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- / ISBN・EAN: 4547462110305
感想・レビュー・書評
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都内の劇場では立ち見まで出たという(限られた人にとってはの)話題作。よくできている。脱出ゲーム系のクローズド・シチュエーションものだが、練りに練られたシークエンスがこれでもかと盛り込まれ、タイトル通り「息もできない」緊張感が全編を貫くサスペンス。物語中盤からは、単なる脱出系にとどまらない展開が用意され、ラストまで善悪が二転三転する面白さ。思い付きだけで撮られた一発アイディアものの作品ではなく、すごく丁寧に仕上げられている。もっともっと評価を受けて良いし、サスペンス映画史にその名を残せるはずの傑作だけど、日本ではタイトルの分かり難さとホラーっぽいパッケージで損をしていると思う。実際「ホラー」という紹介のされ方もしているが、幽霊も呪いも出てこない純然たるサスペンス。☆4.5
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荒廃しきったデトロイトに住むロッキー(ジェーン・レヴィさん)、マネー(ダニエル・ゾヴァットさん)、アレックス(ディラン・ミネットさん)の3人はアレックスの父が警備会社に勤務をしておりセキュリティに詳しい事から日々、足がつかない程度の強盗を繰り返していた。ロッキーは育児放棄をする両親から妹と共にカリフォルニアへの脱出を夢見ており、マネーも一山当てたいと考えていた。そこで目を付けたのはある一人暮らしをしている盲目の退役軍人の家だった。その家の退役軍人は娘の事故死により莫大な示談金を持っているという事で当初はアレックスは反対をしたのだが、ロッキーの説得により3人は侵入をするのだが、それは恐怖の扉を開ける事となる。超人的な力を持つ盲目の退役軍人の抵抗、そして隠された秘密。3人の運命は!?
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大して同情されない盗人3人組。
はっきり言って、頑張れ盲目の元軍人、と思いながら見ていた。
盛り上げ方が単調なのはたまに瑕だったが、まずまずだな。
一人生き延びて、何事もなかったように過ごすのか、あの女の人は。
盲目の元軍人、リベンジするしかないでしょう。 -
ヨボヨボの狂った全盲の老人が襲いかかってくるかと思いきや、おじいさんイケメンやないかーい。
もっと狂気じみてほしかった!人間らしさとかあまりいらない!
スペルみたいな老人想像してたら違った。
表紙をサスペンス寄りにすると良かったかもなぁ。ホラー寄りにしちゃうと人間離れしたの考えちゃう。
面白かったけど!面白かったけどね! -
怖かった‥
ラスト、二転三転したなぁ
最後の表情、見えてるようで怖い。復讐があるような‥ -
空き巣で得たお金で貧困のデトロイドがから抜け出そうとする青年達が大金を隠し持つ老人の情報を掴んで忍び込む。老人は全盲だったが、青年達の一人を殺し暗闇の中残った二人に襲いかかる。。。
アイデアもさることながら、全体的なストーリー構成がうまい。目が見えない人が銃を持ってるだけでも怖いのに、途中の完全真っ暗タイムのもいい。慣れてる自宅なので動き早い。盲目の男も最初はただの正当防衛と見えて、だんだんと狂気と分かるのもいい。
目が見えないぶん闇に強いわけですが、見えないからこその弱点もあるわけでそのへんも面白い。最後の逆転はうまい。
ホラー映画のモンスターというのはある種の異形なわけで、これはそれを見事に描いた正統派ホラーなわけです。