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- / ISBN・EAN: 4547462106926
感想・レビュー・書評
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(Wikipediaより)
『マネーモンスター』(原題: Money Monster)は、2016年にアメリカ合衆国で公開されたサスペンス映画である。監督はジョディ・フォスター、製作・主演はジョージ・クルーニーが務める。
<ストーリー> (Amazonより)
財テク番組「マネーモンスター」で、パーソナリティを務めるリー・ゲイツ(ジョージ・クルーニー)。
“ウォール街の魔術師"と称される彼は、毎回、巧みな話術で株価予想や視聴者へのアドバイスを番組内で繰り広げていた。
しかしこの日は、思わぬ事態が起こっていた。
上場したばかりのアイビス・キャピタルの株が急落し、損失額は8億ドル以上。
同社のCEOによると、コンピュータのアルゴリズムによる株取引が暴走した結果だという。
以前の番組でアイビスの株を勧めていたリーは、アイビスの広報担当者と中継をつなぎ、その理由についてインタビューしようとしていた。
その頃、テレビ局の搬入口から、配達業者を装って侵入する男がいた。
やがて男は「マネーモンスター」のスタジオに入り込む。
最初はリーの「仕込み」だと思ったプロデューサー兼ディレクターのパティ・フェン(ジュリア・ロバーツ)だが、男は突然、拳銃を出すとリーに突きつける。
さらに「放送を続けろ」と脅迫しながら、リーの体に起爆装置を巻き付けるのだった。
果たしてリーの運命は?そしてアイビス株の裏に隠された衝撃の事実とは?事態は、さらに予測不能の方向へと導かれていくーー。
海外ドラマのER救急救命室を観ている途中なのですが ロス(ジョージ・クルーニー)が出なくなってしまってちょっと寂しさから 出演している映画を観たくなったのでこの映画を観てみることに...
吹替えの声優さんもロスの声優さんと同じ方だったせいか ロスとダブってしまいながら観ていました。
日本ではあまり考えられないような投資情報番組で 生放送中の番組が乗っ取られ しかもリアルタイムでその状況が放送されているのに 野次馬たちは普通に番組を観ている。
犯人が射殺される映像も 何かドラマでも観ているように平然としていて 他人事のような今のこの世の中をとても表していると思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これは劇場で観賞しました。
NHKニュースだったかでジョディ・フォスター監督のインタビューを観て、これは劇場に観に行くべし!と思い今年6月に行ってきました。
2016年トライスター・ピクチャーズ。監督はジョディ・フォスター。
主演は、ジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツの2大ビッグスターに加え、犯人役のジャック・オコンネル。
そのほか共演としては、会社アイビスのCEO役のドミニク・ウェストや、その広報担当役員のカトリーナ・バルフ(とっても美人です!)や、テレビカメラマン役のジャンカルロ・エスポジートなど。
株式を扱うエンターテインメント番組『マネー・モンスター』の司会者であるリー・ゲイツ(ジョージ・クルーニー)は今日もノリノリだ。番組ディレクターのパティ・フェン(ジュリア・ロバーツ)は今日も彼を自制させるのに手こずっている。と、番組が始まってしばらくするとパティは不審な人物(ジャック・オコンネル)がスタジオの端の方にいるのに気がつく。そして、その不審人物は生番組中に拳銃をもって番組に介入してきたのであった。彼は、前日に大暴落した企業アイビスの株式に全財産を賭けていたのだ。アイビス株を買いだと番組で主張していたリー・ゲイツに復讐するために・・・。
なかなか面白かったです。次々とテンポ良く進行する物語に目が釘付けでした。
物語自体は人質立てこもり事件をベースにしつつ、物語全体では株暴落の謎を探るというサスペンスとしても二重構造になっていて、ドキドキワクワクしながら観ることができました。
しかも、主演はジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツの2大スター。どちらもスターとしての存在感もさすがでした。
ジョージ・クルーニーは、おちゃらけキャラから次第に緊張感が高まりまともなキャラに変わっていくという流れをよく演じていたと思います。もともとおっさん顔ですが(笑)、緊張感のあるサスペンスなドラマにはよく似合っている顔ですね。(笑)
それに、ジュリア・ロバーツはもうおばさん顔のようにも思いますが(笑)、その美貌は健在で、ジョージ・クルーニーの相手役としてもぴったりな感じでした。ただ、ちょっとだけ残念だったのは主人公の一人として活躍していた割に、押しがいまひとつで、まあ、これは物語の構成上、そういう役だったということで仕方がないところですかね。
そして、今回の映画の最も重要な役どころである犯人役のジャック・オコンネルは、とっても良かったです。チンピラ風で、激情するは落ち込むはビビるはで、犯人の葛藤をとてもよく表現していたのではないかな。割とイケメンだと思うし、今後に期待したいですね。
あと、気になったところでは広報担当のカトリーナ・バルフが大変な美人でした。もっと観ていたかったです。いっそのこと脱いでも欲しかった。(笑)ジョディ・フォスター監督、そんなシーンを作れよな!(笑)
ただでさえ、人質立てこもり事件はハラハラドキドキする物語展開になりますが、ただこれだけに留まらず、2大スターを存分に活かすため、味付けがいくつもなされていたところは大いに見応えがありました。しかし、一番大きな味付けは2大スターではなくて、一部の人間にのみ莫大な利益をもたらす現代のマネーゲームに対する皮肉がそこかしこに溢れていたところでしょうか。ウォール街を痛烈に皮肉ったエンディングテーマ曲も聴きごたえ充分です。
ジョディ・フォスター監督によるアップテンポな展開と皮肉も散りばめた演出が楽しい映画だったと思います。 -
財テク番組「マネーモンスター」で、パーソナリティを務めるリー・ゲイツ(ジョージ・クルーニー)。“ウォール街の魔術師"と称される彼は、毎回、巧みな話術で株価予想や視聴者へのアドバイスを番組内で繰り広げていた。
しかしこの日は、思わぬ事態が起こっていた。上場したばかりのアイビス・キャピタルの株が急落し、損失額は8億ドル以上。同社のCEOによると、コンピュータのアルゴリズムによる株取引が暴走した結果だという。
以前の番組でアイビスの株を勧めていたリーは、アイビスの広報担当者と中継をつなぎ、その理由についてインタビューしようとしていた。
その頃、テレビ局の搬入口から、配達業者を装って侵入する男がいた。
やがて男は「マネーモンスター」のスタジオに入り込む。
最初はリーの「仕込み」だと思ったプロデューサー兼ディレクターのパティ・フェン(ジュリア・ロバーツ)だが、男は突然、拳銃を出すとリーに突きつける。
さらに「放送を続けろ」と脅迫しながら、リーの体に起爆装置を巻き付けるのだった。
果たしてリーの運命は?そしてアイビス株の裏に隠された衝撃の事実とは?
事態は、さらに予測不能の方向へと導かれていく。
ジョディ・フォスターがサスペンス映画の形で、悪質な金融業界の実態を暴く。
金融情報バラエティ番組の籠城事件の中で、自分が誤情報を流していたことに気付きウォール街の情報操作を追求するゲイツとパティの奮闘(行方不明のアイビスの社長やアルゴリズムの設計士にたどり着き真相を暴き事態の収拾に努力するゲイツたちの奮闘、特に視聴者にお願いしてアイビス株を買ってもらい株価を上げようとするなどの画策)、アイビス株の急落は本当にコンピュータのバグなのかの謎解き、リアルタイムサスペンスならではの生々しさが絶妙な傑作サスペンス映画 です。 -
ジョージ・クルーニー(制作も担当)とジュリア・ロバーツの豪華共演。犯人が登場してから俄然面白くなった。金儲けを面白おかしくエンタメ化しているテレビ番組と即興が大好物の人気MC。番組推奨の株に全財産をつぎ込んで一夜で失った男が番組に爆弾をもってMCを人質にしてライブ放送させる。テレビ局が犯人と交渉を始めるのも米国らしいし、一人の命の前にも株価は反応しなかったというのもリアルだし、MCと犯人の人生を点数化するのもテレビ的。しかし、犯人の境遇を聞き、警察の無謀な対応がわかっていつしかMCも株暴落の真相を知りたいと思うようになる。爆弾を抱えて街中を歩く2人を取り囲む野次馬たちも米国的。株暴落会社のCEOとのライブ中継も見どころ。そして悲しい結末の後には、何も変わらない日常が・・
社会派監督らしい、ジョディ・フォスターの2016年作品です。 -
生放送中のニュース番組をジャックするという派手な仕掛けのわりには、犯人の小者感がいかんともしがたく、何か大きな陰謀やどんでん返しがあるかと思いきや、ストーリー展開にはひねりも何にもない。結局、短慮なバカだったというだけではないか。唯一ワクワクしたのは、ジョージ・クルーニーが視聴者に訴えて株価を上げようとするところですけど、それもあえなく失敗して盛り上がらない。
ジュリア・ロバーツがただのディレクターなのに異常に頭が切れて、警察のかわりに事件解決に活躍しちゃうのもなんだかなぁ。 -
面白い。
片や学歴も社会的地位もなく、投資に失敗した冴えない男
片やテレビ番組の司会者として一定の地位は得ているが人徳のかけらもない俗な男
侵入者と人質と言う真逆の立場で相対し、互いに壮絶にしくじって、呆然、ドン底…
そんな二人が原因追求と生き残りをかけて共闘していく。NYを移動していく。警察も手出し出来ず、怖いもの見たさで野次馬が群がって来て、一発の銃弾で我に返っていく面白さ。
重大な犯罪行為なんだけど、全ての人たちがバラエティー番組の一部のようにしか感じていない様なんて慧眼で非常に面白かった。
終盤の三つ巴の場面も秀逸でした。
全てが決して、「馬鹿な負け犬」が繰り広げて来たリアリティショーが終了して、面白がっていた視聴者達が一瞬、翻って我が身を思った瞬間をとても上手く描いていたのには脱帽でした。
そここそがこの映画の一番肝心なところですね。
ジュリアロバーツ…老けないですね。未だにちょっとした表情がキュートでした。 -
GYAOで視聴。
カイルが何故放送局をジャックしてまで理由を知りたかったのかの背景が曖昧で、最後まで有耶無耶。ここが弱いので折角いいキャストで演出も良かったのに後味があまり良くない。タイトル通りのことを訴えたいならもっとアイリスのウォルトや、カイルの背景を描かないと。ジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツの組合せは、それだけで華があって良かったのだが、スゴク残念。 -
自信たっぷりな司会者や諫めるディレクターとの慣れたやりとりなど、よく見るパターンなのにカットのつなぎやセリフにたどたどしさがあってストレス……冒頭のTVショーの忙しい日常風景から一転、見知らぬ男が乱入するまでのシーケンスがそれにあたる。出鼻をくじかれ、演出面では最後まで満足はなかった。
この映画で、煽る一方で責任をとらないTVショーを批判したかったのか悲しい事件を引き起こさない布石にしたかったのか特にメッセージは考えてなかったのか、制作側の意図は計りしれない。ただドル箱スターに囲まれたなかで演じきったジャック・オコンネルさんの親御さんになった気持ちで観ていたら臨場感半端なかったので★3
字幕@BSプレミアム -
いまいちよくわからなかったけど、
ひとの言いなりでお金動かしてたら、
こうなりますよってか。
なんか笑えない。カイルが気の毒で。
実際、株で自殺するひともいるのに
リアルにカイルが撃たれたの観ても、
ひとつの映画でも見終わったかのよな反応で…。
TV show、面白く!さあ次は⁈
悪人をとっちめちん、したのは、清々しかったけど、
要はそこなんですよね。