長閑の庭(1) (Kissコミックス) [Kindle]

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  • 講談社
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  • ドイツ文学を専攻する大学院生の女性,朝比奈元子。黒い服を着ていることが多い地味な彼女はシュバルツ(黒)さんという渾名で呼ばれている。そして,64歳の大学教授に惹かれている。同じ研究室の助手の田中,彼女と同じ院生?の樹里ちゃんの4人が1巻の主なメンバーで,4人の関係が少しずつ明らかになっていく。美しい絵柄と人の気持ちの機微を丁寧に描く物語運び。続きが気になる。

  • 年の差恋愛を主軸に据えているように見せて、まだ自分の色が分からず立ちすくんでいる、主人公の成長が主眼なのかなと思いました。
    やたら助手が残す印象が強いですね。

    次巻以降は全く読んでない上で妄想すると、主人公は最終的には誰とも結ばれずに人間的に成長して学生卒業、みたいな感じ。

  • 枯れ専にはたまらない設定

  • 全7巻。
    4巻まで読了。

  • しっとりとしみていく感じ。

  • ドイツ文学を勉強している地味でまじめな学生さんが教授を好きになった。でも、それは恋ではないと教授に言われ、「恋って何?」っとまじめに考える。
    大学院生っていう設定らしいけど、大学院生が大教室での講義を受けるかな?っと全然関係ないことが気になった・・・。ドイツ文学専攻で院に進む人なんてわずかだろうし・・・。

  • いつも地味で黒い服を着た大学院生素子さんが、指導教官のドイツ文学者榊教授に思いを寄せ、最初は勘違いだろうといなされるが、それでも…と。そして、元妻の帰国と大学への参画。これからどうなるか、というところまで。誰も理解してくれないと思っていたところに、深いところまで理解し共感した言葉を得られれば、心奪われてしまうかもしれない、と。

  • 以前から気になっていた長閑の庭。ようやく手に取った。ドイツ文学専攻の院生・朝比奈さん。暗い服ばかり着ていることから黒を意味するシュバルツさん、シュバちゃんと呼ばれる。自己評価低めのシュバさんは担当教官の榊教授に淡い恋心はどうなる。思春期ともまた違う、少女と女性の端境期にゆれるシュバさん。「黒」は彼女にとって身を守るものでもあり、隠すものでもある模様。お家に帰れば可愛いものをめでる少女性も持ち合わせいるわけで。あんま、頑なになるなよー。と。

  • 気になっていたけれど先が長いか短いかわからなかったので寝かせておいた本。

    ドラマ化を期にチラ読みしたが、最終話のネタバレを先に見てしまい、一気に後回しでいいかと思わせる本となった。

    枯れ専を上手く取り込んだ所は良かったが、1巻にして早くも主人公をヤキモキさせる意地悪キャラが出現。
    これは80年代に読んだ少女漫画的展開に似ている。

    この調子で最後まで困難が次々降って湧いてくるのであれば、途中も読むのは無理かもしれない。
    いつか続きを手に取ろうと思いつつ、棚の奥にしまっておこう。

  • 院生がダンディな教授を好きになっちゃう話。
    ありそうでなかった、そういう年上好きにうまくリーチできてるのではないかなぁとは思う。


    でも、なぜだろう。読んだタイミングが悪かったのか、久しぶりに少女マンガに感じた嫌悪感。
    恋に恋するヤツが読んでそうな、お花畑が見える。

    お前、そんなことやる前に研究しろ怒!という憤りが…。
    多分自分が院生だったことも原因なんだとは思う。


    と言いながら、次巻は読んでみたくはなる。

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