守り人シリーズ電子版 1.精霊の守り人 [Kindle]

著者 :
  • 偕成社
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本棚登録 : 343
感想 : 20
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感想・レビュー・書評

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  • ドラマとほぼ同じ進行かな。ドラマの足りない部分を補ったり、逆にドラマの方が台詞で多くを語っているところもあったけれど、良かった。完全に綾瀬はるかと東出昌大、吉川晃司で読んでしまってる。

  • やっと読めた~
    ずっと読んでみたかった子のシリーズ。
    図書館の児童書コーナーで見つけたのだ~

    テレビドラマでの印象が強くて、登場人物をついついドラマの役柄に当てはめて読んでしまうけど。
    そこに収まりきらない物語の展開に、惹き付けられる。
    バルサ、かっこいい~♪

  • 前々から読みたかったのにKindle版がいつまで経っても出ないので、しびれをきらして図書館で借りて読んだ。

    このシリーズの2人の主人公、バルサとチャグムが出会うきっかけになったお話。

    - 追記 -
    そしてついに出たKindle版を買って久しい今やっと登録(笑)。

  • 中学の時、シリーズを一気に読んだ記憶があり、10年ぶりに再読。

    中学生の私、見る目ある〜!やっぱり面白い!
    これを揃えてくれてたのは担任の先生だったなあ。ありがたいです。
    大人になっても面白い。まだまだ先があるので、折を見て一気買いしたいな。

  • 森羅万象ファンタジー
    皇子に宿った「水の卵」の謎を探求することになった、女短槍使いのお話


    めっちゃ面白かった!
    バルサかっこいい!

    現実世界の舞台と、もう一つ隣り合わせに存在する世界っていう設定が面白かった。二つの世界上で繰り広げられる、アクションが読見応えあった。

    神秘的な描写が多く、世界観がとても好きだった。

    設定だけで、のめりこんでしまうような
    ワクワク感がある。
    水の守り人、精霊の守り人、の謎、とか
    主人公の過去とか、王子に起きる神秘的な現象の連続
    見入ってしまった。
    そして最初、児童用として売られていたみたいで、どの世代が読んでもわかりやすいし読みやすい。

    面白かった!また読みたい!





    新ヨゴ王国では、200年前に水妖を倒したとされていたが、200年たった現在、第二王子に水妖に起こる現象が起きた。帝は国を守るため第二王子を殺そうとしたが、そこへバルサという短槍使いがあらわれ、王子と2人で逃げることになった。次々と来る追っ手、光の現象、2人、そして世界の運命はいかに!

    森羅万象、大自然を感じる
    壮大さを感じる。良かった

  • ファンタジーものの小説で、主人公と偶然出会った宿命を負った皇子が、いろんな人たちに助けられてそれに立ち向かっていくという、骨子としては王道の内容ですので、読んで読みやすかったです。しかし、その根底に流れている物語の芯(世界観など)は非常にしっかりされており、著者の文化人類学者としての治験がいかんなく発揮されていることを感じます。特に料理が出てくるところの描写が密に入っていて、聞いたことのないファンタジー世界の料理なのに、詳細にイメージができるところなどすごいと思わされました。
    異世界の人々というもののイメージも具体的に出来るような内容で、まるでその世界に行ったかのように感じ取ることができました。このような小説もあるのだと思いました。

  • 児童文学の枠を越えた、大人のためのファンタジー。主人公バルサが苦難の人生を乗り越えてきた30歳の女用心棒という設定も、その年齢だからこそ発言に説得力がある気がする。第2皇子チャグムの成長も丁寧に描かれていて微笑ましい。
    他の上橋さん作品と同じように、ストーリーに引き込まれて、あっという間に読了。
    2016年3月からNHK大河ドラマ(主演・綾瀬はるか)で放送。映像化が難しい作品だけに、期待も高い。

著者プロフィール

作家、川村学園女子大学特任教授。1989年『精霊の木』でデビュー。著書に野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞ニッポン放送賞を受賞した『精霊の守り人』をはじめとする「守り人」シリーズ、野間児童文芸賞を受賞した『狐笛のかなた』、「獣の奏者」シリーズなどがある。海外での評価も高く、2009年に英語版『精霊の守り人』で米国バチェルダー賞を受賞。14年には「小さなノーベル賞」ともいわれる国際アンデルセン賞〈作家賞〉を受賞。2015年『鹿の王』で本屋大賞、第四回日本医療小説大賞を受賞。

「2020年 『鹿の王 4』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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