オール・ユー・ニード・イズ・キル [DVD]

監督 : ダグ・ライマン 
出演 : トム・クルーズ  エミリー・ブラント  ビル・パクストン  ブレンダン・グリーソン 
  • ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
3.55
  • (29)
  • (60)
  • (74)
  • (12)
  • (4)
本棚登録 : 369
感想 : 52
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4548967178524

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった…!原作は日本のライトノベルらしいですが未読。
    死んでも、記憶を持ったままひたすら生き返るって凄い修羅。描かれてないけど、たぶん「あっ死んだか…」って感じに目覚める時もあったんだろうな。あの結末に至るまで、何度も生き返ってあの日をやり直したんだろうと思うと気が狂いそう。
    昔同じ状態だった人がいたのは心強いし、初対面でもプレゼン能力で同じ隊の人も協力してくれたのアツかった。

    はじめは弱々しいトム・クルーズさんが新鮮だったけど、ループしていくうちにしっかりしてきたのはさすが。あの戦闘スーツの安全装置の外し方解らなくて結局日本語ガイダンスになってたの笑いました。
    エミリー・ブラントさんとっても格好良かった…!守られるだけじゃないの素敵。武器が大剣なのもいい。

    侵略してきたアルファなんだかオメガなんだか…知性もあるんだか無いんだか。ただ占領する有機体なのかな。ギタイは義体?9課??
    エイリアンが時間を超越してるのは…「あなたの人生の物語」(『メッセージ』原作)もだったな。
    ラストも、えっここに戻るの!?ってなりましたがハッピーエンドで良かったです。

  • このところなんだかこれまであまり見てこなかったSFアクションものをやたらと見るようになったのですが、やっぱり海外作品のSFは映像のクオリティが桁違いですね。迫力MAXかつ緻密に作り込まれた仮想現実の映像がどーんと迫ってきて、非現実世界に没入して、緊迫感あり、それでいて娯楽的な楽しさもあり、考えてみたら夢のような体験を享受できてるなーと、そういう意味で楽しい2時間でした。
    まあストーリーとしては、めちゃめちゃ細かいところまで気にしちゃうと、正直どうなんだと思わないでもないですが、決して幼稚なストーリーでもないですし、少なくとも原作が日本のラノベであるということを全く感じさせないちゃんとした構成で(ライトじゃないよという意味)、ちゃんとハッピーエンドに持ってってくれてますし、十分満足できる楽しい作品でした。

  • Amazonプライム・ビデオにて。
    再鑑賞。
    いやあやっぱ面白いなあ。
    前回コレを観て、その後原作読んで、そしてまた今回コレを観る。
    原作には申し訳ないが、圧倒的に原作より面白い。
    ラノベ感がなくなったからかな。
    タイムループものの中でも圧倒的に面白いんじゃないかな。
    だいたいタイムループものって、2~3回で物事がうまくいくけどこれはもう気が遠くなるくらい繰り返さなくてはならない。
    アクションクソゲーをクリアするためにずっと同じ事を繰り返すみたいなもん。
    よく狂わんかったな(笑)
    このクソゲーをクリアするのにはもう何万回も死ななきゃならん。
    辛すぎる。
    さすがトム・クルーズである(笑)
    続編作られるんだっけ?
    それはそれで楽しみである。

  • 日本のSF小説が原作でハリウッド映画化、トムクール主演。それだけの情報でトム・クルーズによって育ち、SFに興味を示した私が選択するには十分だった。

    展開としては王道なのでありきたりともとれるが、特に難しくないので導入しやすい。戦闘シーンやループを超えて状況を打破していく主人公の機転は愉快に鑑賞できる。トム・クルーズ主演とあってアクションシーンは迫力があり精錬されていくので見ているだけで楽しめる。

    どうやったらループから抜け出せるのか、という題材はなくなって、ただひたすらギタイとの戦いに投じていくケイジ(主人公)。リタという女性と出会うことにより、ギタイとの戦争の終結を目指していく。

    原作とは脚本が異なるようだが、映画では何度となく彼女との戦いを超え、ループし、何度も彼女の死を迎えるたびに、ケイジは何のために戦っているのか迷い始める。彼女の死を目の当たりにしたくないがために、時には逃げ出したり、時には無謀な単独突撃に駆り出る。

    繰り返される一番初めのシーンで上官が怒鳴り声をあげる。真の勇者とは。勝利への希望は狂気的な信仰に似ている。人類全体の滅亡を迎えながら、何度も繰り返していく。それでも主人公は戦場を駆け抜け、仲間を失いながらも前に進む。リタは己の死を予告されながらも言い切った。「それでも私は戦う」
    果たしてそれは正気の沙汰なのか。誰のために戦っているのか。隘路を進む勇気はどこから生じるものなのか。私にはわからないが、最後に迎えられたケイジの笑顔が物語っているようだった。ただ再び平穏な世界で彼女と出会うために。たったそれだけだが、状況に反して壮大ともとれる願いが、彼の望みだったのだと思うと、ささやかな願いこそが唯一無二であり尊いもののように感じた。

  • 2017年8月19日鑑賞。JAL機内にて。新兵として地球外生命体「ギタイ」との戦場の最前線に送り込まれたケージの奇妙な体験は、やがて人類全体の希望となり…。設定が非常に面白いライトノベルの原作を、「うまいこと『トム・クルーズ主演SFエンターテイメント大作』にアレンジしたな」という印象。「なぜタイムリープが発生したのか?どうすれば終わらせられるのか?」の説明は原作よりもうまい気がする。スムーズに危機を乗り越えるトム様だが「何度もトライしたんだろうな…」ということが時折現れるNGシークエンスで分かる構成もうまい。ただ原作のエンディングの「(やりすぎなくらいの)切なさの演出」みたいなものはなくなっている、のはいいことなのか悪いことなのか。演出上仕方ないとはいえ、もう少し「なぜトム・クルーズが戦場に送り込まれることになったのか」についてフォローしてもよかったのではないか?

  • SF。アクション。原作既読。
    全体的にアクションシーンが迫力があって良かった。オメガとの戦闘はわりとあっさりだったけど…。
    原作では想像力が及ばなかったギタイを映像で見れたのは嬉しい。
    原作よりも好きです。

  • 地球が「ギタイ」という…サイボーグ(?エイリアン?)に侵略されかけているという設定のSFアクション。
    主人公は軍で広報を担当している戦場未経験の報道官。しかしいろいろあっていきなり対ギタイ戦での最前線で戦うことになってしまう。
    臆病で軟弱な主人公は戦闘開始早々にあっさりと死んでしまうが、とある偶然から時間をループできる能力を手に入れて…

    もうすっっっっっっっっっごくおもしろかったです。
    ループもの自体が好きなんですがこれは本当におもしろかった。
    ループの醍醐味である「同じシーンを繰りかえす既視感」「でも選択を変えていくことで微妙に変わっていく未来」という二つを何度も何度も抑えているし、「次のステージに進めた」というセリフもしばしば出てくるのですがゲームを見ている感じでとっても楽しいです。ループものなのにテンポがよくて飽きません。
    臆病な主人公がループを重ね少しずつ成長していく過程もなんともアツいし、ループを重ねるごとにヒロインへの感情が変化していくのが行動や選択の端々から伝わってきてぐっときます。

    オチの解釈については割愛するにしても、なんといってもラストシーンが秀逸すぎました。本当にすばらしかったです。映画「永遠のゼロ」を見たときにも感じましたが、ラストシーンを見るためにもう一度鑑賞する気になる、そういう映画でした。
    ここ最近見た映画の中ではダントツに記憶に残るラストでした。おもしろかったです。

  • 面白かった!
    小説は未読ですが、映像映えのする世界観ではないでしょうか!?

    何度も何度も何度も何度も、自分の死を繰り返すのはどんな気分なんだろう?
    何度も何度も何度も、愛しい人の死を繰り返すのはどんな気分なんだろう?そして、ここから先に進めないと分かったときの気分はどんな気分なのだろう?
    ここまでしか進めない、と気付いたときの2人が切ない。最後の晩餐が、戦場でのコーヒー。どんな気分なのだろう

  • 原作にちゃんと準拠。ラノベがトム・クルーズ主演のこれだけの大規模な映画になるのは本当に夢がある。

  • "All you need is kill."って、「killは動詞だろ!」と言いたくなる。

    トム・クルーズが最初、逃げ腰の軍人を演じているのが面白い。成長物語的な要素もあるのだけど、青春映画ではないのでそこは少なめ。

    ダメージを受けたらリセットする、という発想はファミコン的。クライマックスがややトーンダウンしていたように見えたが、テンポよく視聴できた。

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