サーチ・インサイド・ユアセルフ ― 仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法 [Kindle]

  • 英治出版
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感想・レビュー・書評

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  • ■ひとことで言うと?
    毎日少しのマインドフルネスを習慣化する

    ■キーポイント
    - Search Inside Yourself の3つのポイント
    - 注意力のトレーニング
    - 穏やか&はっきりしたココロの土台
    - マインドフルネス瞑想で「今この瞬間」「評価しない」を実践する
    - 自己認識と自制のトレーニング
    - 自制 ≠ 情動の抑制
    - 情動を把握し、うまく付き合う
    - ココロの習慣創出のトレーニング
    - 「他者貢献」「幸せを願うココロ」を養う
    - 習慣になると、自己 → 他者 → 組織 へと思いやりが広がってゆく
    - EQ:Emotional Intelligence Quotient
    - ココロの知能指数
    - 自他のココロの動きを理解し、自分の行動を導く能力
    - 集中とは
    - 注意を払い続けている状態のこと
    - メタ注意によって注意が逸れたことに気づき、戻す

  • マインドフルネスをベースとして、どのようにして情動的知能(EQ)を高めていくのか、同名のGoogle社におけるトレーニングプログラムを開発した著者による解説書。

    改めて読み返してみて、注意力のコントロールの練習であるマインドフルネス瞑想がいかに広範囲に効果をもたらすのか、すごさを感じた。
    注意力のトレーニングにより、メタ認知が鍛えられ、鍛えられたメタ認知がEQの土台となる。

    やっぱりおもしろいなぁ。

  • マインドフルネスというとスピリチュアルなイメージがあったがグーグルの社員が書いていて現実

  • Googleで実践されているマインドフルネスの実践方法。
    さすがにGoogleというべきかEQのような情動的な能力も社内の啓発プログラムにいれている。
    成果を上げるためには「自己認識」が最も重要ということだろう。
    折に触れて読み返したい一冊

  • 読み終えることが始まりである本。
    実践あるのみ。瞑想をITの会社がなぜ推奨するのか、それが科学的にどう効果があるのかを語ってくれている本。
    さまざまな具体例を交えて紹介してくれているので、シーンを想像しながら重要性を学ぶことができた。
    マインドフルネスであることが、自己に、社会的に、どれだけプラスであるかが伝わったし、そうあることで、人生をより冷静に、ポジティブに、上手く生きられるように思う。

  • 読んでみたい、未購入

  • マインドフルネスと瞑想の重要性を説いた内容であるが、全体的に少し冗長に感じる。事例も豊富で説得力もあるので、マインドフルネスに興味がある方は是非とも読んで欲しい。

  • 瞑想のメリットについてたくさん書いてあったが、やや読みにくかった。瞑想のやり方については特段新しいと感じた事は無かった。2分で良いからやってみるというのが印象に残った。

  • 単なるスタディの羅列ではなく、示唆に富むマインドフルネスに対する考え方が知れるのがよい。ただ、翻訳が読みづらい箇所がしばしばある。

  • SIYは初期のGoogleの善良さを感じるプロジェクトだった。邪悪であるなかれというモットーは最近のGoogleでは薄れているような気がする。

    マインドフルネスを徹底的にトレーニングプログラムにして,そこに科学的裏付けをというのはとてもアメリカっぽい。ただし,その向こうに世界平和があることが,単なるメンタルスキル本とは一線を画する。

    マインドフルネス瞑想のプロセス
    呼吸をたどる→気が散る→再び注意を集中する

    「リラックスしていて,しかも隙のない状態」
    「命がかかっているかのように呼吸をする」
    「幸せなのは心の基本設定状態」

    瞑想は運動のようなもの
    「呼吸から注意がそれ,それをもとに戻すたびに,筋肉を収縮させるのと同じで,注意の「筋肉」が少し強くなる。」

    快楽<情熱<崇高な目標

    「私とまったく同じ」
    この人は私とまったく同じで,心と体をもっている。
    この人は私とまったく同じで,気持ちや情動,考えをもっている。
    この人は私とまったく同じで,これまでの人生で,悲しかったり,がっかりしたり,怒ったり,傷ついたり,うろたえたりしたことがある。
    この人は私とまったく同じで,これまでの人生で,身体的な痛みや苦しみも情動的な痛みや苦しみも経験してきた。
    この人は私とまったく同じで,痛みと苦しみから解放されたいと願っている。
    この人は私とまったく同じで,健康で人に愛され,充実した人間関係をもちたいと願っている。
    この人は私とまったく同じで,幸せになりたいと願っている。

    「愛情に満ちた優しさ」
    この人が人生のさまざまな困難を乗り切れるような,強さや資質,情動的支援,社会的支援を得られますように。
    この人が痛みや苦しみから解放されますように。
    この人が幸せになりますように。
    この人は私とまったく同じで,人類の一員だから。

    そして,私の知っている人がみな幸せになりますように。

    ※メッタ・バーナー
    私が健やかになりますように。
    私が幸せになりますように。
    私が苦しみから解放されますように。
    自分→好きな人→好きでも嫌いでもない人→嫌いな人

    マジックマッシュルームのマントラ
    彼らを愛せ。彼らを理解せよ。彼らを許せ。彼らとともに成長せよ。

    釣り合いのとれるネガティブな経験とポジティブな経験との割合は一般に1:3であり,婚姻関係なら1:5である。

    ウィリアム・ジェイムズ
    「そして,さまよう注意を自発的に繰り返し引き戻す能力は,分別や人格,意思の根源にほかならない。それなしでは,いかなる者も自分の主とは言えない。この能力を育む教育は卓越した教育だろう。」

    アインシュタイン
    「問題を生み出したのと同じ頭をもってしては,その問題は解決できない」

    レオナルド・ダ・ヴィンチ
    「人は己を支配する以上の支配権も,それ以下の支配権ももちえない。」

    デール・カーネギー
    「二年かけてほかの人に関心をもってもらおうとするより,二ヶ月かけてほかの人に心の底から関心をもつほうが,多くの友人を作れる。これはつまり,友人を作るには友人になるにかぎるということだ。」


    アリストテレス
    「ある考えを受け入れることなく,それについて考えられるのは,学識のある心のしるしだ」
    ブッダ(双考経)
    「何であれ,しばしば考え,思いを巡らせるものが,その人の心の傾向となる。」

    <参考文献>
    ・ダグラス・ストーン『言いにくいことをうまく伝える会話術』草思社,1999.
    ・ダニエル・ゴールマン『EQーこころの知能指数』講談社1996.
    ・ティック・ナット・ハン『<気づき>の奇跡ー暮らしの中の瞑想入門』春秋社,2014.
    ・ヨンゲイ・ミンゲール『「今,ここ」を生きるー新世代のチベット僧が説く幸福への道』PHP研究所,2011.
    ・ジェームズ・C・コリンズ『ビジョナリー・カンパニー2ー飛躍の法則』日系BP社,2001.

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