テルマエ・ロマエII DVD通常盤

監督 : 武内英樹 
出演 : 阿部寛  上戸彩 
  • 東宝
3.16
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感想 : 145
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988104088765

感想・レビュー・書評

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  • 1作目が凄く面白かったので今作もとても楽しみにしていました。
    前作でも思ってましたが知ってる事を初めて見たように演技するのは中々難しいだろうなと今回も思いました。
    ギョーザが美味しくて一個だけ巾着に入れて持って帰ろうとしたりクスっと笑える所も前作同様多くて楽しめました。
    また阿部寛さんの体が素晴らしすぎます。
    あれは脱ぎたくなりますね。本当に均整のとれた体で感動しました。生で1回見てみたいです(笑)
    そして今作は北村一輝さんがとても良かったです。
    特にあの髪型が最高に似合ってまして、かなりハマりました。

  • 前作に引き続き、安定の面白さ。
     
    阿部寛を筆頭に、すべての登場人物が
    いい味を出しています。
     
    ローマ帝国のテルマエに
    現代日本の銭湯の要素を入れたら
    どうなるか?
     
    笑いに満ちたタイムトリップもの
    おもしろいです。

  • 地上波放送を観ました。
    観るのは2回目なので、ながら見していたのですがそれでも楽しくなって、温泉に入りたくなる作品でした。
    与作のエピソードが好き過ぎて…ローマに戻ってから、「ヘイヘイホー」が治癒の呪文みたいに唱えられているのが笑えます。
    そして北村一輝さんがたいへんイケメンで目の保養です。馬上の気高さと、弱っているところの色気…
    あと、百人隊長の竹内力さん。良い人です。
    ローマの歴史上のあれこれも絡めつつ、すごい風呂映画、面白かったです。

  • 漫画原作は完結し、続編を作りようがないが、『テルマエ・ロマエII』の終わり方ならばIIIも作れそうである。
    ルシウスは寿司を食べて今風に言えばワサビテロに遭った。
    BGMにクラシックが使われる。これはNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』と重なる。

  • 前作よりスケールアップ。
    日本のお風呂の種類としては前作の方がベーシックで面白かったけど、こちらは前作から引き続きの小ネタが満載でそれが楽しい。
    ケイオニウスが恋文を延々とルシウスに渡すシーンが大好き。

  • 武内英樹監督、武藤将吾脚本、ヤマザキマリ原作、2014.年作。阿部寛、上戸彩、市村正親、北村一輝、宍戸開、竹内力、笹野高史出演。

    <コメント>
    ・セットが豪華、ルシウスの心理描写が面白い、タイムトリップのリズムの技術、上戸彩の薄めの顔が一途さを醸すのは前作に同じ。
    ・帝国主義路線の前皇帝トラヤヌスから内政安定と平和重視に切り替えたハドリアヌス。しかし元老院はトラヤヌス色だったのだろう。そういう対立をテーマにしたことで格調高くなった。が、本籍はコメディ。
    ・ただ、ややワンパターン化してしまった感もある。

    <あらすじ(ネタバレ)>
    「テルマエロマエ」「テルマエロマエ2」続けて(長い)。
    第14代ローマ皇帝ハドリアヌス(市村)は、帝国拡大路線から国境安定化路線へと転換し、民衆にはテルマエ(公衆浴場)を作り、支持を得た。浴場設計師ルシウス(阿部)は、古い発想から抜け出られずに職にあぶれる。職にあぶれたルシウスは浴場で湯に潜ると穴に吸い込まれ、「平たい顔属」が住む現代日本の公衆浴場にタイムスリップ(このとき湖畔でオペラ歌手が独唱するのがお約束)。そこで壁に山を描くこと、洗面器が便利であること、フルーツ牛乳がおいしいこと、シャンプーハット、シャワー、あかすりに感動し、ローマ人のプライドから悔し涙を流すと古代ローマへ戻る(涙を流すとローマに戻るのがお約束)。
    そこで知った日本の風呂文化を見よう見まねでテルマエロマエに取り込んだルシウスは名をはせ、皇帝ハドリアヌスから自宅の風呂造りを命じられる。陶磁器ショールームにタイムスリップしたルシウスは、そこで働く派遣の真実(上戸)に展示場を案内される(行き着く場所には真実がいるのもお約束)。暗めの照明にモニターのくらげのリラックス効果に驚き、ウォシュレットの心地よさに感動の涙でローマに戻り、ハドリアヌスの風呂と便器を真似て作り(動力は奴隷)、評価される。
    皇帝は後継者ケイオニウスのためのテルマエ建設をルシウスに命じるも、ルシウスは極刑覚悟でこれを拒否、ハドリアヌスからソデにされる。一方、次期皇帝候補アントニヌス(宍戸)が北部パンノニア反乱軍の鎮圧に派遣されそうになり、これでは歴史が変わってしまうと真実に頼まれたルシウスは、むりくりハドリアヌスに謁見、アントニヌスの提案と称して戦地の浴場造りを提案、了承される。
    しかし作業は難航、真実といっしょにワープしてきていた真実の父(笹野)ら老人たちの提案で地熱利用の湯治小屋に切り換えて奏功、ローマ軍は反乱鎮圧に成功する。これによりアントニヌスが神格化されて、代わってケイオニウスが属州へ派遣される。現代日本に戻った真実は漫画「テルマエ」を出版社に持ち込むも却下され、帰宅途中の橋からルシウスが這い上がってきたところで第一話は幕。

    テルマエと並ぶローマの娯楽はコロッセオで行われる格闘だった。グラディエーター(格闘家)の傷と疲れを癒やすテルマエ造りを命じられたルシウスは、相撲をヒントにして、足裏つぼ押し器、マッサージチェア(動力は奴隷)、バスクリン(薬草で代用)を備えたテルマエを作る。
    ハドリアヌスの内政重視路線により子どもが増え、子らのためのテルマエ造りを命じられたルシウスは、温水プール「湯ートピア」のウォータースライダーを見よう見まねでローマに建設(高所に湯をくみ上げる、シャボン玉を出すのは奴隷を使う)、好評を博す。
    ハドリアヌスに呼ばれたルシウスは、侵略路線を画策する元老院に対抗できるテルマエ建設の打診を受け、パイアエに「テルマエ・ユートピア」をつくる構想を提示、作業にかかる。
    そんななか、反乱軍鎮圧のためパンノニアに派遣中のケイオニウス軍の疲弊を癒やすべく、戦地に風呂を作ることをアントニヌスから命じられたルシウスは、日本のきこり老人が使う檜風呂の構造をヒントに、組み立て式の風呂をケイオニウスに送る。
    ユートピア造りをしていたある日、ルシウスは元老院の差し金で山賊に襲われるも、宝が埋まっていると騙して温泉を作らせお湯に浸り、草津温泉にタイムスリップ。卓球、モグラたたき、射的、マジックショー、ビール、ラーメン、餃子、混浴を真実に案内され、ローマに持ち帰って見よう見まねで再現。そこで働くことで雇用の機会を得た山賊たちにも感謝される(但し混浴はダメ)。
    ケイオニウスらは疫病にかかってローマに戻り、テルマエで治療していたが、病気が結核であり、テルマエは逆効果、隔離が必要と真実が提案するも却下。その結果、結核感染が拡大する。ハドリアヌスも別の病気で体調を崩すなか、元老院はジェイオニオスをケイオニウスの偽物に使ってローマを支配しようとする。病床のケイオニウスは生き別れでうり二つの兄ジェイオニオスに会うことを希望、しかし真実はコロッセオで魔女として囚われてしまう。
    ルシウスは現代日本から指圧師の浪越徳次郎をつれてハドリアヌスを治すとともに、囚われの真実にコロッセオまで会いに行くと、最強の格闘家のアケボニウスが格闘に疲弊したことを吐露して真実の牢屋を破壊、脱出に成功する。
    元老院軍が追ってきたが、ハドリアヌスとケイオニウスが現れ、元老院の画策を論破。そのとき地震とともに、パイアエでなかなか出なかった温泉が噴出、テルマエユートピアは完成する。
    次の建設地に向かうルシウスは、3ヶ月後、現場で事故死することを真実から告げられるが、テルマエ技師として死ねるなら本望といい、真実も別れを受け容れ涙に暮れ、現代日本に戻る。
    真実は、「テルマエロマエ」のマンガ連載と映画化が決定、撮影現場でルシウス役の別人に躊躇するも、近くの井戸から本物ルシウスが現れて2話幕。

  • いや、笑いました。

    「こういう風呂を作れ」と皇帝に言われれば「はい」
    「ああいう風呂を作れ」と言われれば「はい」
    阿部寛演じるルシウスは見事に言われた通りのものを作り上げるんだけど、それがことごとく日本の風呂からヒントを得たものなのね。
    でもどこかピントがずれていて、ルシウスの独り合点に笑ってしまう。

    前半はいろんなテルマエを作るエピソードがぶつ切りで出てきて、笑えるんだけどストーリーがないなとちょっと思った。

    平和なローマをめざしているはずなのに、コロシアムではグラディエイターたちが命を懸けて戦っている。
    どんどん過激になっていく観客たち。

    疲れ切ったグラディエイターを癒すためのテルマエ作りをするときに、ルシウスが見たのが相撲。
    とどめを刺すことなく決まる勝敗。
    観客が投げるのは、ぶつかっても痛くない座布団。

    実は元老院は必ずしも皇帝の平和思想を支持していなくて、グラディエイターの戦いを見せることで民衆の闘争心を高め、好戦的な国家にしようと企んでいたことが後半露呈されるのである。

    前半はストーリーがないなと思っていたのに、後半のストーリーがどうもあまりスッキリとしない。
    視点の切り替えが早すぎて、登場人物がなじむ前に次のシーンに移ってしまい、納まりが悪いような気がしてしまう。

    とはいえこの映画の一番の見どころは、無駄に豪華なテルマエのセットであり(褒めてます)、そこまでするかというくらい大勢のモブシーン(褒めてます)です。
    コロシアムの中から観客席を見渡すこと360度。
    ぎっしりの人人人…。

    そこまで大きな仕掛けを作り込むから、小ネタのギャグがよけいに可笑しい。
    テルマエにラーメンや餃子が本当に必要なのか?
    テルマエのシャボン玉は必須なのか?
    モグラたたきは…必要だな。

    現代日本ではブラックボックスのように中身もわからず自動で行われていることが、古代ローマではすべて奴隷が人海戦術で行っているわけで、トイレの自動消臭のシーンなどは涙なくしては見られない。(奴隷たちが悪臭を吸いこんでくれてるんです)

    音楽も無駄に豪華で(褒めてます)、オペラなのに笑えるって、ないなー。
    声を出して、気持ちよく笑って観られる映画でした。

  • ぬるめのお風呂にのんびり入ってるようなゆるゆる映画。時々クスっと笑えて、肩の力が抜けていく。けっこう好き。
    それにしてもルシウスが行き来するたびに奴隷は大変になっていく(いや、あれくらいの作業ならむしろ楽なのか?)

    奥さんと子供も戻ってきて良かった良かった。

  • 今回も、
    小さなお風呂を舞台に、
    無駄に壮大なストーリーに仕上がっており、
    笑いました。

    こうして眺めると、
    温泉文化ってすごい。

  • 今回も安定も面白さ!

    ラーメンだとか与作だとか、前回に引き続きウォシュレットとか、
    小ネタがいちいち面白くて笑ってしまう。
    この映画を観てから、阿部ちゃんがルシウスにしか見えない(笑)

    すっごくくだらなくて笑えて、なんだか元気になれる。
    家族みんなで楽しめる映画だと思います!
    ヘイヘイホー♪

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