奉公先夫婦を哀れに思うのか、奉公時代が単に素敵な思い出なのか。その理由は私には一つに絞れないままでした。老いたタキおばあちゃんの気持ちを推測するための2時間のストーリーでした。
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戦中、赤い屋根の家に女中として奉公していた女性たきが見た戦中模様や、奥さんの不義。
タイトルとパッケージ写真から、逃げ場のない家の中で、奥さんに険悪な仕打ちを受ける女中の話かな、とおもったけど、そういうのではなかった。
現代パートとかはなんか説教臭くもなくはないし、不倫話とかいやなおばさんとかもでてくるが、おうちとかたきさんの健気さがかわいらしい映画。
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山田洋次監督も中島京子作品も好きだな。原作未読ですが、家族の愛の形を描かれている。
赤い屋根の小さいおうちに女中奉公した主人公の大叔母・たきは独身を貫いた。
主人公はたきが書く戦前の東京を美化しすぎというが、たきには小さなおうち、平川家が大好きだったのだ。
おもちゃメーカーで働く旦那様の部下・稲川が家に出入りするようになり、奥様の時子と彼は次第に惹かれあっていく。不倫と片付けるにはあまりにも…ピュアで健気な2人に、責めることができない…。
戦前の日本に、こういうほのぼのとした空気があって、こういう時代があったのだと羨ましいようなノスタルジックにさせられる、言葉遣いや着物、本当にかわいい世界観でした。 -
TVにて
言ってみれば不倫で純愛,あるいは戦争の無残さなど時代的に暗いはずが,ほのぼのとしたタッチでむしろ明るく描かれている中で,一通の届けられなかった手紙が深く影を落としている.最後のイタクラショウジの小さなお家の絵の中に奥さんとたきちゃんが描かれていて,あの流れていた時間は永遠になっている.良かったです.