ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか [Kindle]

  • NHK出版
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感想・レビュー・書評

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  • PayPalマフィアの親分の書。正直申しあげて別世界。いちいち納得しながら、全然感情移入できないビジネス書っていうのも珍しい。「競争」そのものがイデオロギーの産物であり、独占企業こそ美しい、という話。目から鱗、というよりも、世の中の大半の人は本来不毛たる競争を主食として仲よく生きながらえてるのかも、とちょっと不気味なものを見てしまった感じ。

  • 小さい市場で圧倒的一位を目指している立場からすると、心に響く本だ

  • これから、そして今後も進化する価値創造の態様、ビジネスモデルの捉え方について、一つの示唆を与えてくれる。新しい観点、考え方が多く記載されているものではない。

    ***

    はじめに
    1.僕たちは未来を創ることができるか
    2.一九九九年のお祭り騒ぎ
    3.幸福な企業はみなそれぞれに違う
    4.イデオロギーとしての競争
    5.終盤を制する―ラストムーバー・アドバンテージ
    6.人生は宝クジじゃない
    7.カネの流れを追え
    8.隠れた真実
    9.ティールの法則
    10.マフィアの力学
    11.それを作れば、みんなやってくる?
    12.人間と機械
    13.エネルギー2.0
    14.創業者のパラドックス
    終わりに―停滞かシンギュラリティか

  • すごくおもしろかったです。これを読んでもZEROからONEを生み出す発想法が身につくわけではありません。しかしZERO to ONEをやろう! という著者からの強いメッセージとZERO to ONEで何に気を付けなければならないかについてはよくわかります。起業する人にお薦めです。

  • Lean Startupと相いれない、的なことを言っているけど、そんな事はないよね。補完関係にあると思う。

  • 飛び抜けている人はさらに飛び抜けようとしているというのが気づきだった

  • 2016/1/2 読了

    この本の面白さを理解するにはまだまだ勉強不足だなというのが一番の感想。理由は、本の内容の大半が企業、投資、ビジネスの戦略に関連することだから。

    自分の領域外のトピックであっても、今の自分と色々関連付けるといい教訓だなと思う箇所も何個かあった。特に印象に残ったのは「本当に安泰なのは、安泰などないと危機感をもって努力している人だ」という箇所。ここ最近安定したい、安定したい、と思う一方で、安定なんてどこにもないな、という不毛な思考回路にピリオドをつけることができた。

    その他にも、成功しうるスタートアップが満たしている条件は、個人にも当てはまると思う。というのは、ディールが示した条件を満たすことができるように努力すると、一流のプロフェッショナルなるになるのだなと、食うに困ることはないんだなと感じた。

    糸井重里がこの本に深く感銘をした、という事実は糸井重里の事業家としての想いの強さを物語っているなと思う。

    自分自身がビジネスのプロフェショナルとして成長できた時にもう一度読むべき本。

  • リーンスタートアップで事例として紹介されていたPayPalだが、この本で「数打ちゃ当たるはダメ。大胆な計画のない反復はゼロから1を生み出さない」とリーンスタートアップを否定している。明記されてないが、内容はブルーオーシャン戦略に通じるところがあるのでなかろうか。競争を避けライバルがいない市場で独占的優位性を狙う。競争からは成功は得られない。他にもベンチャーキャピタルとしての知見や、キャリアデザインについても描かれてて、面白かった。

  • 起業家でベンチャーキャピタリストでもある著者が、自らの経験も踏まえ、成功するスタートアップに必要なことを本にした。もちろん、これはノウハウ本ではないし、これを読んだから起業に成功するというものではないが、様々な成功や失敗の例を観察していて、ちょっとタメにはなる。
    あの瀧本哲史が前書きを書いているので、さぞやありがたい本なのだろうが、起業に縁がないせいか、部分部分は面白いのだが、全体を通してみると、あまり記憶に残らなかった。もっと全体を貫くストーリーのようなものがあればという気がする。

  • PayPal創業者であり敏腕投資家のピーター・ティールが語る、ゼロから1を生む圧倒的スタートアップ企業の条件とは?

    この条件を知っていたからといって、条件を満たす起業ができるわけじゃないしなーというのが率直な感想。
    でもこの時代に勢いある人の視点を学べるという意味ではとても面白かった。

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