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- / ISBN・EAN: 4988102378080
感想・レビュー・書評
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※途中重要なネタバレ含みます。
「地下室はカビだらけだ。入るなよ」はホラー映画のフリです(笑)
『ゲットアウト』と『ヴィジット』同じブラムハウス映画で近い制作年で、似たシチュエーションで、同じ台詞を聞くことになろうとは(笑)
おじいちゃんとおばあちゃんの様子が変でカメラをリビングに仕掛けた日の夜、就寝前に「大丈夫か?今日のお前たち変だったぞ」と言ったおじいちゃんに思わず、「いや変だったのはお前らだよwww」と爆笑してしまうシーンもたくさんあります。
常にカメラからの目線というのも、REDやパラノーマルのようでホラーの定番なんですが、子供からの目線、子供の撮る日常というのが素晴らしかった。ほっこりとしたり、いじらしさに胸を締め付けられたり、ホラーなのに温かい気持ちになります。
シャマランといったら、独自の感性のどんでん返し!というイメージですが、ストーリーは最初の導入だけでオチが読めるストレートなホラーです。寧ろ私は、この王道展開で行ってくれたから楽しかったです。それを期待して観ていたので、祖父母は別人だし、本物は地下で殺されてるし、訪問者は殺されている、というのが最高です。そこに持っていくまでの不気味さや他の要素で怖がらせたり伏線で楽しませてもらいました。
展開に期待していた方がもしかしたら低評価となっているのかもしれません。シャマランでグロに期待する人はいないと思うので、それは視聴者の知識不足として割愛しますが…(笑)
個人的に好きだったのは、軒下の追いかけっこと、オーブンの掃除です。ハラハラさせるだけさせて、でも不気味さは落とさないこのギリギリのラインを描けるのは凄いと感じました。
あとラグビーの伏線はシャマランらしくて良かったです。悲惨なホラーではなく、いつも主人公たちには人間的な優しさを描こうとするシャマランの作風が好きです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シャマラン監督作品だけに地味で分かりにくいのかな〜って
あんまり期待して無かったんですが、
じんわりと怖さがにじり寄ってくる…秀作でした。
母子家庭だけど母を愛する優しい姉弟が
母を新しい彼氏と旅行に行かせたくて
一週間、祖父母の元へ身を寄せることとなる
母と祖父母は過去の因縁から疎遠ではあったが
孫である姉弟には優しかった。
でもそれは昼間だけで、
夜は近寄ることも出来ないほどの
異常行動が繰り広げられていた…
夜ごと夜ごとにその奇行は激しくなり
エスカレートして行く…そして、
ちょっとマジで怖かったです。
こんな事ってあり得ない…って思う反面、
あり得る…とも思えちゃう。だから怖い…
別に凄惨な場面も出てこないし、グロい所もない
けれど日を追うごとに垣間見せる明らかな異常性…
老人だから…と贔屓目に見ていたのに、
突如、意表を突いてくる。マジか…って
思わぬ怖さに背中が寒くなりました。なかなかの秀作です。 -
弟のラップが最高!
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シャマラン復活!!詐欺ではなかった。面白かった。ラップも最高w
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恐怖と笑い、そして家族愛が見事なハーモニーを奏でる傑作です。
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じわじわと来る不気味な恐怖、そしてSkype越しに伝えられる驚愕の真実とそれを境に加速する恐怖。面白かった。