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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (199ページ)
感想・レビュー・書評
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『〈ムムム〉は、庭先で両足を踏ん張って空を見上げていた。』からはじまる、心あったまる小説。
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この本は、人の背中を押してくれる本かも。
読みやすい文章や、個性のあるキャラ達など、入り口は入りやすいのに内容は深かった。
家族のこと、生きるということ、死ぬということ。
タイトルの意味がわかる一樹って話はボーイミーツガールって感じで良かった。ギフとテツコの関係性絶妙。そこに岩井が入っていくんだろうな。岩井さんも面白くていい人そう。飽きなさそう。一樹も素敵そうだけど。
雪だるまのキーホルダーの顛末好き。 -
設定を掴むのに時間がかかり、いつ読むのをやめようかと思いながら読み進めましたが、そこはやはり2014本屋大賞2位は伊達ではなく、いろいろな伏線や横のつながりは面白かったです。
一つの出来事であっても、立場や視点が違えば、違った見え方がするという、主人公を中心としない展開が心地よい読了感でした。
ドラマ化されているようなので、そっちも見てみたくなりました。
もっと早くに読めばよかったと思える小説でした。