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- / ISBN・EAN: 4548967258165
感想・レビュー・書評
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不況下にあえぐ漁村。今日もチョンジン号は、一発逆転の大漁を夢見て沖に出たが叶わない。
追い詰められた船長のチョルジュは、中国からの密航者を乗船させるという闇ルートの仕事を引き受けてしまう。
沖合で密航船と合流し、密航者たちをチョンジン号に乗り換えさせて陸へ運ぶ―簡単に見えた計画は、海上警察の捜査や突然の天候悪化に阻まれ、思いもよらぬ事態に陥って行く。
海に霧がかかる時、大漁を夢見ていた船員たちの運命の歯車が狂い始める…。
2001年に起きたテチャン号事件を戯曲化したものを、映画監督のポン・ジュノのプロデュースにより映画化
録画してたことを思い出し観たのですが 最近、キム・ユンソクをよく観ている
この方、この映画でもそうでしたが 目力がスゴイ!と思います
序盤はボロ船を大切にする船長さんなんですが 途中からラストにかけて もう狂ったような行動を取る演技がいつ観ても迫力があって怖くなってくるんですよ
ストーリー的にはあまり好みじゃない部分もあったけど 脚色されているのだろし 人間って究極な状態になったら 何をしでかすかわからないことがあるからあんな言動をする人もいるだろう
ラストのホンメらしき女性を見るドンシクの眼差しが なんとも寂しげというか虚無感というか…なんとも言えない気持ちになった詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
海にかかる霧
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この冒頭の船上での作業風景に出て来るモジャモジャ頭の人は「爆風スランプのファンキー末吉さん」とは別人ですよねぇ〜笑笑。似てる…笑笑
普段やってる漁でさえ日本の排他的経済水域を侵しているかも知れんのに、不漁だからと密航に手を染める…生きる為に止むを得ず…なのは分かる。だけどそれを唯々諾々と容赦する気にはならんですよ…
脱北者みたいだけど中国からの不法移民なんだな…船倉で全員死んじゃうのみてハビエルバルデムの「ビューティフル」を思い出した。同じじゃないけどなんか似てるよね…しかし生きる為に選んだ仕事が最悪の事態に直面…そうなると相手が死んでるとは言え、こうも情け容赦ない行動に出れるもんなのかな?
しかし、船長が正しいのか?青年が正しいのか?それを考えた時、僕は前者だと感じる。一時的な特殊な環境において恋慕の情を抱くことはあるだろうが、彼女や死んでいった者たちは、明確な目的があって密入国をやっているのだから、現実が平穏に戻ってしまえば…青年のことは一時的な感情でしかないと気づくだろう…船長や甲板長の行動が100%正しいとは思わないけれど、船や乗組員を考える上では彼らが正しかった。凄い物語だった。ラストシーンも余韻があってすごく良かったです。良い監督さんだな… -
ホントさぁ胸糞悪すぎる。船乗りの絆ってもっと固いものじゃないの?それが大して可愛くもない密航者の女のせいで…で結局
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すげー。冒頭からは予想がつかなかった予想がつかないほどのとこまで行くのが韓国映画の真骨頂ってやつすかね。さすがにちょっとこれは行き過ぎたような気もするけど。どの位の部分まで史実なんだろう。
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元あった事件を膨らませたもの
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韓国映画に慣れてきたので、初めの頃のうわーっていうのがなくなってきましたが、やはり日本人がやらない世界観ですね。
猟奇殺人ものやらせたら日本では敵わないですね。
ただこの映画は普通くらいです。