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- / ISBN・EAN: 4589921401906
感想・レビュー・書評
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終始、重くて暗いトーンです。当時のソビエト社会を象徴しているような感がします。小説を読んだ時と同じように、連続殺人犯を追い詰めていくと言う側面よりも、当時の暗い世相を描いている部分が多くて、まどろっこしい感じがしました。犯人をもう少し細かく描いてもらいたいと思いました。
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原作は未読。「殺人は民主主義の病」だとして殺人事件がもみ消されてしまうスターリン時代の共産主義社会。この背景はなかなか面白い。
でも映画全体としては喰い足りないかなぁ。トム・ハーディがなぜ事件に固執するのかが理解できない(たぶん自分の子ども時代のトラウマが関係してるんでしょうが明らかに掘り下げ不足)。ノオミ・ラパスとの夫婦関係もよくわかんない。ミステリーとしても、犯人がわりと簡単に尻尾を出すので盛り上がらない。 -
ソ連の社会背景がわかるのは面白いが、ミステリーとしては薄すぎる。これならミステリー要素はいらなかったのでは?いろいろ放り込みすぎて、すべて中途半端という、よくありがちな出来になってしまったのは残念。
原作があるらしいので、ちょっと読んでみよう。 -
時折、映像化される過酷な時代背景、残酷なシーンが胸に痛む。
全体的にミステリー要素は軽め。 -
モデルになったアンドレイ・チカチーロという殺人鬼に興味があったのでこの程度の扱いなのが肩すかし。これは原作を知らずに観た私のミスだけれど、全体的にちょっと展開が唐突に感じて話に入り込めない。国家の歪な体制のせいで殺人鬼が野放しになっていた恐ろしさはすでに他のノンフィクション小説で知っていたので、せっかく国側を描いているのだからその辺をもう少し丁寧に描いて欲しかった。原作を読んでいないのでわからないけれど、小説を映画にした時にボリュームダウンしたのかなあ。
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まさか、こんな映画とは‥。
レオ夫婦の生き様のほうが、
少年連続殺人より、
壮絶なんですけど。
スターリン時代。
生き地獄。
やな時代。
なんだか教訓。
恐怖に支配されず、
学び、考え、生きろ!
って言われてる気がした‥。
2016.05