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- / ISBN・EAN: 4907953055209
感想・レビュー・書評
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終盤までノリノリのハイテンションで進んでいく。
人間を殺してバラバラにするまで、ギャグチックにそれでいてリアルに描かれていて楽しい。
テーマは2つで、自分の意思で行動することの爽快さ、人間、皮を剥げばただの動物と変わらないこと。
本作の殺人魔はこの2つを体現した人間だったが、これらを体得したと思われた主人公は最後の最後で優しさ、すなわち嘘をついてしまう。
結局弱者は弱者のままみたいな、話でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人の精神を壊すには
その一、常に大声でハイテンションで接する。相手に考える隙を与えさせないためである。
その二、ギャップは激しいほど効果的。どこでスイッチが入るかわからないため、相手の恐怖心を最高潮にできる。
その三、弱点を突きまくる。多少論理が破綻してても構わない。相手はもう虫の息。
学んだ。
寝られん。 -
埼玉愛犬家連続殺人をモチーフにしていたのがすぐにわかったのでスプラッタについては特に影響を受けなかったが、犯人夫婦の演技がなかなか良く、特にでんでんはすばらしかった。
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実話が元にあるっていうのが怖すぎる.
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グロいものは苦手なはずなんだけど、なぜか大丈夫だった。
繰り返されるボデーを透明に、が耳に残る。
ボディーじゃなくてボデー。
実際の事件も気になるので今度共犯者を読みたい。
園子温監督は地獄でなぜ悪いも面白かったし、全力歯ぎしりレッツゴーはたまに思い出す。 -
おそらくは父性の問題なのか。でんでんの演技は感心したが、女2人が下手くそ。また、あのテンションにのれずに最後はながら見。多分あんまり相性が良くないな
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これまで見た映画のなかで一番夢みたいな映画だった。フィルターが何もかかっていない、誰かの潜在意識のなかにあるような悪夢。これ、予想では最後の「人生ってな、痛いんだよ」を言うためだけに肉付けされたストーリーなんじゃないだろうか。そこまでやるかよ…と思いつつ最後までみたけど得るものはない…
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エログロ。狂気、そして狂気。
実話に基づいているそうです。
些細な出会いと選択の積み重ねで
一線を超えてしまうと、人はこんな風になるのだろうか。
家族の愛がこんなにも形を変えてしまうのだろうか。
園子温監督、おそろしい。 -
ウィキペディアで読んだ「埼玉愛犬家連続殺人事件」の概要のほうが映画より全然面白かった(笑) 途中までは事件の詳細をトレースしているのですが、終盤に吹越満が逆ギレ大暴走するに至っては、ポカ〜ンです。
もともと露悪的な内容だから登場人物に共感できないのは仕方ないとして、吹越満を除いて、セリフ回しがビミョーな役者が多かったので辟易。見ててとてもしんどい映画でした。