難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください! [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • /感想/
    理屈そのものや端的にするせいで説明不足なものなど含め、理解or納得できないところがあった。言っていることが正しいのか分からないところもある。煙に巻かれているというか
    要約してて思ったが社会人にもなってないし、運用するような額のお金も持ってない、家、保険も関係ないので他人事で身になってない。フックアップとして項目を知っといたほうがいいくらいの温度感。それを要約としてわかりやすく端的に残しといて、将来の必要なときに買うか再読。

    /要約/
    chapter1 お金を安全に持っておく
    定期預金より個人向け日本国債を買ったほうが利回りがよい。注意としては銀行で買っちゃ駄目(手数料と利率などが人件費のせいで高い)ネット証券で買う。運用にあたっては複利にすること。(途中で引き出さず利子を次の元金に入れる)国債は所謂「安全資産」リスクもないが大きな利子ではない。

    chapter2 少しリスク取って運用
    外貨預金は駄目、カモになる。理由は為替も効率的市場仮説が成り立ちコイントスのような運になる。チャンスやアビトラージはあるんだろうが素人じゃ判断不能。金利は良いが手数料が高くその分損。やっちゃだめ。
    リスクをとって運用するなら「株」(競馬、宝くじは論外)
    やるなら投資信託。個別銘柄の売買は素人には分からない。でも投資信託も99%はゴミだそう(売るほうが利益でるようにしてる)どれを買うかのポイント5つが書いてあるが、ここではめんどいので割愛。結論としてはインデックスファンドがよい。(インデックスファンドとは指標連動型のこと、指標連動だから人が運用しているより手数料が安く、しかも統計でみるとインデックスのほうが成績良い。)あと、投資信託がいいのは、①それ自体が分散投資になっていること。②海外に投資しようとしたときも海外の証券口座つくる必要性なく海外投資もしやすいこと。

    chapter3 金使う 家と保険
    分譲はやめとくべき。理由は、金利がバカ高い(借金も複利で膨らむ)、資産にならない(人口減で住宅需要減る)、売り買いが簡単にできず簡単に移動できず選択肢を減らす。流動性がたかいこれからの人と若い人は家を買わない方が無難
    医療保険は入らなくて良い。保険会社の経費に持ってかれるから。保険に回す分を貯蓄に回す。
    生命保険はネットの保険で子供が自立するまでの間、入るのをおすすめ。シンプルな死亡保障のみの特約ないのに入ること。死んでも遺族年金ある。

    ここまでをまとめるとシンプル
    金の運用→個人向け国債と投資信託のみ
    家   →買う必要ない
    保険  →医療保険は入る必要なし、生保は家族が露頭に      迷う場合のみ入る

    chapter4  トクする制度をつかって実際に買ってみる
    NISAは得。株を買うなら使える分だけ使うのが良い。NISAの枠でインデックスファンドの国内と海外を買うのが良い。

    chapter5 確定拠出年金
    確定拠出年金(とは、企業年金だが個人が運用する年金のこと)制度的に得なので使えるならば絶対使ったほうがよい。

    お金を増やすので一番大事なのはきちんと働くこと。最強の投資は仕事のスキルを身につけること

  • 非常にわかりやすく読みやすく、お金(投資)未経験者&これから少しやってみようと思う人に最適な本。

  • 投資信託は手数料が安いインデックス系を、というような単純なコツが満載であった。

  • 「世の中には知ってるだけで得することがたくさんあるの」という筆者の主張の基、基礎的な知識として知っておくべき内容が網羅されている。またその内容を補完する根拠も述べられており非常に説得力のある内容だった。
    例えば、家族がいない人にとっては「保険は損な賭けである」というのは知っていたが、なぜ損なのかというのを高額療養費制度以外の観点(下記の2点)からも解説しており分かりやすかった。

    ・あらかじめ詐欺にあうことを想定して保険料は決められている。
    ・保険料の半分は人件費や広告費に使われている。

  • わかりやすい。超初心者向けに必要最低限なことのみを会話形式で解説。でもこの手のものは時間が経つと役立たなくなってしまうもの。3年前の情報はもはや古いかも。

  • Kindle Unlimited

  • とても分かりやすく投資の入門書に最適。
    貯金をリスクをとっていいものを一気に投資するのは怖いと感じたが、機会損失を考慮すると選択肢の1つになると思った。

  • 分かりやすい!

    株、先物、FX・・興味なし。
    だって、損しそうだし、よくわからないし
    何がいいかはっきりしないし。
    本業が忙しいし。

    そんな人(私)でもざっくり流れが分かる本。

    ①ネットの証券会社に口座を開く
    SBI証券 楽天 マネックス
    人件費がかかっていない分手数料がお安い。

    ②個人向け国債 変動10年型を買う
    国より先に銀行がつぶれるはず。
    だから銀行より国債の方が安全。

    ③NISAに口座を開く
    国内ものと海外ものを半々で買うとよい。
    上場インデックスファンドTOPIX
    ニッセイ外国株式インデックスファンド

    ④確定拠出年金では
    外国株式インデックスファンドを割り当てる

    日経平均株価、TOPIX、インデックスファンド
    なども分かりやすく教えてくれているあたり
    素人に優しい本でした。

  • わかりやすくてすぐ読める。
    保険がギャンブルっていうのはすごく納得。
    薄い確率に掛けてるんだから。
    あと、美味しい話には裏がある。
    自分で考える、情報収集するのは大切だなとつくづく思う。この一冊で終わるようにしないのが大切

  • プライムリーディングで読了。
    ほんとに初心者向けで読みやすい。
    保険は入らない、持ち家は金利で損などはまさに知るべき知識。
    投資信託で5%増える理由が説明されてないのと、やりたての人は日々刻々と値動きチェックして右往左往するから、そこのフォローが必要だったのではないかと思う。

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著者プロフィール

経済評論家、楽天証券経済研究所客員研究員。株式会社マイベンチマーク代表取締役。1958年、北海道生まれ。東京大学経済学部卒業、三菱商事入社。その後、野村投信、住友生命、住友信託、メリルリンチ証券、UFJ総合研究所など12回の転職を経て現職。雑誌、ウェブサイトの連載やテレビ出演多数。『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』(文響社刊・共著)、『マンガでわかる シンプルで正しいお金の増やし方』(講談社刊・共著)など著書多数。


「2022年 『マンガでわかる 世界でただひとつの株式投資入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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