CHAPPIE/チャッピー アンレイテッド・バージョン  [DVD]

監督 : ニール・ブロムカンプ 
出演 : シャールト・コプリー  デヴ・パテル  ヒュー・ジャックマン  ニンジャ 
  • ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
3.50
  • (19)
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  • (9)
  • (5)
本棚登録 : 219
感想 : 47
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4547462096845

感想・レビュー・書評

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  • 制作年:2015年
    監 督:ニール・ブロムカンプ
    主 演:シャールト・コプリー、デヴ・パテル、ヒュー・ジャックマン、シガーニー・ウィーヴァー、ニンジャ、ヨ=ランディ・ヴィッサー、ホセ・パブロ・カンティージョ
    時 間:120分
    音 声:英:ドルビーデジタル5.1chサラウンド、日:ドルビーデジタル5.1ch.サラウンド


    2016年.犯罪多発都市、南アフリカ・ヨハネスブルグ。ロボット開発者のディオンは、学習機能を備えたAI(人工知能)を搭載した世界でただ一体のロボットを極秘で製作。
    “チャッピー”と名付けられたそのロボットを起動させると、まるで子供のように純粋な状態であった。
    だが、チャッピーはディオンとともにストリートギャングにさらわれ、そのAIにはギャングによって生きるための術が叩き込まれていく。
    そんな中、加速度的に成長するAIは彼自身のバッテリーが残り5日間しかないことを知り、さらに死への恐怖をも感じるようになっていく。
    やがて、ただ生きることを目的としたチャッピーは人知を超えた行動を起こし始めるが…。

  • 生物の定義であるとか
    意識のデータ化であるとか
    私達の知らない所で
    先端技術はここまで辿り着いたということだろうか?
    或いは
    今後遠く無い将来、
    人類が回答を迫られる重大な選択を
    突きつけるような
    問題作だと思う。
    過去、「AI」や「iRobot」とか似たような作品はあるには有る
    けれど
    人間の意識を内封したロボット然とした姿
    暴力を否定しながら振るう強烈で容赦無い暴力

    データをアップしてダンロード、インストール…
    攻殻機動隊でいう電脳は、すぐそこまでやって来ている
    よく考えると結構、怖い作品だった。
    ディアントワードの忍者とヨーランディ頑張ってたなぁ〜
    全編、彼らのサウンドだった。
    第9地区辺りから南アフリカが熱いね。

  • 2017年7月に映画館で鑑賞。
    二回目は自宅にて。二回目は、個人的に娘を授かった後だったので初回と感じ方がだいぶ変わっていました。

    子育てや教育に関して。
    起動したばかりの頃は、周囲が未知だらけのため恐怖を感じ、身を隠したり。赤ちゃんのようなふるまいを見せたかと思えば、その後、圧倒的なスピードで言語やものを覚えていきます。ロボットなので不眠不休でものごとを覚えていきます。そして、触れたものをすべて「正」として考えます。言葉遣いや歩き方など、ギャングの影響をモロにうけます。
    改めて、「教育」「しつけ」は重要なのだと感じました。

    当時、印象的だったのは、CHAPPiE がクリエイティブにも挑戦するシーン。ロボットが芸術にいそしむ光景には非常に未来を感じました。
    ( 2022年になってさまざまな画像生成AIが話題になりましたね )

    意識の取り扱いについて。
    ・作中では「Consciousness」や、字幕で「意識」と表現されています。
    ・アップロードできる。USBなどでコピーができるもの。
    ・脳波スキャナ(ヘルメット)から、意識データを抽出できるっぽい。

    意識のアップロードは、映画『トランセンデンス』でも出てきますが、それぞれを比較するのも面白いです。

  • 序盤、「子供向けだったの?」と、思ったけれど、それでもロボットが虐められてる場面では胸が痛い。

    ラストは、喜んでいいのかどうか、心が迷っているような心境になる。

  • チャッピー可愛すぎる!
    どの立場かで敵と味方って変わるよねー
    ラスト個人的に好きでした

  • スペイン語版。「教育」について考えさせられる。ロボットとはいえ、生まれたてのチャッピーからすれば、何が善で何が悪なのか分からない。発明者は当然「善」を教えるんだけど、チャッピーを悪用しようとしいてる族は当然「悪」をたたき込む。だけどだんだんとチャッピーに愛着が沸いていく。チャッピーがふたつの要素と2人の「パパ」の間に立っていることが辛くて涙が止まらなかった。

  • 勢力関係がわかりやすく単純なので、一瞬子供向けかな?とさえ思うくらい。
    しかし、後半のグロの嵐になるほどPG12だなと。前半のコミカルさと後半のシリアスさの温度差で好き嫌い別れるかも。細かいところにツッコミを入れなければ面白い作品。
    こんなにロボットをかわいいと思えるのはC-3POくらいじゃないか?アイツは口うるさくてちょっとイラっとするけど(笑)

    主人公のディオはAIを搭載したロボを作り、ライバルは人間が操作するロボ、ムーンを作成したが、AIロボの方が認められ、ムーンは廃棄。
    ライバルはムーンを戦闘ロボとして認めてもらうことにゴールを決めてたけど、ディオは自分の興味に真っ直ぐで人工知能を搭載したロボの作成に奮闘。それは会社の規律を破るくらい。
    実際に興味から作成した人工知能ロボ「チャッピー」はぐんぐん知識を深めるが、ディオの予想を超え「生きたい」と願うほどに。
    「生きたい」チャッピーを利用して嘘をつく汚い人間と、生きるために純粋に騙されているチャッピーの対称性がとっても皮肉。
    チャッピーを利用するギャング役が見た目も声も小物感満載で、故に子供向け感(笑)。なのに最後あんなになるなんて聞いてない。
    そして最後のテンションでくすっとする(笑)ニンジャだし日本文化好きなのかな。
    最後はディオも「ママ」もロボ化する展開。生きながらえることはできたけど、彼らはこの後どこへ行くのか?どうするのか?少なくともAIロボは政府に反発したままで物語が終わっているので、見つかるともちろん処分されるだろう。破壊されるのか?別の国に行く?はたまた惑星を超える?未来を考えると幸せなんてなさそうな世界。しかし、ディオとチャッピーならなんとかどこかで生きながらえてくれるのではないかという希望すら感じさせるエンド。B級好きな人は好きな展開かも。ゾクゾクした。

  • ロボットが犯罪を取り締まる時代。AIを搭載したロボットを作り出したもののストリートギャングに盗まれてしまう。彼らが犯罪者としてAIロボット『チャッピー』を育てることに。
    チャッピーが可愛すぎることと、チャッピーが可愛すぎることと、それに相反して観ようによっては後味が悪すぎるラストがとても良いです。

  • ★3.5

    オススメされていて以前から気になっていた作品。
    よく見たら第9地区と同じニール・ブロムカンプ監督ということで、期待が高まる。

    第9地区もそうだが、この人は、人間以外を使って人間の世界を見せるのが非常に上手いなと思わされる。

    知能と意識を持ったロボット。
    ロボットだからこそ純粋で、その言動に心を抉られる。
    対照的に、嘘をつき他人を傷付ける人間。

    後半はなんかもう攻殻機動隊みたいになってましたが(笑)
    NINJAって名前にしろ、この監督は日本のアニメ好きなんだなって伝わってきて嬉しい。
    他の作品も見たい。

  • ストーリー
    『第9地区』監督の原点回帰的最新作!圧倒的リアリティと衝撃の結末を体感せよ!
    2016年―犯罪多発地区、南アフリカ ヨハネスブルグに世界で唯一の“感じ、考え、成長する”AI(人工知能)を搭載したロボットが誕生。
    彼の名はチャッピー。
    起動したばかりのチャッピーは真っ新でまるで子供のようだが、彼の余命はたった5日間しかない。ギャングにさらわれたチャッピーは、ギャング式の生きる術を覚え加速度的に成長する。
    ただ「生きたい」と願うチャッピーの人知を超えた行動に、我々は衝撃の結末を目撃する。

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