チーズはどこへ消えた? (扶桑社BOOKS) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 有名な本なので読んでみた。これを読んで「そうか、新しいチーズを探しに行かねば」と思える人には、そもそもこんな本は要らないし、くだらない作り話だと思う人には価値もない。まあ、なんていうか、読んでもいいし読まなくても問題ない本。

  • 変化はおきる
    変化を予期する
    変化を探知する
    変化にすばやく適応する
    変わろう
    変化を楽しもう
    進んですばやくかわり再びそれを楽しもう

    大事なことだなと思った。どうしても変化を恐れるし、変化を受け入れるのって難しい。
    まず変化を予期したり探知することが、常にアンテナをはり現状に満足し切らないこと。
    私もどちらかというとヘムやホーかもしれない。変化に疎くて、行動もなかなかできない。本当にまずいとおもってから動き始めるかな。下手したら昔はよかったなぁと黄昏がち。
    子供が産まれて自分も変わらなきゃなと思わせてくれた本でした。子供にもいつか読んで欲しいな。

  • 実にシンプルに真理をつくお話。
    分かりやすい。ほとんどの人はどっちにも当てはまるし、望みは同じなんだろうな。

  • ヘムの話にはイノベーター理論を思い浮かべた。
    占いに似ていて、読む人が読む状況に応じて如何様にも捉えられる話という感じ。
    だからこそ、行き詰まっているなあと感じた時には読んで、自分の心の中にある考えをこの寓話に当てはめて取り出せるようにしてみるといいのかもしれない。

  • 短いことがいいところの自己啓発本の元祖

  • 翻訳の問題なのか、良い内容なのにスッと入ってこないところが多々ありました。
    変化を恐れないこと、変化を予想し準備して柔軟に対応していくこと。
    大事なことが簡単にあっさりと書かれています。
    簡単に聞こえるけど、やってみるととても難しいことばかりです。

  • 物語に登場するネズミ2匹と小人2人の物語である。チーズと言う迷路の中に迷った際に、どのような行動するのか、人間的な心で書かれている本である。
    感想としては人間と言う社会の行動パターンが明確に分かれると言うことを感じさせてくれる本だと思った。この本を読んで、何が問題か理解して、行動を変えられる人が生き残るんだなと思った。そういう意味では、影響を与える本と思う。

  • あまり本を読んだことのない私でもタイトルに馴染みがあったこの本。二匹のネズミと二人の小人の対比をチーズと迷路という概念の考え方で表している。
    ネズミは単純さ、小人は複雑さを象徴している。
    またチーズは私たちが人生で求めるもの、迷路はチーズを追い求める場所を象徴している。
    冒頭では物語内のネズミと小人、チーズと迷路の説明がされている。ネズミは単純な物の見方によって変化にうまく対処しているが、小人は複雑な頭脳と感情のせいで変化に対処できない。そうした思考、価値観の違いによってチーズを追い求めるものの理想の姿勢を表現していた。
    物語はチーズを見つけた二匹と二人が、その後チーズを食べ尽くしてしまった後の行動の違いから単純な物の考え方の方が素早く行動に移し、変化に対応ができるということを伝えていた。ホーは気持ちの変化によってこの物語の中で何度か壁に格言を残している。初めての格言はチーズを手に入れれば幸せになれるという、今の自分たちの環境に安堵している様子を記した。
    ある朝ついにチーズがなくなってしまったが、ネズミ達は毎日の変化に敏感であったので、チーズがなくなっても驚かなかった。環境が変わったから自分たちも変わることにしたというように、すぐに行動に変えられたのだ。同じ日に小人(ヘムとホー)もチーズがなくなったことに気づいた。しかし、チーズがなくなってしまったという現実を受け入れることができず、しばらくの間は同じ場所でチーズを探し続けた。ホーは探索するうちに自分達も外に出て、チーズを探すべきだということに気づくが、ヘムは聞く耳を持たなかった。その後もホーはヘムを説得し続けた。その途中でホーは自分たちがすぐに行動せずにその場でずっとチーズを探し続けていたという愚かさをあざ笑いたくなった。これがホーの変化の兆しであるとされている。自分達が変わらなければいけない。保守的ではなく革新的であろう。そう決心したホーは一人でチーズを探し求める旅に出た。旅の中でホーは様々なことに気づいた。恐怖は自分が変わらないといけないと気づかせてくれる物。努力することの必要性。変化に敏感になること。それを本能的に感じ取り、適応する準備をすることが必要だということ。
    そして、行動することはいつか必ず実を結ぶという自信。結果だけを求めるのではなく、行動していること自体が大事である。しかしヘムは変化を嫌い、恐れていたということ。
    人は考えを変えると行動が変わる。すべてはどう考えるかにかかっている。
    以上がこの本の概要である。私はこの本を読むことで自分がホーであることに気づいた。変化に対して極度の否定気質ではないが、行動する前に物事を悪く捉えがちで行動に移そうとすると腰が重くなる。この本は読者をヘムからホーへ、ホーからネズミ達へ変化することを望んでいる。私もこの本を読んで単純な思考をし、変化を恐れないことを日々意識している。ホーからネズミ達にすでに変わっているかもしれないし、変わっていないとしてもすぐに変わっていくだろうと感じることができる。

  • 薄々気づいていたことを、チーズを探すネズミや小人たちに突きつけられる小さな物語。

    居心地がよすぎて安住してしまった
    失いそうなのに、気づかないふりをしていた
    失ってもなお、どうにか取り戻そうと考え続けた

    新たな世界へ踏み出す脚が震え出してしまうのは、
    年齢のせいか。
    これまでも大事なものをたくさん落として生きてきたはずなのに、
    変化がどんどん怖くなる。

    でも、恐れなくていいんだよっていう本。

    暗くてよく見えないし知らない道だけど
    何歳になってもそっちへいくことを忘れたくないなと思う。

  • 怖くて行動できないときは。恐怖がなければすることを実践する。

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著者プロフィール

スペンサー・ジョンソン

Spencer Johnson, M.D.

1938〜2017。

心臓のペースメーカーの発明にたずさわった医学者でもあるジョンソン氏は、さまざまな大学や研究機関の顧問をつとめ、シンクタンクに参加。

ケン・ブランチャード氏との共著『1分間マネジャー』は、マネジメント論の古典として読みつがれています。

『チーズはどこへ消えた?』は日本でも歴史的なベストセラーとなり、全世界で数多くの読者に影響をあたえました。その待望の続編『迷路の外には何がある?』のほか、『頂きはどこにある?』など、よりよい生きかたを追求するさまざまな著書を遺しています。

「2022年 『プレゼント』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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