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- / ISBN・EAN: 4522178010736
感想・レビュー・書評
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1:46
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★3、5
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良い意味でのシルヴァンショメらしさ、が実写としてもよく表れています。
変わり代わりの風景や人や、言葉に、言葉を持たない主人公の感情は何処にあるのだろうか、視聴者が考える余地を与えてくれる撮り方は何通りも、答えがあって面白い。崖っぷちに狂った父親の表情から、死を連想したものの、結果的にはそれは伏線だったのね、と予想を大きく上回って、驚かされました。お茶や植物に囲まれて、美しい音楽に身を委ねながら、思い出されることは、というところ。強烈な印象ではなく、じんわり、と後々にふっとしたときに思い出す、そんな映画。 -
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ピアノを弾くことが得意な言葉を発さない主人公(話せないわけではない)、双子のおばさんたちと生活している。
同じアパートに住むマダムに怪しいハーブの入った紅茶を飲ませられ過去の記憶がだんだん蘇ってくる。
前半のテンポについていけず観るのをやめようかと思ったが、最後まで観てよかった。
なんとなくやんわりとした話だけど、一番最後に主人公が自分の娘に向かって言葉を発しホッとした。 -
謎のハーブティーキメて両親の死の真相を探る映画。夢のシーンが、特に浜辺のがとてもすき
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予想してたよりずっと良かった。
まずオシャレ。雰囲気も映像もとにかくオシャレなので眺めてるだけでも満たされる。けどそれだけでなく、内容も実に素敵なのです。
幼い頃に両親を亡くしたことで言葉を発しなくなったポールは風変わりな叔母に育てられ一流のピアニストを目指している。そんな日々の中同じアパートに住むマダムプルーストと出会う。マダムプルーストの部屋の中は畑だらけ。緑がいっぱい野菜がたくさん! そんなマダムプルースト特製のハーブティーを口にするとポールは幼い頃のまだ両親がいた時の記憶を呼び覚ます魔法にかかる。
ハーブティーを口にするたび昔の記憶を手に入れると同時に悲しく残酷な記憶までもが…
最後のマダムプルーストが亡くなりウクレレがポロロンなるのがよかった。指をダメにし、ピアニストの道が絶たれたポールの幸せな未来、冒頭の両親との幸せな記憶、パパと呼ぶあの瞬間がポール自身に起きたのがよかった。
ハッピーエンドは好き!
ところどころ中国人を皮肉ってて面白かった笑。-
ポールといい、マダムプルーストといい、登場人物のそれぞれのキャラクターがユニークで素敵でしたね。
『人生』というステージ。ここに生まれ...ポールといい、マダムプルーストといい、登場人物のそれぞれのキャラクターがユニークで素敵でしたね。
『人生』というステージ。ここに生まれて立ったからには、たとえどんなにカッコ悪くてもいい、自分らしく在り続け自分の求めている物(者)探しの連続なんだなぁ…と。
『アメリ』カラーとテイスト感の本作、とっても温かな余韻にいつまでも包まれていました。
2016/01/17
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おもしろかった。こういう少しシュールでへんてこりんだけど、考えさせられたり、ドキッとさせられる映画は好き。音楽もとてもいい。
私も自分の中で自分を探し中だから、すごくいいタイミングで見れてよかった。変なキノコを使うので、どんぎまりで観たらおもしろい。 -
やはりフランス映画。なかなか難しいが、味がある。ここから何か教訓を得ようとするよりも、ストーリーと計算された展開を楽しむべきかもしれない。